怖いけど視たい
興味深い事故物件を巡るホラー&ギャグエッセイ。事故物件は家賃は安いけど、怖いから実際は借りようとは思いません。でもこの漫画みたいに事故物件ばかりを探す芸人とかが、最恐の事故物件を探す企画としては非常に面白いです。実際、霊がさまようガチの事故物件って思っていたより多いのですね。
事故物件住みます芸人・松原タニシが東京で新居を探すことに! 条件はいわくつき物件! コスプレ霊能者・育代と怖がりな漫画家・おがたちえとともに殺人事件のあった物件や自殺のあった部屋など、今までにない最凶の家を求めてガチの物件巡りを敢行! タニシがメンヘラ女の霊に殺されかけたり、愉快なおじさんの霊にいたずらされたりと恐怖と面白半々の心霊体験も! このほかタニシ持ち込み企画である、いわくつきの首だけの人形「孔子」を霊視する回も必見! 「孔子」の意志によって、行方不明だった胴体を作ることになった新生「孔子」の驚きの誕生秘話は驚愕を通り越して感動!? 時に戦慄、時に爆笑の新感覚ホラーコミックエッセイ!
事故物件を共に巡るメンバーの中に霊能者の人が居るんですが、部屋に憑いている霊を自分に憑依させたりタロットを使ったりして霊の言葉を伝えていて、それがあまりにも簡単にというか普通にやってるので逆にちょっと胡散臭さになっている。でも多少大げさに描いてたとしてもノンフィクションなのは違いないはずなのでそのひとが相当能力高いんだろうなと思います。事故物件住みます芸人より、その霊能力者の方がメディア向きなんじゃないでしょうか。
映画は怖そうですが、漫画は怖くないです!