ずっと印象に残ってる
ジャンプらしくないと言えばそうだと思います。でも何故か読んだ当時からずっと印象に残ってて、掲載から7年ほど経った今でも時折思い出しては、あったかいような切ないようなそんな気持ちになる作品で、上手く言葉には出来ないけど個人的にはとても好きです。ジャンプは毎週紙で買っていて一定期間保存したら捨ててしまうのですが、この読切だけは切り取って実家に保管してあります。
「約ネバ展」開催&実写映画公開直前記念!!2号連続特別番外編読切第一弾センターカラー36ページ!!(週刊少年ジャンプ2021年1号)
シスター・クローネのシスター養成学校時代の物語。「シスターに上がれるのは1人だけ」となったときに農園時代の親友セシルとともに脱走を目指す…という筋書き。
本編で彼女がが遺した「この世界をぶち壊せ!」というセリフの味わいが倍増するスピンオフです。
人間同士の蹴落とし合いを描くことで、シスターやママと呼ばれる存在がどう生まれたのか、彼女たちの生き様に厚みが出るいい外伝だなと思いました。強い絆で結ばれていたエマたちの裏側を描いているというか。
セシルの行動、思いが二転三転する展開も約ネバの魅力全開って感じでよかったです。ラスト切ない。。。