愛する組を解散に追いやった敵対組織・田羽良組に復讐を誓った極道・榊原真次(32)。田羽良組に近づくための潜入先に選んだのは──お花屋さんだった!?お試しバイトとして雇ってもらうも、極道節が抜けずクビの危機に陥ってしまう。ピンチを救ってくれたのは、榊原の花を愛する心だった!?「さみしい時、つらい時…そういう時に花は人の心を慰めてくれるんだ!」花を愛しすぎる店員としてSNSで大人気に!?気になる同僚とも急接近!?果たして榊原は、正体を隠したまま田羽良組に復讐することが出来るのか──!?
堀内定虎54歳。かつて新宿・歌舞伎町でその名を轟かせた伝説の男“タイガー”は今、とある田舎の町の銭湯“虎之湯”の番頭をしていた。そんなタイガーの前にひとりの少年が現れて告げる。「あなたは僕の父親です」俺が、父親!?「だけど僕は絶対に認めません!」父親、失格!? 笑って笑って、ちょっとホロリなヒューマン子育てドラマ。
仕事上のトラブルが原因で休職中の咲間実弥(30)。職場からの呼び出しに向かう途中、現実逃避の気持ちもあってVRカフェのモニターを引き受けることに。参加者は計3名。フードを深くかぶったゲーム好きの男と場違いな雰囲気の訳アリっぽい女も加わり、一緒に地下の部屋に案内される。部屋の違和感に気づく間もなく、3人は着ぐるみをきた人物に突然閉じ込められてしまい…!?
「お前なんか“魔族狩り”に退治されちゃえ!」魔族の少年・フィルは人間に罵られる。しかし育ての親は「魔族と人間は分かり合える」と言うが…村が魔族狩りに襲われてしまう! 王道バトルファンタジー開幕!!
甘い顔でズバッと世相を斬る、サバサバ系アナウンサー阿佐美芹香は報道番組の人気アナウンサー。最愛の妹ももうすぐ社会人。この先も明るい日々が続くと思っていた芹香のもとに「最愛の妹の死」という絶望が降りかかり──?
「さあ、行こう」未知の世界である2.5次元舞台。その舞台への第一歩を踏み出す―。中学時代、野球で挫折し腐っていた主人公の飛鳥はたまたま観た映画のワンシーンに救われ、映画の世界にどっぷりとハマっていく。高校二年の冬、進路を迷う飛鳥は姉からの後押しで俳優オーディションを受けることに。順調に進み、準グランプリになるも現実は想像していた華やかなものではなく五年経った現在、端役ばかりで名前も覚えてもらえない『脇役』となってしまっていた。そんなある日、マネージャーから『2.5次元』の舞台のオーディションを勧められる。印象は良くなかったが、選べる立場ではないと会場に向かったが―。
冒険者アクモ31歳。彼は今日も『合成師』として、いつものパーティでダンジョン『枯れ果てた洞窟』を攻略していた…はずだった。しかし何者かに襲われ気を失い、目が覚めると暗い洞窟に一人きり。弱小モンスターにすら勝てない彼にとって、絶対絶命!地上に戻るくらいなら、冒険者としてダンジョン最深部へ。そして彼の前に、伝説のモンスターが現れ…!?本作品は『小説家になろう』で人気の『ダンジョンに置き去りにされたので定住した~そしてダンジョンマスターへ~』のコミカライズです。*小説家になろうは、株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
今年22を迎える娘の万梨花が初めて家に連れてきた彼氏。それがなんと、父親の和彦と同じ48のオッサンだった!しかも、神水流宏明と名乗ったその男が、紳士然とした「イケオジ」なのも気に入らない。とにかく、親子ほど年の離れた相手との交際など認められないと猛反対する和彦。将来的に結婚なんてもってのほかである。そもそも、26コも下の小娘に手を出す時点でロリコン変態野郎に違いない。その本性を暴くべく、和彦は息子の光男に宏明の素性を探らせたところ……!?父と同い年の男性をパートナーに選んだ娘と家族のハートフル・ホームコメディー開幕!!
