あらすじ

行きたい時は、ピューっとどこかに行っちゃおう。『100日後に死ぬワニ』のきくちゆうきがおとどけする。あなたの心にふわっと入り込むPOPでCOOLなアザラシの物語。描き下ろしスペシャルエピソードと、パラパラ漫画も大収録。
何かを掴んでないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシ
行きたい時は、ピューっとどこかに行っちゃおう。『100日後に死ぬワニ』のきくちゆうきがおとどけする。あなたの心にふわっと入り込むPOPでCOOLなアザラシの物語。描き下ろしスペシャルエピソードと、パラパラ漫画も大収録。
100日後に死ぬワニ

100日後に死ぬワニ

日本中が見守った100日間、待望の書籍化 あたりまえ。だから、愛おしい。1匹のワニの、なんでもなくて、かけがえのない毎日の記録をぜひお楽しみください。Twitter累計1000万いいね!超えを記録した100日間の本編に加え、0日目や100日後の後日譚など、ここでしか読めない描きおろしも28ページ収録!
SUPERどうぶつーズ

SUPERどうぶつーズ

ねずみのトニー、うさぎのコニー、ぞうのポニー。どうぶつの街「ビッグシティ」に住む、いつも仲良し3人組の「どうぶつーズ」。年の頃は、トニー(27)コニー(27)ポニー(29)である。どうぶつーズの仲間はみんなしっかりとした職を持ち毎日せっせと働いている中、いまだバイトしているどうぶつーズの3人。彼らが常々口にする言葉といえば「…そろそろ俺らやばくね?」しかしそんなどうぶつーズにも大きな夢が! その夢とは遊んで暮らせる大テーマパークを作ること。バイトだけでそんなの作れる訳がないっつーのに今日も変わらずモデルに雑用、デリバリー。様々な出会いと経験を積んで夢に向かうどうぶつーズ。行け! どうぶつーズ! 2016年9月よりリイドカフェで連載された作品に大幅な加筆修正を施し全274ページの大満足ボリュームにまとめたキモカワコメディの決定版です。
何かを掴んでないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシ
何かを掴んでないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシの話
何かを掴んでないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシ きくちゆうき
名無し
です(完)。これだけだとあまりにもなので本書の基本構成を補足すると以下の通りです。 ◯左ページ:オチでアザラシが飛んで行っちゃう4コマ漫画 ◯右ページ:オチを補足しつつなんかそれっぽいことをなんでか英語で言う扉ページ ◯左ページ左下:から徐々に浮上してくるアザラシのパラパラ漫画 この4コマ+トビラのコンテンツを基本にしつつ巻末ショートエピソードも読めちゃうという一冊。『100ワニ』のユルいノリと、たまに見せる鋭さが好きだった人にはこちらも読んでみてほしいです。英語の勉強にもなるし。 とにかくアザラシが何かの拍子に掴んでいたものから手を離して飛んで行っちゃうシチュエーションの豊富さが笑えます。そんなに手を離して飛んで行っちゃうことある?ってくらい飛んで行っちゃう。自分は燃え盛るビルから脱出するのが一番好きかな。 という具合に傍から見てると面白い生き物なんですけど、よく考えたらかなり悲壮な存在でもあることがふとした瞬間に感じられたりもします。 表紙でアザラシが掴んでいる「足を置く場所がないセグウェイ」みたいなやつも、何かを掴みつつ移動するための欠かせないアイテムなんですよね。そんなんお前以外に必要とするやつおる?みたいな「切実さ」が感じられるというか…。 思いを寄せるうさちゃんとも思うように一緒に居られないもどかしさが描かるなど、実は彼だけが感じる孤独が真のテーマ…なのかもしれませんね…わかりませんが…。 余談ですが私が調べたところ59話ある4コマのうちオチで飛んで行っちゃわない回が13回ありました。飛んで行っちゃわない回に遭遇するだけで「おっ、ツイてるな」という気分になれるのでちょっとお得です。