鶴岡城下の最上川木流し人足をしていた砂田の鉄。極悪非道の暴れ者として悪名が高かったが、茶店で働く娘・志乃と恋に落ち、夫婦の誓いを交わしてから、人が変わった様に仕事に打ち込むようになった。しかし酒井藩の伐採方組頭の凌辱から志乃を助けようとして、その結果藩士二十余名を殺害してしまう。武家殺しとして追われる身になった鉄は、山野を彷徨い湯殿山派注蓮寺に逃げ込んだ。鉄を匿った名僧寛能和尚は、鉄を仏門に入れ、「鉄門海」と言う名を与える。仏教修業に一生を捧げる決心をした鉄は、追ってきた志乃を思い切るため自らの一物を切断した。江戸では眼病に悩む人々のために、自らの片目を抉り取って平癒祈願を…。
意外なところに掲載されたマンガ情報まとめ
女性誌「週刊女性」に掲載されたとみ新蔵 鉄門海上人伝
これむちゃくちゃ傑作で好き
1970年代とはいえ女性週刊誌で連載してたとは思えない…!
笑っちゃうくらいインパクトありますね
「女性誌での劇画連載は、当初全く反応がなかったが徐々に反響を呼び、ついには女性読者の確かな支持を得、雑誌の部数増加にまで貢献した驚異の<感動の愛と誠の物語>である」
と書かれるくらい当時は人気だったようですね
部数増加?!!
主婦がそこまで支持するって絶対名作じゃないですか…。
すっごい気になるので読んでみます!
鉄門海上人伝
鶴岡城下の最上川木流し人足をしていた砂田の鉄。極悪非道の暴れ者として悪名が高かったが、茶店で働く娘・志乃と恋に落ち、夫婦の誓いを交わしてから、人が変わった様に仕事に打ち込むようになった。しかし酒井藩の伐採方組頭の凌辱から志乃を助けようとして、その結果藩士二十余名を殺害してしまう。武家殺しとして追われる身になった鉄は、山野を彷徨い湯殿山派注蓮寺に逃げ込んだ。鉄を匿った名僧寛能和尚は、鉄を仏門に入れ、「鉄門海」と言う名を与える。仏教修業に一生を捧げる決心をした鉄は、追ってきた志乃を思い切るため自らの一物を切断した。江戸では眼病に悩む人々のために、自らの片目を抉り取って平癒祈願を…。
とみ新蔵