優しく真面目過ぎるがゆえにブラック企業で心を病み自殺してしまった青年・山内浩明。就労システムがあるという冥界で転生プランナーから斡旋された仕事は、まさかの閻魔様!? 生前の罪に応じて定められた労働を終えた人々への「次の人生への申し渡し」を任された山内。両極な性格の二人の補佐官に叱咤激励されながら審議官席に着くが、その真面目でおせっかいな性格が審議を混乱させてしまい―…!? 他人の人生に触れることで、見えてくる自分の生涯。死してなお胸にこびりつく生前のトラウマ。死後の世界で「生」と向き合う、トラブル続きの冥界リライフ・ストーリー!
西洋化の波が押し寄せる明治・日本。海軍少尉の葉山幸昌は政府高官の二ノ宮から「海軍厨房作戦部隊」にスカウトされる。エリート軍人の俺がなぜ食事係に!? そのうえ部下は毒見係を名乗る食いしんぼう少女・美甘だけ…。凸凹コンビが外交と軍にまつわる美味しい問題に挑みます!
『蟲病』…それは、人間が虫のような醜い化け物に変化する病。人間の心が表面化するというこの病は、感染経路不明、治療法もなく、唯一の解決法は【駆除】。大正時代、華やかな帝都の片隅で、浮浪児たちは家族として肩を寄せ合い懸命に生きていた。リーダーは13歳の少女・小春。希望を捨てずに生きる彼らにも、蟲病の脅威が襲い掛かる。発熱した弟を連れ、助けを求めるも、浮浪児に町人は冷酷な駆除を迫る。からがらに逃げ延び帰宅すると、弟達はすでに蟲化していた。そしてその変化は小春自身にも―…。小春の前に現れたのは駆除人の大男・ザムザ。生きたままに捕らえられた小春は、弟達と生き延びることを目的にザムザに駆け引きを挑む。蟲病とは何か、ザムザの真の目的は―!?
山奥に集められた“合格圏外”の13人の生徒達。スポーツマン、ガリ勉、腐女子、危険人物の不良…癖の強いメンバーの中に、美麗な転校生、倉科暁斗を加えて2週間の夏期講習が始まる。何の問題もなく講習の日々が過ぎていくと思われたが、突如周りの生徒が次々と倒れだす…!?
「夢は諦めない。夢を追う姿は美しい。否定できない、してはいけないもの……。…本当ですか?【死神】の異名をとる“必ず引退させる男”がもたらす、破壊と再生のヒューマンドラマ!
無骨な男一人、謎の子ども一人の奇妙な共同生活が始まる。ここは日本ではないどこか。テツトはこの街で仕事と休みを繰り返すだけの退屈な日常を送っていた。ある日、テツトは誘拐されそうになっている子どもを助ける。しかし、助けたはいいものの、その子どもは記憶喪失らしく身元を聞いてもわからないといい、警察も嫌がり、結局テツトの家までついてきてしまう。行く宛てもなく途方に暮れる子どもを見て、テツトはしばらくの間だけという約束で子どもを家に置くことに。しかし、一緒に暮らすうちにその子どもの様子がどこかおかしいことに気付きーー?謎の子供をめぐるサスペンスアクション開幕!
「お前は生まれた時から僕のものになる事が決まっていたんだ」地方の地主・百日(ももか)家の一人娘である瞳は許嫁である久米グループの次男・桜牙との結婚のときが迫っていた。この結婚は政略結婚…瞳は絶望の渦中で偶然ヤクザ・薫を助けることに…。
文化祭の準備中に起きた怪現象で混乱する教室。そこにあらわれたのは、後光のさす謎の眼帯女子だった。しかも彼女が除霊する相手というのは、なんと【俺】で…!?
