化物語のエンディングでイラストとかを描いているウエダハジメ氏の漫画。きっとエヴァンゲリヲンみたいに地球の滅亡の危機を通した少年少女の成長が描かれるはずだったんだと思うが、残念ながら打ち切られてしまった模様。
特区と呼ばれる囲いのある街に住む少年少女とそこに降り立った美少女っぽいロボット(人が搭乗できる)が宇宙から飛来したロボットと戦う漫画。地球は侵略されているようで、さらには各国の間で戦争も同時に起こっているらしい。らしいが続いてしまう理由としては世界観の説明がほとんどなく察するしかないから。ここら辺に打ち切られてしまった要因があるのかもしれない。
たぶん世界観の説明や散りばめられている謎の説明はこれから行う予定だったんだろうが、それを待たずに連載終了。しかし、ここで終わるのかよ!と思わせ、もっと読みたかったと思わせる面白さはあった。だからこそ残念。どうやらウエダハジメ氏には続きを描くつもりがあるらしいからいつか続きが読めるかもしれない。打ち切られたと言っても変に「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方ではなく、続くのが前提で終わっているような終わり方なので、そういう宙ぶらりんに耐えられるのなら読むのをオススメする。個人的には嫌いじゃない内容だったし、この作品にファンが多いのもうなづけた。
終わりのない戦争が繰り広げられている世界で、クリオの前に降り立ったのは可愛らしい女の子の顔をした地球侵略ロボット!