名無し1年以上前編集格闘技だショーだ八百長だと何だかんだと 言われ続けてきたプロレス。 90年代の格闘技ブームや暴露本の出版等を経た結果、 最近ではショーやパフォーマンスとして扱われることが 多くなってきた感もある。 しかしかつてのプロレスは、 真剣勝負とファンタジーの狭間で 各人がそれぞれの思い入れと想像を広げて 楽しめる世界だった。 この単行本はプロレスファンであるコンタロウ先生が、 プロレスに対する様々な思いを作品化した短編集だと思う。 かつてプロレスは、単純に真剣勝負として語ったり 逆に八百長と決め付けて卑下したり、 あくまでも個人の趣味嗜好として楽しむだけだったり、 様々な人が様々な見かたをしていた。 そういう時代にコン先生がプロレスに対して 感じた思い入れや面白さを、様々なプロレスファンにも それぞれ受け入れられそうな各種の短編として 結実させた作品が収録されている。 プロレスは色んな意味で自由な世界で、 それぞれのファンがそれぞれの思いや好みや価値観で、 それぞれの楽しみ方が出来る世界だったんだ、 ということを感じさせてくれる単行本。23わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ力は持っているのに、勝とうという気迫が足りず、負けてばかりのプロレスラー・ペドロ。ついにレスラー失格の烙印を押されたペドロに、なんとスカルマンの代役として試合を行うという話が来た!超一流の覆面プロレスラー・スカルマンはペドロにとって憧れの存在。背格好が似ているという理由だけでスカルマンのマスクをはめさせられ、日本に旅立ったペドロだが…?続きを読む
格闘技だショーだ八百長だと何だかんだと
言われ続けてきたプロレス。
90年代の格闘技ブームや暴露本の出版等を経た結果、
最近ではショーやパフォーマンスとして扱われることが
多くなってきた感もある。
しかしかつてのプロレスは、
真剣勝負とファンタジーの狭間で
各人がそれぞれの思い入れと想像を広げて
楽しめる世界だった。
この単行本はプロレスファンであるコンタロウ先生が、
プロレスに対する様々な思いを作品化した短編集だと思う。
かつてプロレスは、単純に真剣勝負として語ったり
逆に八百長と決め付けて卑下したり、
あくまでも個人の趣味嗜好として楽しむだけだったり、
様々な人が様々な見かたをしていた。
そういう時代にコン先生がプロレスに対して
感じた思い入れや面白さを、様々なプロレスファンにも
それぞれ受け入れられそうな各種の短編として
結実させた作品が収録されている。
プロレスは色んな意味で自由な世界で、
それぞれのファンがそれぞれの思いや好みや価値観で、
それぞれの楽しみ方が出来る世界だったんだ、
ということを感じさせてくれる単行本。