ぶたぶたさんのタクシー乗りたい
表紙のかわいいぶたさんは、山崎ぶたぶたさんという男性です。ショップ店員だったり、シェフだったり、タクシー運転手だったり、真っ当に働く善良な社会人なのです。 というとめちゃくちゃファンタジックで他にもうさぎさんとかねこさんとか出てきそうですが、ぶたぶたさん以外は普通の人間しかいない世界のお話です。 このぶたぶたさんがとても真面目で優しい方なんです。人を責めたりもしない、説教じみたことを言うわけでもない、ただそっと寄り添ってくれるような方。 まんまるの目にぶたさんのお鼻がついているだけなのに、優しく微笑んでいたり心配そうに見つめていたりするのが伝わってくるのです。 その姿が今まで出会った優しい人たちの顔と重なるような気がして、心がほんのりあたたかくなります。 仕事や人間関係に疲れたときに読んでみると気持ちが穏やかになること間違いなしです。 駅の売店で牛乳飲んでるぶたぶたさん、かわいすぎる…!
同じくかわいいぶたの絵に惹かれて読んでみたところ、あたたかくて人間味に溢れていてジーンときてしまいました。
つかれた心に寄り添ってくれるようなすてきな作品ですよね。