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小説家・暗藤が不治の病を患ったことでゴーストライターを務めることになった「複製機械人形(コピーロイド)」と呼ばれるアンドロイドの話。
主人の作風と異なる作品を描きたいと思い始めたコピーロイドは葛藤する。しかしその作品を見た主人の暗藤が、その作品が自分が小説家を目指した当初に書きたいと願っていた類の作品だった、コピーロイドを破棄せず生かすことに。
しかし周囲は暗藤の作品が書けないコピーロイドは不要だとして占い師に下げ渡す。
正直ストーリーはあんまり…って感じだった。
イヴの時間、AIの遺電子、恋するはぐるま、アンドロイドタイプワンなどなど。アンドロイド好きの人間として、ゴリゴリに無機質なのがアンドロイドの萌えポイントなのに見た目も性格も妙に人間っぽくて全然魅力的じゃなかった。(首輪のビジュアルは好き)
あと占い師が暗藤の同級生だったってのがすごく唐突。
そしてコピーロイドがいるような世界の小説家が手書きで原稿書いてるって違和感がすごい。
暗藤があえて手書き派なのだというエクスキューズがないから、物語の辻褄よりも手書きほうが絵になるからという演出を優先しているように感じて微妙だった。
好きな漫画として一番に「銀魂」を挙げてるので、本来はそういう作品が向いてるのかも?
絵がすごくきれいなので他の話も読んでみたい。
【RISE新人漫画賞 20年8月期佳作受賞作】病に伏した前衛的小説家・暗藤夕治に代わり、彼の思考や文体のクセを学習し、新たな「暗藤夕治作品」を執筆するための複製機械人形が造られた。最初は順調に仕事をこなしていた機械人形であったが、次第にオリジナルとの乖離に苦しめられて…?(ジャンプSQ.2021年2月号)