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著者が「はじめてペンで描いた」という、王道ラブストーリー読切。
ベネチアを舞台に、大学の交換研修制度で日本から来ている青年と、ダンサーの女性の短い恋が描かれる。
デートでも、彼女はかならずその日の最後のフェリーで家に帰る。家庭の事情が少々複雑そうだけど、お互いのプライベートには深く踏み込まない。
そして研修期間も終わろうという時、それぞれに自分なりの決意をして最後のデートの日を迎えるが…。
異国の恋というのは情熱的なイメージがあったけど、この話はあっさりと始まり、あっさりと終わる。期待はずれとかではなく、こういうこともあるか。と妙に納得…。
案外、このふたりが再会する可能性は低くないんじゃないかと思う。
最終便フェリーの汽笛は、男と女の終わりの合図か?それとも………(ビッグコミックオリジナル増刊2019年11月増刊号)