炭鉱王の本郷吉之助の後妻となった華族令嬢・瑤子。瑤子は夫を喜ばせる愛想もなく、愛人や養子にも侮られて屋敷の中で孤立していた。吉之助はそんな瑤子をつまらない女とあきらめていたが…。
敏腕経営コンサルタントとして働いていた天野 紅。彼女は辞職、失恋と不運が重なり、心機一転、秋田の実家に戻ることに。そこで祖父のツテで山田酒造の経営コンサルを依頼されて…!?山田酒造は最近、紅の元同級生・コウジに杜氏を譲ったばかりで経営がうまくいっていないとのことだった。はじめは気乗りしない紅だったが、彼らの酒造りに触れることで、日本酒の奥深さや魅力、コウジの熱意に次第に動かされる…!日本酒づくりに命を燃やす!酒×経営コンサルの異色ストーリー、開幕!◆収録内容◆「紅一献!~恋、ひとしずく~」第1話~第6話+単行本収録の描き下ろし※本作品は、電子書籍「紅一献!~恋、ひとしずく~」1~6巻を収録した単行本「紅一献!~恋、ひとしずく~1」の電子書籍版です。
「お前クビだから」ーー。ブラック企業に勤めていたキンジは、強化魔法の使い手として異世界に転生する。魔族と戦う勇者パーティに参加することになるが、彼の魔法は使い物にならず追放されてしまった。現実世界でも異世界でも必要とされず、絶望するキンジは魔族の少女と出会う。セラと名乗るその少女によって、キンジは本当の強化魔法の真の力に気づく。彼の魔法は人ではなく魔族の力を超強化するものだった!勇者パーティの本当の目的を探るため、そして異世界の真実を探るためキンジは強化魔法を使い、セラに協力していくことになる。
この世界には病が蔓延している…それは「吸血症」。吸血症にかかった者は牙が伸び、身体能力が異常に高まる。その末期患者・通称「レッド」は脳を支配され人を襲い、噛みつかれた者は血と共に記憶の一部も抜き取られ感染するリスクを負う。そんな危険な存在であるレッドの駆逐を目的とした部隊がRRT(吸血症末期患者対策部)だ。RRT所属の長谷川来栖は日々訓練を行い、戦いに明け暮れる。いつかレッドを殲滅するため。そして自身のある目的のために…。そんなある日、来栖は第七課・通称「グリーン」所属の平井芹菜と組むことに。グリーンとは末期手前の身体能力が高まった者たちで構成された特殊部隊だ。二人は頻発するグリーン連続殺人事件を担当することに。牽制しあいながらも捜査にあたる二人。その行く末に待ち受けるものとは…。
人生良いことなしの独身サラリーマンが、ある日突然「パパ」に!? ブラック企業に勤める主人公・安藤がいつものサービス残業を終え自分のアパートに帰ってくると、大家の孫・萌が待ち構えていた。自宅の前に赤ちゃんが捨てられていたと告げられ大混乱する安藤。赤ちゃんと一緒に入っていた手紙には“この子は安藤の子であり名前は「杏」。もし自分に何かあった時にはこの子を頼みたい”と書かれており、その差出人は安藤の元カノ・千紘だった。突然パパになってしまった安藤は無事に杏を育てることができるのか!? そして、我が子を置いて突然消えてしまった千紘に隠された真実とは―…。
不慮の事故による8年の昏睡から目覚めた会社員・真藤。周囲の状況があまりに変わり過ぎ、ショックを受け塞ぎ込んでいた。さらに彼を苦悩させていたのは事故が原因で得てしまった「予知能力」だった。ある日、かつての恋人・沙樹と偶然再会した真藤は彼女と彼女の娘・空に悲劇的な未来を視てしまう。そして、その原因が彼女の夫・大地にあると予知してしまった真藤は、余命わずかな満身創痍の身体に鞭打ってその惨劇を阻止するべくある決断を行動に移していくのだが―。
民が貧困に喘ぐ平安末期。欲望のままに民からの搾取を繰り返してきた貴族社会にも崩壊の兆しが見え始めていた。ある時、地方豪族の若者・トキマサは、都を荒らし里に移動してきたという凶悪な妖、「鵺(ぬえ)」の討伐を命じられる。都から来た追捕使(現代の警察官)をリーダーに一行は討伐へ向かうが、鵺の急襲に遭い撤退する。トキマサの刀を折るほどの圧倒的な剣術を見せつけた鵺は人の姿をしていた。妖術で化けているだけだと言うが、その姿にトキマサは幼少期に禁足地で出会い友達になった妖のことを思い出す。赤い血を流す妖、「鵺」の正体とは―!?
最強番長・香野は今日もメンタルがぎりぎりだった。ストレスに弱いが圧倒的に喧嘩が強かったので、メンバーの期待も学校の命運もすべて彼一人に背負わされていたのである。しかもライバル校の宣戦布告が追い討ちをかけて…!?