マウンティング。それは笑顔の裏で繰り広げられる、女子たちの命がけのバトル!27歳・独身オタクの地味子。吉祥寺住みのインスタ子。大企業受付の港区子。既婚・子持ちの幸せママ子。それぞれの尊厳を賭けて、彼女たちは今日も「ランチ」という戦場へ赴いてゆく――。
「みんな私みたいにサバサバ生きればいいのに!」女性雑誌の編集部に勤める網浜奈美(28歳)。“私ってサバサバしてるから”を言い訳に、偏った主張をズケズケと繰り返し、同僚たちから疎まれていた。傍若無人にふるまっていたある日、奈美に天敵・本田麻衣(26歳)が現れる。美人で女子力の高い真性のサバサバ女・麻衣にイラつきを隠せない奈美。暴走する自称サバサバ女(通称:自サバ女)VS真性サバサバ女の戦いが始まる!
大ヒット作「ワタシってサバサバしてるから」の公式百合スピンオフが登場!サバサバしたいのにユリユリしちゃう…そんな網浜奈美を愛さずにはいられないーー!サバサバ女の頂上決戦、網浜さんと本田さんのトンチキぶつかり稽古をお楽しみください♪
「それハラスメントです!!」入社の挨拶もそぞろに、男性社員のセクハラめいた言動を厳しく指摘するのは、ハラスメントを絶対に許さない厳島岩子(きびしま いわこ)。岩子の入社した会社は、みな良い人ばかりだが何かがおかしい…。ふと隣の席を見ると男性社員が女性社員にスカートの短さを指摘している。また隣を見ると上司が「彼氏と別れたんだって?」と女性社員をデートに誘っている。…ゴゴゴゴゴゴ……岩子のハラスメントへの怒りで地鳴りがする社内。岩子、反撃開始の時間です!
フツメン・童貞・貧乏大学生の和也。そして住む家もなくなってしまった…そんな和也が美女だらけのシェアハウスに住むことに!?しかし、そのシェアハウスはまさかの恋愛禁止だった…。意気消沈する和也をよそに、無防備な美女たちの姿に翻弄される和也。そして、ある美女の”秘密”を知ってしまい!?果たして和也は美女たちの誘惑に抗うことができるのか――
「何でもします、先生のためなら!」シモベは気づいたら相手の要望に何でもこたえちゃう超下僕体質。憧れの出版社に入社したものの、雑用ばかり頼まれる日々。もう会社を辞めようと泣いていたある日、なんと人気作家の担当編集に大抜擢!喜んで作家のもとへ行くけど、なぜか鞭で打たれて「俺の足をなめろ」と言われて…!?一癖も二癖もある変人作家たちと、それに振り回される下僕シモベの漫画編集ライフスタート!
「お腹がいっぱいになるのは君の方かもしれない」憧れの上司に淫魔が取り憑いた!!?超超真面目営業マンの内瀬は、営業部エースの真面目堅物上司・外川を目標にして仕事に励む毎日を送っていた。だけど、ある日上司がインキュバスに憑かれて俺様ドSに豹変。「上司を助けたいなら抱かせろ」と淫魔(見た目は上司)に迫られ、人命救助のために抱かれることに!?抱かれてる最中も優しい上司と俺様ドSな淫魔に交互に翻弄されて…っ!!!?淫魔に取り憑かれた真面目上司と超超真面目健気部下のじれったい執着BL。
先祖代々大企業を経営する鷹司家の子息、鷹司壱成。誰もが認める完璧な男──と思われていた。だが、壱成には悩みがあった。それは“セックスで勃たないこと”! そんな壱成はある日、美しく聡明な女性・アキと出会う。ところが彼女は女装した男だった! デートの後でアキこと達川慊人に襲われ、真実を知った壱成は抵抗するも抱かれてしまい、しかもあんなに悩んでいたはずなのに、慊人のキスでいとも簡単に勃起させられて……。完璧な俺が男と…しかも抱かれる側だなんてあってはならない──!! 圧倒的攻めの女装男×主導権を取り返したい御曹司のジタバタ・ボーイズラブ
「私も早く八木さんみたいにかっこいいキャリアウーマンになるんだ!」新入社員・岸本美波は初対面でキラキラした八木に憧れる。仕事のできそうな先輩社員・八木夕美は治外法権の“棚上げ女子”だった──。ルールを守らない他人には鬼のように厳しい八木。しかし、自分のこととなると途端に甘くなる。そんな彼女の口グセは「ワタシはいいの、ワタシはね」。つぶされないで、美波!
「あんた神だ!オレに勉強を教えてくれ!」自分の性格に向き合えず勉強だけが取り柄で生きてきたアラサー会社員・詩織はふとしたきっかけで強面ヤンキー風男子・銀次の家庭教師をやることとなる。戸惑いながら銀次に接する詩織だったが、勉強に向かう真摯な姿勢、そしてその予想をはるか斜め上を行く銀次の実直な人柄に詩織のなかに温かい感情が生まれ始め、いつの間にか縮まっていく2人の距離感。詩織は銀次をきっかけに次第に自分へと向き合っていく―。
自分が他人に誇れるポイント(マウントとれるポイント)を、カードにして、カードバトルのように展開される様は、コミカルなのですが、実際やっていることはエグい感じが読んでいて楽しい作品でした。 友達同士でそんな練習なぞしてたりしますが、 ホントに友達なのか?と思いたくなることもしばしば。 しかし、SNSみていると、誰と、そして何のためにそんなことやっているのか不明な人いますよね。 特にツイッターとか。 どこどこ大学出身(大体、偏差値高い) どこどこ住み(大体、東京23区の高級っぽいとこ) どこどこ業界勤務(大体、高給とりなとこ) そして、モテる、モテない などなど なんか、疲れないのかな~? ネットでそんなことしてないでマンガでも読もうぜ! と自分なんかは思っちゃうのですが、 この本を読んで、どうしてそんなことをするのかわかりました。 そう、皆、自分の心を守るために必死なんです。 そうでもしないとやってられない現実と、 自分のイヤな部分と向き合うために必死なんす。 本作はそんなことを教えてくれました。 まぁ、正直、現実でそういう会話には加わりたくはないですけどね。