しーいずびゅーてぃふる
あらすじ
【ebookjapan限定特典付】少女たちが育てられる謎の施設・箱庭(ファミリエ)。そこで暮らす少女・くるみは、10歳の誕生日前夜に眠りにつくと、目覚めた時には14年もの月日が流れていた。知らない場所、成長した友人、失った記憶を巡る数奇な旅が幕を開ける。
ちょうじんえっくす
あらすじ
黒煙を上げ墜落していく飛行機が目撃された。それはどうやら“超人”によって引き起こされたものらしい。しかし、不思議なことにその事故は機体の損傷も少なく、何より生存者が「200名」もいた。高校生の黒原トキオと東アヅマは事故処理のボランティアの帰り、因縁の不良にいきなり絡まれるが…いつもと何か様子がちがう――
しゅくせいのげどくし
あらすじ
不治の病を癒す「解毒師」無慈悲に人を殺める「粛正人」二つの顔を併せ持つ龍脈の守護者・東谷龍青。善には救いを、そして悪には報いをもたらす男の生と死の物語が始まる。
りもでりんぐ
あらすじ
近未来。全世界的に出現した「超人」たち。人類は科学技術を駆使した武装「リモデリング」を駆使し、その脅威を克服した。そして今、世界は反転し、超人は差別の対象となり、息を潜めて暮らしている。超人の少女、リアンナ・ヒルデブランドはある日、正体が発覚し捕まってしまう。絶望の底にいたリアンナを待っていたのは更なる絶望、リモデリングによる超人殺戮ショー「リモデリングバトル」への参加だった――。
てんせいごぶりんだけどしつもんある
あらすじ
面倒見がよく、それゆえに貧乏くじを引きがちなサラリーマン・八神彰は休日出勤の帰宅途中、車道に飛び出した子供を庇って絶命した…はずだったが、目を覚ますと異世界で異種族“ゴブリン”に転生していた。ゴブリンの寿命はわずか7日。しかし、転生時に与えられたスキル【人間80年】によって長寿を得たアキラは、先立っていく多くのゴブリンからスキルを受け継ぎ、更には瀕死の魔王から最強の固有スキル【弱肉強食】を継承し、異世界で頭角を現していく――!! 「異世界無双」の決定版、ここに開幕!!
たみことゔぃじゅあるけいと
あらすじ
【デジタル版限定!「となりのヤングジャンプ」掲載時のカラーページを完全収録!!】いっそこのままいなくなれたのなら――雨降る鈍色の空の下、少女が心の中で呟いた時封印されたヴィジュアル系の逆襲の鐘が鳴る! 世間が求める道を歩めなかった君に届けたい、漫画界の獣道を往く怪作ここに誕生!!! ガール・ミーツ・ダークネス ヴィジュアル系ロードムービー開幕!!
こっくりまじょさいばん
あらすじ
ゲーム界の新進鬼鋭・シナリオライターとマンガ界の鬼稀輝才が手を組んだWEBで超反響の話題作! 10代少女達にプレイさせる“こっくりさん”דマジョ裁判”in 閉鎖教室。純粋、狡猾、騙し合い? カワイイ怖い計測不能!! 誰も見たことがない(断言)殺意爆発・DEATH・ゲーム・スタート・です!!!!!
でんせつのれべるいちゆうしゃ
あらすじ
呪いを受けてレベル1になった勇者と魔王。世界平和と世界征服、それぞれの望みを果たすべく最弱にして最強の二人が手を組んだ。呪いを解くための冒険が今、ここに始まる――! レベル1でも勇者は最強! 新感覚最弱系最強ファンタジー
久々に興奮しました。 SFっぽくもあるのですが、ミステリっぽくもある本作。 その内容ですが、、 謎の研究施設・箱庭(ファミリエ)で暮らす少女たち。 彼女たちは10歳になると成績にならって「組み分け」という将来の進路がきまってしまう。 それぞれ「芸術」「学術」「生産」「労働」の4つ。 芸術・学術はまだわかりますが、「生産」は子供を数年おきに産まされる、「労働」は何らかの実験の被検体となる可能性もあるという、なかなかエグい設定。 主人公は、そのファミリエで暮らし、幼なじみで憧れの存在・光里(ひかり)と同じく「芸術」への組み分けを目指す少女・くるみ。 光里と同じ進路にいけるように日夜努力していたが、10歳になる直前、目を覚ますと14年の月日が流れてしまっていた。 傍らにいたのは、ファミリエでくるみに対していつも嫌味を言ってきた成績優秀の清香(さやか)。 なんでも10歳の誕生日直前にファミリエで事故が起き、その衝撃でくるみは眠るたびに記憶がリセットされてしまうのだという。 つまり1日しか記憶がもたない状態。 清香が言うには、上記のファミリエの事故のせいで行われるはずだった「組み分け」が免除されて、ファミリエから出て外の世界で暮らすことが許されたのだという。 戸惑うくるみに、清香が寄り添う。 かつて何かと突っかかってきた姿はそこにはなく、1日で記憶がなくなるわけですから、14年もの間毎日毎日、同じ質問に同じ回答で献身的にくるみに接してきたという。 そこに何か違和感を感じたくるみ。 夜に、飲まされそうになったクスリを飲むフリで飲まなかったら、記憶がなくならなかったことに気づく。 そこから徐々に清香に不信感をいだき、過去の自分が書いたであろうメモ 「清香を信じるな」 と、庭の木の下にあった謎の白骨死体。 清香の真意が何かわからず恐怖し、その家から出ていこうとする、くるみ。 しかし、「組み分け」が免除されたと言われていたはずだが、くるみは、外の世界ではおたずねもので、一般市民から狙われることに・・・という怒涛の展開。(長い) こんな感じで、最初は、ファミリエという強制子育て施設みたいなSFっぽい話かなとおもったら、一気に年数が過ぎて、そこから清香の謎の言動からミステリっぽくなり・・・次から次へと驚く展開に、読む手がとまらなかったです。 今後の展開が全く予想つかない、1巻の終わりもいい。 記憶が都度なくなるループをやっていくのかな? また、タイトルや最初の女性だけの世界に百合っぽさを期待しましたが、その点は現状あまりなかったので、ご留意ください。 何にせよ、SFミステリが好きな人にはおすすめしたい作品です。