名無し

子供の頃の、些細ではあるけど大人になっても決して消えない心残りってある。大抵の場合は、死ぬまでそのままか、自然消滅するかだろうけど、この話ではちゃんと決着がつくところがものすごく気持ちいいし、感動した。

言葉の通じない異国の人間に親身になることって結構難しい。どうしても子供に対する態度みたいになってしまいがちで、相手の人となりを知るに至るまではかなりの時間が必要。
出会ってからたった4ヶ月で、友達といえるのかも微妙な関係のまま別れることとなってしまったウィリアムとノゾム。大人になってから再会したとき、当時は見えなかった(見ないようにしていた)事実を知ることに…という話でした。再会によってあの一緒にゲームしたりした短い日々が宝物に変わったんだと思うと、泣けます。

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たいゆあしゅーず
Tie your shoes
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とつくにとうか -幕末通訳 森山栄之助-

とつくにとうか -幕末通訳 森山栄之助-

鎖国の時代、通訳者は「通詞(つうじ)」と呼ばれた。真面目で熱心なタイプの森山少年は、時々空回りしながらも 考え続けて伝える努力ができる、期待の通詞見習い。彼はやがて成長し、後にペリーやハリスとの交渉の場に立ち会う 幕末外交の影の功労者となる! 幕末時代の最先端の仕事の中で笑い、泣き、時々傷ついてもまた顔を上げ、職業人になっていく。強くて優しい、幕末のお仕事ヒューマンドラマ!

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