どこかにいそうな4姉妹の日常
時代を感じる描写もあるけど、やっぱり普遍的な4姉妹の日常4コマ。 変すぎないし可愛すぎない、個性的だけど身近にいそうなキャラクターが流石だなあと感じます。 ロマンチストな小説家の長女・ひとみ、ボーイッシュで体育会系の次女・ふたば、いつもぼーっとしている三女・みづえ、現実的でしっかりものの四女・よもぎ。 4人の関係性と人物像がちょっと読んだだけで伝わるのがすごい! 個人的にはつかみどころのないみづえがいちばん好きです。意外に賢かったりこだわりが強かったりするギャップにやられました。おでんパンツもかわいい。 ほのぼのしているけど現実的な話もあるし癒し系ではない、ありそうなのに唯一無二な作品だと思います。OL進化論も好きだけどかしましハウスも好きです。
これは哲学では…?!と思うような話がふいにあるのが秋月りす先生のすごさですね。人間の人生をわずか4コマで表現する程の力量で、このレベルに達してる人は他にいないんじゃないかな?
かしましハウスは個性豊かな4姉妹が主人公のお話です。私が特に好きなのは3女のみづえちゃん。マイペースな女子大生でいつでもどこでも寝ています。けれどもくじ運と商才があるのでお金持ちです。パンツはおでん柄。
姉妹の中でも地味な立ち位置だけど独特な味のあるキャラで、自分はみづえちゃんみたいな女子大生になりたいなと憧れていた。そしてある意味その夢は叶ったのだと思う。それが良かったのかどうかは分からない。