谷口ジロー追悼番組の中で、未発表作品の構想があったことが語られていましたが、おそらく『光年の森』がその作品にあたると思います。

番組内では、「神社の大木が、遠く離れた森の木々と言葉を交わすという壮大な構想」と説明されていました。

90年代に『父の暦』の取材で、故郷の鳥取を訪れた頃から、既にその構想を考えていたそうです。

「ESPRIT JAPON 特別編 ~谷口ジロー追悼番組~“怪物”と呼ばれた男が遺したもの」

谷口ジローの追悼番組「ESPRIT JAPON 特別編 ~谷口ジロー追悼番組~“怪物”と呼ばれた男が遺したもの」が、3月20日24時30分からBSフジにて放送される。

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父の暦

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陽一が郷里を想うとき、いつも決まって想い浮かぶ情景がある。早春の早い午後、幼い陽一は父の営む理髪店の床の上に座りこんで遊んでいる。ぽかぽかと心地よい陽だまりの床。それはどうやら、かなり幼い日のもっとも心なごむひとときのように思われる…。父が死んだとの連絡を受けた陽一は、郷里の鳥取に帰ることになった。十数年ぶりの郷里はすっかり街並みが変わってしまい、なかなか郷里に帰ってきたという実感が湧かない。それでも実家に近づくにつれ、記憶にある景色が目につくようになってきた──。昭和27年4月、鳥取大火の炎によって焦がされた父と子の絆は!?鬼才が「犬を飼う」「欅の木」に続き、三たび挑む人生の機微!!