むごんか
あらすじ
留学生ソラヤがパリで青春の傷口をいたわりあった東欧の人、ジェルジに寄せる限りないノスタルジアを描く表題作「無言歌」をはじめ、「大江山花伝」「金銀折鶴」「ご意見無用の物語」など、ロマンの狩人木原敏江ならではの珠玉の5編を集めた傑作集です。
おうじさまがいいの
あらすじ
美形、百合太郎の遭遇する数奇な恋と冒険の物語は、日本、ペルシアをまたにかけ、王子、王妃、超能力者、盗賊、衆道、ハレム、暗殺等々、自由奔放な創造力が織りなすフィクションの醍醐味を満喫させてくれる。これぞコメディ!と呼ぶにふさわしい木原敏江の長編傑作です。
しろいもり
あらすじ
表題作「白い森」の他2本の中編で構成した木原敏江傑作集です。「白い森」は花とゆめ昭和50年8号に、ゴシックシリーズのひとつとして掲載された作品。「虹の歌」は週刊セブンティーン。「花ざかりのロマンス」は週刊マーガレットに掲載された作品です。