名無し

ウチヤマユージ作品は「よろこびのうた」「葬送行進曲」を読んで、絵柄はポップなのに、ストーリー的には人間のダークサイドをエグってくるのが面白いなと思っていたので、週刊漫画ゴラクでの連載は相性がいいぞ!と予告から確信していました。

第1話ではクリスマスイブの新宿駅で無差別殺人事件を起こして電車に飛び込み自殺した犯人が「大島」であること、物語はその2年後から始まり、主人公はクリスチャンの男子高校生で、彼が住んでいる町に引っ越してきた謎の家族?も「大島」を名乗っていることは分かりましたが、まだ男子高校生と殺人犯の接点は明らかにされていません…。

短期集中連載って一体全何話なんでしょうね?ここからどこまでストーリーが展開してくのか不明ですが、ウチヤマさんのTwitterによると原稿はすべて描き終えてるそうです。とりあえずゴラクらしい作品だと嬉しいな。毎週楽しみにしてます!

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旦那さん?のことなんで「先生」って呼ぶんだろうとか、ちょいちょい不穏な場面はあるけど、まだまだ普通の日常だな。次から急展開するかな?

かわいそうな犯罪加害者家族の話なのかと思い始めてたけど、やっぱり何かが普通じゃないみたいだね…。

もろびとこぞりて
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葬送行進曲

葬送行進曲

嵐の夜、山道に迷た男は廃屋で一夜を明かす。しかし、廃屋と思われたその家には老婆が一人で住んでいた。さらにその家は「よくぞこれだけ!」と思われるほどのゴミに溢れたゴミ屋敷であった。行き場のない男と、どこへも行けない老婆。ワケアリの二人の孤独な魂が共鳴し……。前作「よろこびのうた」では実際にあった事件を題材に日本の問題をあぶりだしたウチヤマユージが、今作でもまた人の心の暗部を優しく掬う。

よろこびのうた

よろこびのうた

北陸の勝野市、田園地帯の集落で火葬場から老夫婦の焼死体が見つかる。警察は老老介護の末の心中と結論付ける。事件から半年後、東京で週刊誌記者をしている伊能は取材ため勝野市を訪れる。近隣住民の口は重く難航する取材のなか伊能は、地域の雑貨屋の駐車場に残る濃いタイヤ痕、焼死した夫婦が事件の半年前に車を買い替えたこと、挙動不審な小学生という三つの『不自然』に気付く。それは事件の深淵へ至る第一歩であった。

月光

月光

ヘルプデスクに9時・5時で勤める一見普通の青年・坂本。彼の自宅はひっそりとした郊外の一戸建て。そこには厳重に施錠された地下室があり、ワケあり少女との奇妙な共同生活が営まれていた。『松濤一家殺人事件』、『闇サイト』、『誘拐』、『筆談』──キーワードが導く異常な真実とは? コミティアで活動を続けてきた新鋭ウチヤマユージが、誰にも似ていないタッチで描く“日常系クライム・サスペンス”。

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