道徳の教科書
命について考えさせられます。 世界を守るために15歳の少年少女が文字通り命をかけて戦います。 ロボット系の作品は結構好きなんだけど、この漫画は斬新です。 パイロットが使い捨てという事。 救われないよな。 悲しい物語です。 なんかエヴァっぽいよね
夏休み、過疎地の村へ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、海辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいた謎の男・ココペリと出会う。彼は自分が作ったゲームをやらないかと誘い、宇白可奈を除く14人の中学1年生が同意して契約を結ぶ。半信半疑で宿舎に戻った一同だったが、その日の夕刻、大きな物音と共に巨大ロボットが現れて…。
一人、また一人と、少年少女たちはロボットのパイロットとして戦い、勝利の直後に命を落としていく……。最初はなにも知らない状態からはじまり、死んでゆくごとに事の真相が少しずつわかっていく。となると、最初の方で死ぬのと、最後の方で死ぬのと、どちらが幸せなのか……考えてしまう。最初のワクは、ヒーローになるという高揚感と共に逝ってしまった。そうした気持ちで唐突に終わりを迎える方が、まだ幸せな気がする。