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春菊さんの大腸がんが発覚したきっかけが、糖質制限ダイエットをしたらみるみる痩せたけど便秘がひどくて、不安になって病院に行ったら見つかったということだったので、糖質制限すると便秘になりやすいって聞くし、そのまま思い込んでたら見逃す可能性もあっただろうから、本当に早目に病院に行かれて良かったなと思いました。前書きに「60%以上の人はがんになるし、その半分はとりあえず治る」とあったのがなんだか心強く感じました。2巻からは人工肛門(ストーマ)になってからの生活についてのお話ですが、器具の説明も分かりやすいので人工肛門ってなんだろう?って思ってる人にはオススメです。戸惑いつつも段々と自分の身体の変化を受け入れて、病気以前よりも前向きになられているのがすごいです。長期連載されてるエッセイ漫画「私たちは繁殖している」も大腸がんになったことに触れているのですが、手術当日は平日で子供達は学校だし、5時間もかかるから付き添いを付けず、一人で受けたら病院の人が驚いてた…というエピソードは春菊さんらしいなと思いました。