国家ごとのキャラクターや文化性とかが出来上がってて、信頼できる世界観だって読む度に感じる。
最後道化が喋るあたり、オタクを嫌っているここ20年ほどの宮﨑駿像からは信じられないほど、SFエンタメ的で少し厨二的な演出が続く。おそらく当時、既視感を感じた読者もいたと思う。SFやアニメが好きなイチオタクとしての宮﨑駿が垣間見れる気がする。あの宮﨑駿ですらハリウッドSFなどから影響を受け、自分の中で世界観を再改変・まとめあげていた、という所に安心すら覚える。けしてパクっているとかではなく、宮﨑駿もいろんなエンタメの影響を受け、それを消化して創作しているのだという話。
ナウシカが可愛い
日本人なら、金曜ロードショーで絶対に見たことがある作品「風の谷のナウシカ」。 アニメしかないと思っていましたが、BOOKOFFで漫画版を見つけて購入して読みました。 ナタバレは避けますが、映画のナウシカは、漫画版のナウシカの10分の1ぐらいの部分しか描かれていません。 漫画版を読むと、深く物語を理解する事ができます。 共通している部分はナウシカが可愛いという事ですね。