少女「あったかいや…」
全19巻 意外と短い幽遊白書
途切れ途切れで読んでいただけだったので、全巻読んでみた。 暗黒武術会編は面白いけど、それ以外はそこまでじゃないね。ただ各エピソードが短いのでサクッと読めていい。
マッチョ売りの少女
少女「マッチョはいりませんか〜」
戸愚呂弟「………………」
少女「マッチョはいりませんか〜」
戸愚呂弟「………………」
少女「はぁ、なかなか売れないなぁ。体もだんだん寒くなってきちゃった…なんだか眠たいや………」
戸愚呂弟
少女「あったかいや…」
むかーしむかーしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ柴刈りへ、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてくるではありませんか。
桃の中に入っていた戸愚呂弟
洗濯物に向かって飛び散る桃の果肉、呆気にとられるおばあさんを尻目に、筋肉の塊となり浮力を失った戸愚呂弟は川の底へと沈んでいったのだった…
ほんの10数メートルの橋など戸愚呂弟の前ではないものと同様です。
戸愚呂弟は天高く飛ぶと一息に殿様の首も取ってしまいました。
以来、国を追われることになった戸愚呂弟はお殿様がなぜ白に呼びつけたのか知ることはありませんでした。
竹取戸愚呂物語
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
名をば、さぬきの造(みやつこ)となむ言ひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかり剛の者、いと猛々しくゐたり。
翁言ふやう、「我、朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて、知りぬ。子となり給ふべき人なめり」とて、手にうち入れて家へ持ちて来ぬ。妻(め)の嫗(おうな)に預けて養はす。
そう、竹に収まっていたのは、10%の状態の戸愚呂弟だったのです。
赤ずきんちゃんと戸愚呂弟
赤ずきん「おばあさんはなんでそんなに体が大きいの?」
戸愚呂弟「それはね、筋肉が100%だからだよ」
赤ずきん「おばあさんはなんでそんなに体がカチカチなの?」
戸愚呂弟「それはね、筋肉が100%だからだよ」
赤ずきん「おばあさんはなんでそんなに…」
戸愚呂弟「筋肉がフルパワー100%中の100%だからだよ!!!!」
教師も手をやく不良の浦飯幽助。ある日子供を助けて事故にあい、幽霊になってしまう。予定外の死に閻魔大王は、生き返るための試練として、人の心を映す霊界獣の卵をかえすことを命じるが…!
教師も手をやく不良の浦飯幽助。ある日子供を助けて事故にあい、幽霊になってしまう。予定外の死に閻魔大王は、生き返るための試練として、人の心を映す霊界獣の卵をかえすことを命じるが…!