ネタバレ
名無し

読み始めは、背景作画の拙さや奇抜なネーミングセンス(渡辺ポンポコ、クソガキ小学校、死ね小学校など)が目に入り、ギャグ的な要素もありつつ、よくあるネグレクトやいじめがテーマなのかな、と読みすすめたあとの、あの救いようのないオチ。クラスの人気者だった小学5年生の女の子が辿る未来としてはつらすぎる。
人物キャラ描写は顔の描き方と独特ななで肩フォルムがかなり好きです。

どうしても作者が17歳であることを意識せずにはいられないのですが、やはり自分の経験、もしくは現在置かれている状況がある程度反映されているのかと想像してしまいます。あとタイトルが何を指してるのかも気になる。
浄土るるさんが伝えたいことは何だったのか…汲み取りたいと思いながらも難しいというのが正直なところ。
でも大賞を差し置いてこれだけ反響があったことは本人にも届いているはず。今後もなにか描いて発表してくれると嬉しい…。

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作者が伝えたいことって意味でいうと要は「いじめの構造」みたいなことじゃないでしょうか。ポンポコさんは子豆の善意を一度は受け入れたけど、結局はいじめられることよりもクラスで「生きる」方を選んだ。なのでポンポコさんの判断は一概に悪とは言えない。タイトルの鬼はその時に「心を鬼にした」という意味が含まれてるとかってに予想します。

鬼
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