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この漫画の世界観では「女の子は恋をすることで開花して性徴する」ということになっています。ちょっとフェチっぽくてエッチな設定だな…と斜めに構えながら読み始めましたが、最終的には恋っていいな〜!恋って素敵やん?と思える感動がありました。
主人公は中学生教師の大草拓馬。未だに初恋の人である姫川いばらのことが忘れられずにいましたが、ある日そんな拓馬の元に10年ぶりにいばらが現れます!しかし、いばらは当時から性徴することなく少女の姿のままだったのです。そしてこう言います「私を咲かせて」と。
いばらの「身体は15歳だけど精神面は25歳の大人の女性」というギャップのあるキャラクターが面白さの醍醐味ではありますが、拓馬の教え子である女の子や男の娘が恋によって成長していく過程を見ながら、いばらが成長できなかった理由が明かされていってストーリが深くなっていくのが見所かな。