ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6117件<<678910>>謎に読み返したくなる武士沢レシーブ うすた京介六文銭思春期に「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」をリアルタイムで読んでいた人はわかってくれると思うのだが、ギャグ漫画としてのマサルさんの衝撃はとにかく凄まじかった。 意味不明なのに爆笑できるという体験をさせてもらった作品で、シュールのような斜に構えたものでもなく、浦安鉄筋家族のようなわかりやすいギャグでもない。 でも面白い!という今でも強烈に覚えているほど私には衝撃的だった。 そのうえで、次回作がコレ。 そして、『ピューと吹く!ジャガー』に続く。 つまり、マサルさんとジャガーの間が本作。 わかりやすく言うと打ち切りなのだが、これはこれで私にとっては衝撃的だった。 マサルさんの衝撃後、同著者の新連載ということで本作を読んだら、文字通り ??? となった。リアルタイムで読んでいた人は(以下略 雰囲気はマサルさんチックなのだが、ヒーローに憧れるとかバトル要素が強く、どことなくギャグのキレも弱い。 でも、大人になるとなぜか無償に読みたくなる。 マサルさんの著者なのになぜ?と友人とよく話していた思い出補正もある。 加えて、マサルさんからジャガーへ昇華される段階なのか?という捉え方ができたり、純粋に天才だと思った作家の人間味を感じる。 ギャグ漫画の鬼才だと思っていた人間も、迷走するんだなと。 (マサルさんの後半も結構失速感はあった) 大好きな作家の、そんな一部が垣間見えるということで、謎に読み返したくなる作品です。 作家ファンの人にとっては貴重な体験になるのではないでしょうか。 最後に、ギャグのキレが弱いと言いましたが。「イヌーピー」(要はアレ)というキャラだけは、腹かかえて笑いました。 百合を売りにしたアイドルだがこの百合はフィクションです むちゃハムstarstarstarstar_borderstar_borderさいろく裏の顔では利用する側と逃げたい側とであった。という順当なアイドル路線のマンガとは一線を画す設定。 同人みが強いのが少し読み手を選びそうではあるけど慣れると穏やかな気持ちで見守れる不思議な作品でもある。デビュー作とは思えない超ケロロ軍曹UC 激闘!! ケロロロボ大決戦 吉崎観音 士土幽太郎 BANDAISPIRITS阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ) 絵柄がアニメにも原作にも似てない、細い線だったから新鮮だった(これがデビュー作だというのだから驚く)。 話の展開的には軍人だったなコイツらと言ったカッコよさと『ケロロ』らしいコミカルさがあったが、冒頭で日向家が接収されてフェードアウトしてしまった辺りで家やノスタルジー(記憶)と家族を重視する吉崎観音とは決定的に違うなと感じた。 この漫画終盤と本編で活劇「ケロロとフユキ…」のシリーズが始まっていて、ベテランと新人がアクションシーンで競い合ってる形になってる風でちょっと笑ったお色気ありバトルありな少年まんが魔都精兵のスレイブ タカヒロ 竹村洋平六文銭設定や世界観の背景も面白いし、何より登場人物全員魅力的でいいです。 突如現れた「魔都」 そこに存在する「桃」が女性のみに特殊能力をもたらすので、女性が強い世界。 主人公は、そんな能力を持った女性たちで構成される『魔防隊』の、七番組組長・羽前 京香の能力によって能力が解放され、結果、京香の奴隷にされるという展開。 しかも、一緒に住むことになり、同じ寮にいる他のメンバーからも、同様の奴隷扱いをうける流れ。 まぁ、いわゆるハーレム的なもので、ドMほいほいな作品でもあります。 ただ、バトル展開はアツいし、世界観のつくりこみも細かいので、ただの色気・セクシーマンガにはない奥行きがあります。 大人的なほろ苦い展開もあります。 他の方も言及されてますが『アカメが斬る!』の原作者ということで、その作品が好きだった方は大丈夫だと思います。 タグに「ユーモア・ギャグ」とあって、安心した犬になったら好きな人に拾われた。 古川五勢starstarstarstarstar_borderゆゆゆ犬になってしまったぼっち少年が、犬だから許されるアレヤコレヤを見たり触ったり…。 1巻途中なのだけど、久々にこんなにたくさん可愛らしいパンツを見た気がする。 ふつうの犬はそんなにたくさんスカートの中に入らないと思う…。 さらに登場人物が突拍子もない女の子ばかりで、それらをおかしく思う自分がおかしいんじゃないかと思いかけたところで、マンバのタグに「ユーモア・ギャグ」とあって安心した。 ドラマ仕立てかと思ってた。 もちろん違いましたよね、そうですよね、「ユーモア・ギャグ」ですよね。 中学生がドキドキしながら読んでいそうな展開に、あなたはどこまでついていけるか。 女の子たちがかわいいから、ずっとかな。