からーれす
あらすじ
『シドニアの騎士』『人形の国』弐瓶勉先生、絶賛!! 「心配になるぐらい人間が出てきませんが大好きです。」灰色の地球、異形化が進んだ人類――。失われた世界を取り戻す異形ガンアクション、開幕!! 極大太陽フレアの影響で色素を失った地球。異形化し、衰退の一途をたどる人類。かつての世界を取り戻す鍵は「色」に秘められた力と一人の「少女」。世界に僅かに残された「色」の残滓に巨大な力が宿っていることを知り研究を進めるアヴィディアは、少女・智慧を守りながら「色」の力を使い勢力を拡大する「教団」との戦いに身を投じることとなる。〈著者〉KENT 本作が連載デビューとなる超大型新人。フィギュアやスタチューの制作において、ビジュアルイメージを視覚化するコンセプトアーティストでもある。
つづれのれぐほーん
あらすじ
世界の最果て、無法者の街で奇妙な冒険が始まる ノスタルジック・ファンタジー!! ある日、都会での生活に疲れ果てた地質学者 グィジー・グーは、無法者が集まり、火山噴の危険度MAXな最果ての街、レグホーンの求人広告を見つけ、街へと向かった。街を知るために、街のツアーガイド・コウが企画する「レグホーン一周ツアー」に参加するも、その最中にも無法者が集まるレグホーンでは凶悪な事件が勃発。これを機に、グーはレグホーンのおかしな日常に巻き込まれていく。唯一無二の個性派デビュー! 五辻みどろ 2018年秋期ゲッサン新人賞(小学館)にて奨励賞を受賞した圧倒的個性派。
活性化した太陽のフレアによって発せられた強大な電磁波により、電子機器に頼っていた文明は崩壊、生命の遺伝子も変質をもたらし、そして「色素」までも奪われた世界。"祖先病"と呼ばれる異形の姿となった人類が暮らす極東の町・リクドウを舞台に、世界が変質する以前の人類の姿を保った少女と「色の力」を巡るハードボイルド・SFアクション。 会話劇は「ノー・ガンズ・ライフ」のような硬派な雰囲気を漂わせつつ、そのインパクトに負けないくらい重厚に作り込まれた世界観とSF的設定。そしてマンガという元来白と黒で構築される媒体で「色」が失われた世界を最大限のリアリティをもって描きながら、要所で用いられる二色刷りにより「色の力」を作中で説明される以上に効果的に読者に印象づける。設定・ストーリー・キャラクター・表現と、どれをとっても一級品のとんでもない作品が現れた。 1巻まで読了。