です(完)。これだけだとあまりにもなので本書の基本構成を補足すると以下の通りです。

◯左ページ:オチでアザラシが飛んで行っちゃう4コマ漫画
◯右ページ:オチを補足しつつなんかそれっぽいことをなんでか英語で言う扉ページ
◯左ページ左下:から徐々に浮上してくるアザラシのパラパラ漫画

この4コマ+トビラのコンテンツを基本にしつつ巻末ショートエピソードも読めちゃうという一冊。『100ワニ』のユルいノリと、たまに見せる鋭さが好きだった人にはこちらも読んでみてほしいです。英語の勉強にもなるし。

とにかくアザラシが何かの拍子に掴んでいたものから手を離して飛んで行っちゃうシチュエーションの豊富さが笑えます。そんなに手を離して飛んで行っちゃうことある?ってくらい飛んで行っちゃう。自分は燃え盛るビルから脱出するのが一番好きかな。

という具合に傍から見てると面白い生き物なんですけど、よく考えたらかなり悲壮な存在でもあることがふとした瞬間に感じられたりもします。
表紙でアザラシが掴んでいる「足を置く場所がないセグウェイ」みたいなやつも、何かを掴みつつ移動するための欠かせないアイテムなんですよね。そんなんお前以外に必要とするやつおる?みたいな「切実さ」が感じられるというか…。
思いを寄せるうさちゃんとも思うように一緒に居られないもどかしさが描かるなど、実は彼だけが感じる孤独が真のテーマ…なのかもしれませんね…わかりませんが…。

余談ですが私が調べたところ59話ある4コマのうちオチで飛んで行っちゃわない回が13回ありました。飛んで行っちゃわない回に遭遇するだけで「おっ、ツイてるな」という気分になれるのでちょっとお得です。

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