ゆで暗黒時代の始まりゆうれい小僧がやってきた! ゆでたまご名無し※ネタバレを含むクチコミです。魔界とか四天王とかいってるけど四天王は実家暮らし はがんstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ高校生か大学生の部活のような雰囲気。 「ククク、アイツは四天王のなかでも最弱…」と言えるほどまで、まだお互いを知っていないらしい。 就任して一ヶ月なので。一ヶ月かよ! でもそのキャラクターのノリと勢いでどんどん読めてしまう。 四人とも出落ちのようなキャラクター設定なのに、話が膨らんでいっておもしろい。 実家暮らしと一言でいってもキャラクターによって、暮らしている理由はいろいろ。 実家が職場に近いなら、実家暮らしでもいいと思うんだけど、どこか気恥ずかしいらしい。 幹部になった若者たちは、実家暮らし死守しつつ、高給高待遇を甘受しつつ、今日も勤務する。 前任が全員辞めた理由もおいおいわかるようなので、そちらも楽しみ。 男女間の悩みを生物学的に説明してくれるあくまでクジャクの話です。 小出もと貴六文銭男女間の悩みといえば恋愛で、それにまつわる課題、例えば容姿だったり、ライバルの存在だったりを人間ではなく他の生物ならどうしているか?をわかりやすく説明してくれる。 これが純粋に面白い。 本能に近い行動だと、人間に照らしたとしても妙な納得感がある。 その生物学の説明をしてくれる、生物学部部長の女子・阿加埜(あかの)さんもキャラがたってて良い。 小さい頃の出来事がきっかけで、主人公の久慈先生に惚れているようだが、得意の生物学を活かすかと思えば、土壇場に弱くかなりの奥手だったり。 文化部なのに、後輩にやたら厳しい姿勢とか。 全体的に学園ラブコメ路線なんだけど、上記の生物学が良いフックになって、大人でも楽しめる作品だと思います。可愛さと面白さの一石二鳥カワイスギクライシス 城戸みつるstarstarstarstarstar斎藤※ネタバレを含むクチコミです。進まないたーたん 西炯子名無し敦が鈴にいつカミングアウトするのか、このマンガの核はこの一点で、それがいつ訪れるのかを楽しみにしながら読んでいる。 当然、そう簡単にその時は訪れない。このカミングアウトに向けて物語を補完する作業が延々と行われている。 それはそれで構わない。登場人物たちの人間性が回を重ねていくごとに深みを増していくのは良いことだ。 だが、月イチ連載がゆえに進むペースが遅い。 もうそろそろ物語が急展開してもいい気がするが、なかなかそうはならないのだろう。 これは我慢比べのマンガだ。 ただの癒し漫画じゃないぜはぴはぴクローバー 竜山さゆりstarstarstarstar_borderstar_borderあいざっくまず、少女漫画の目をしたうさぎ達に驚きますが、 そこはさておき、 ただ動物が可愛い癒し系の漫画かと思いきや、 ピンチもあり、恋愛もありと、 主人公達の日常&成長物語となっております。 人間の年齢でいうと、小学校中学年くらいの子達の感覚ですかね、読んでいた当時私も小学生でしたので、結構共感もしながら読んでた記憶があります 1日外出券、手に入れすぎじゃない?!1日外出録ハンチョウ 福本伸行 萩原天晴 上原求 新井和也starstarstarstarstar_borderゆゆゆどれだけオイシイ商売なの、チンチロ。 養分たちにはできない、数ヶ月に一度の贅沢な24時間。 その地上生活、日々身を粉にして地上で働く我々も憧れてしまうほど、ゆったりとしている。 そんな休日を先週は過ごしただろうか? では今週は?! 昔、海外旅行前に読んだブログに、旅行費を滞在時間で割って、一分一秒の価値を考えて計画をたて、行動しろと書かれていたのだが。 班長は一分一秒でなく、一食一食に全力投球。 ゆったりとしているというのは、つまるところ班長の大槻が美味いものを食って帰るという、ただそれだけなのだけど、贅沢な時間の使い方に憧れを抱いてしまう。 有名作品のスピンオフで、変化球を楽しもうとしたら自分に当たって体にねじ込まれたような気持ちになった。 贅沢な時間の使い方を真似したい!面白かっただけに残念ミツドモエ▽生徒会長ズ 北欧ゆうstarstarstarstarstar斎藤※ネタバレを含むクチコミです。 ギャグ!ポケットモンスター 穴久保幸作大トロポケモンの漫画の中でも異彩を放つこの「ポケットモンスター」は私が小学生の頃コロコロで連載されていました。 ノリが小学生で最高です。出てくるほとんどのポケモンがキモカワ。ネコマジン カラー版の感想 #推しを3行で推すネコマジン カラー版 鳥山明starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがなんとも言えないな。無茶苦茶面白いかと言われたらそうでもないし、じゃあつまんないのかと言われたらそんなことはない。鳥山明のマンガであるのは間違いないが各話での面白さの差がありすぎる ・特に好きなところは? 