気軽に海外旅行などできなくなってしまった昨今。台湾は近くて遠い場所になってしまいました。
1年半以上にもわたり台湾旅行行きたい欲を抑えてきた皆さんにおすすめしたい、「台湾にどっぷり浸れるディープな台湾マンガ4作品」を紹介します!

 

2人の「台湾茶の父」による台湾烏龍茶の誕生物語!

異人茶跡(いじんちゃせき) 淡水1865』

張季雅(ちょう・きや)
発行: 2016年(日本)

▼クチコミ

👍こんな人におすすめ
台湾の歴史・お茶をもっと楽しみたい人

✨見どころ
・19世紀の台湾の人々の暮らしや文化・茶産業の丁寧な描写
(馴染みのない地名や用語には欄外に注釈が入っています)

・日本の読者にも馴染みやすい少年漫画らしいスッキリとしたカッコイイ絵

▼あらすじ
台湾土産の定番である「烏龍茶」が、全く見向きもされなかった時代、「台湾茶の父」と後に呼ばれる二人が残した足跡を、実家が茶農家の作者が描きます。

ひとりは、スコットランド籍の貿易商「ジョン・ドッド」。もうひとりは、廈門( アモイ)生まれの買弁「李春生(り・しゅんせい)」。ジョンは、台湾先住民の頭領の娘婿になりかけたという逸話も残る破天荒な冒険家。一方、春生は、天賦の商才を持ちながらも、慎重な性格で、敬虔なキリスト教徒。全く正反対の性格を持ち、もともとは台湾になんら縁のない異郷人の二人が共に台湾を訪れます。

台湾茶葉を世界中へ広げるその道のりは、けして平坦ではなく、困難の連続! 茶農家からは紅茶全盛の時代に烏龍茶なんか売れるわけがないと協力を得られず、地方官僚からも嫌がらせを受け、そして中国大陸のライバルとの勝負も待ち構えています。さぁ、台湾烏龍茶が世界に羽ばたく伝説の旅が、ここから始まります。

▼試し読み

 

日・台・洋が交ざり合う歴史ロマンファンタジー

北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)

AKRU
発行: 2019年(日本)

👍こんな人におすすめ
歴史好き、特に近代の活気あふれる懐かしい時代が好きな人

✨見どころ
・ミステリアスなオーナー

・当時実際に行われた歴史的なイベントや、歴史上の人物をもモデルにした魅力的なキャラクターたち

▼クチコミ

▼あらすじ
1935年の台北城は、夜であっても、眩しく奇異な輝きを放つ、夢のように美しい場所だった。そんな台北城の一角に、百畫堂という名のカフェーがひっそりと建っていた。
一階と二階には、甘いデザートに、氤氳な香り、その中を忙しく往来する女給たち。三階は、関係者以外立ち入り禁止となっている、店主の書斎。ここには、豊富な蔵書、多様な収蔵品のほかに、一般の人には見えない幽霊と妖精が潜んていて……。
『北城百畫帖』は史実にファンタジー要素を注ぎ、奇妙で懐かしい台湾を再現した作品。さぁ、あなたも当時の台湾に思いを馳せ、台湾の「昭和浪漫」に浸ってください。

▼試し読み

 

楽しそーー!!

台湾もぐもぐ二人旅

にしうら染
発行: 2019年

👍こんな人におすすめ
食べるのが好きな人、エッセイ漫画が好きな人

✨見どころ
・旅行のときにありがたい必要な荷物一覧

・メチャクチャ美味しそうな台湾ご飯とスイーツのイラストもりだくさん

▼クチコミ

▼あらすじ
小籠包、鹹豆漿、豆花、臭豆腐…台湾には美味しいものがたくさん! 2019年、夫婦二人で初めて訪れた台湾。ローカルフードと街歩きが好きな漫画家とその夫が台北市内(八徳路電気街、袖珍博物館、寧夏夜市など)、故宮博物院、金瓜石などを歩いた3泊4日の旅行を漫画にしたほのぼのコミックエッセイです。巻末には購入したお土産や飲み物、機内食などを詰め込んだイラストコラムも収録。

▼試し読み

【日本語版未発売】
翻訳出版クラファン中! 台湾発の百合漫画『綺譚花物語』昭和11年の台中市に、ひっそりと咲く少女たちの恋

『綺譚花物語』

星期一回収日/楊双子

▼詳細


▼クチコミ

▼あらすじ
昭和11年の台湾にひっそりと咲く少女たちの恋 台中市を舞台にした台湾発の百合漫画

▼作品ページ

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話題に出たマンガ一覧

4件
北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)

北城百畫帖(カフェーヒャッガドウ)

1935年の台北城は、夜であっても、眩しく奇異な輝きを放つ、夢のように美しい場所だった。そんな台北城の一角に、百畫堂という名のカフェーがひっそりと建っていた。一階と二階には、甘いデザートに、氤?な香り、その中を忙しく往来する女給たち。三階は、関係者以外立ち入り禁止となっている、店主の書斎。ここには、豊富な蔵書、多様な収蔵品のほかに、一般の人には見えない幽霊と妖精が潜んていて……。『北城百畫帖』は史実にファンタジー要素を注ぎ、奇妙で懐かしい台湾を再現した作品。さぁ、あなたも当時の台湾に思いを馳せ、台湾の「昭和浪漫」に浸ってください。
異人茶跡

異人茶跡

台湾土産の定番である「烏龍茶」が、全く見向きもされなかった時代、「台湾茶の父」と後に呼ばれる二人が残した足跡を、実家が茶農家の作者が描きます。ひとりは、スコットランド籍の貿易商「ジョン・ドッド」。もうひとりは、廈門( アモイ)生まれの買弁「李春生(り・しゅんせい)」。ジョンは、台湾先住民の頭領の娘婿になりかけたという逸話も残る破天荒な冒険家。一方、春生は、天賦の商才を持ちながらも、慎重な性格で、敬虔なキリスト教徒。全く正反対の性格を持ち、もともとは台湾になんら縁のない異郷人の二人が共に台湾を訪れます。台湾茶葉を世界中へ広げるその道のりは、けして平坦ではなく、困難の連続! 茶農家からは紅茶全盛の時代に烏龍茶なんか売れるわけがないと協力を得られず、地方官僚からも嫌がらせを受け、そして中国大陸のライバルとの勝負も待ち構えています。さぁ、台湾烏龍茶が世界に羽ばたく伝説の旅が、ここから始まります。
台湾もぐもぐ二人旅

台湾もぐもぐ二人旅

小籠包、鹹豆漿、豆花、臭豆腐…台湾には美味しいものがたくさん! 2019年、夫婦二人で初めて訪れた台湾。ローカルフードと街歩きが好きな漫画家とその夫が台北市内(八徳路電気街、袖珍博物館、寧夏夜市など)、故宮博物院、金瓜石などを歩いた3泊4日の旅行を漫画にしたほのぼのコミックエッセイです。巻末には購入したお土産や飲み物、機内食などを詰め込んだイラストコラムも収録。
試し読み
綺譚花物語

綺譚花物語

日本時代と現代、二つの時代を描く 台湾発 至上の百合漫画  昭和11年。「高等女学校」「日本への進学」「職業婦人」といった「新しい未来」が少女たちの前に輝かしく提示され、それでもその未来への扉を開くか否かの選択は決して少女たちの自由意思にはゆだねられていなかった時代。
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