物語の振り幅が広すぎる・・・それが良い・・・!
平和を望む主人公の前に、ふとした時に空から天使が降ってきて、周りの住民を巻き込んだドタバタコメディ、下ネタ多めだと思って読み始めたが、洋書に入る高画力→頭の悪い(いい意味で)内容、そこから更にSFチックなガチな設定→またアホな内容、と物語の振り幅がものすごい 水無月先生作品を通して読んでるのも、この振り幅にハマったのが原因・・・ 女の子は可愛いし、下ネタ多めなコメディ色が強い印象な作家さんだが、自分は唐突な真面目・SF的な内容が大好きで、急に高画力になったり、低画力になったりと、あっちいったりこっちいったりするのがもの凄く楽しめる そらのおとしものは、パンツが空飛んだり、乳のデカさを魚に見立てて釣りをしたりとはっちゃけてるが、そこからの唐突なガチストーリーはかなり楽しめます
下ネタ全開のギャグ漫画。着替えの覗きはおろか、主人公が魔法のような力で女体化して一緒にお風呂に入ったり、他にも様々なシチュエーションがいっぱいです。それでいて物語の本題はシリアスでもあって、真面目シーンとギャグシーンの切り替わりのギャップが凄いです。けれどそこに違和感を感じさせないストーリーとキャラクター。面白く、可愛く、格好良く、泣ける作品です。