子供達にたい焼きを食わすとみせかけて自分で食うところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ドラゴンボールのパロディもあり面白し小ネタも面白い。夜寝る前に読むのにはちょうどいいと思います オリンピア・キュクロスの感想 #推しを3行で推すオリンピア・キュクロス ヤマザキマリstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中も読んでいたが今回読み返したがより面白く感じたな。マンガに近い話が多かったり円谷幸吉の話があったりといい。「より善く生きるとははどういうことか」というテーマも良かった。 ・特に好きなところは? 「より善く生きる」ためにはどうしたらいいかということを考えているところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! マンガ本編も面白いですが対談も全て面白いのでおすすめです ババアヒーロー現る!! #推しを3行で推すバーバ 今木商事starstarstarstarstarウマタロ・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 優しかったお婆さんから、奪衣婆の姿に変わる瞬間が最高。ぜひどこかで連載化してほしい ・特に好きなところは? 子ども向けに見えるが高齢者社会とジェネレーションギャップを感じさせる社会派な一面もあって良い ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! サンキューババア「ポン太がヒトになりまして。」感想ポン太がヒトになりまして。 濱田賢治ニーナある日突然飼い犬がヒトの姿になった街の日常を描いたお話。犬種に合わせて色んなイケメンが登場!……って、ただただ私が得する世界でしかない(笑) ポン太もいいけど個人的にはサモエドのうるは君が良き! 犬がヒトになった説明を一コマで済ませ、とっとと日常に突入する潔さ…嫌いじゃない(笑)気楽に読んでも大丈夫相原コージ実験ギャグ短編集 相原コージstarstarstarstarstar_borderかしこタイトルに「実験」とあるので堅苦しい漫画なんだろうか?と思いながら読み始めたのですが決してそんなことはなく、なんなら寝る前に読んでも問題ないくらい気楽に楽しめるギャグ漫画でした。終電の車内での今にも吐きそうな酔っ払いのおじさんのゲロとの攻防戦を描いた「ゾンゲロア」が一番好きでした。 ヤニねこ実写化!!!!ヤニねこ にゃんにゃんファクトリー名無しhttps://yanmaga.jp/columns/articles/4633アニメも見てました!OPが忘れられないですアニマル横町 前川涼starstarstarstarstar_borderあいざっく絵が可愛いのですが、結構バイオレンスなギャグが多いので、そこのギャップが癖になります。 (アニメ版はちゃんとマイルドになってた気がします笑) 前半はノリとかボケがThe昔のりぼんって感じで、ついていけない人はついていけないかもしれませんが、個人的には懐かしいノリで好きですもふもふかわいいもふもふの神様さがし たまきstarstarstarstarstar_border野愛神様に仕えるちっちゃいもふもふの子たちってなんでかわいいんでしょうね。 大体が人間の子どもに化けててヤンチャな子と甘えん坊な子がいてびっくりすると耳としっぽが出ちゃって……わりとパターンは決まってるのに毎回新鮮にかわいいな〜って思ってしまいます。 このお話の銀ちゃんと茶子助もまさにそれです。神様を探しに人里に降りてきて、たぬき耳とキツネ耳を隠してわちゃわちゃしてます。 きゅるきゅるのお目目にもふもふの耳としっぽで、神様探すの手伝ってって言われたら断れないだろうなあ…うちに来てくれないかなあ…。 もふもふのかわいい子たちを見たい人は読みましょう。優しい人しか出てこないところも最高。 ストーリーもイラストも好きですチャームエンジェル もりちかこstarstarstarstarstar_borderあいざっく登場する女の子達がとっても可愛いのですが、ギャグ要素多めなのが、ギャップがあり好きなポイントです。 基本はふざけて(?)いるのですが、テーマは意外とシリアスで、主人公が試練を乗り越えたり、キュンとする恋愛要素もあり、読み応えのある作品なのではないかなと思います!可愛い!面白い!ミルモでポン! 篠塚ひろむstarstarstarstarstarあいざっく魔法が使える妖精と暮らすという、とってもファンタジー要素強めな作品なのですが、日常ドタバタコメディとして楽しめます! ミルモをはじめとする妖精達も含め、登場人物みんなしっかりキャラが立っていて、ストーリーだけでなく、キャラクターも魅力的な作品です。 可愛くて面白いので、ぜひおすすめしたい作品です!<<678910>>
思春期に「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」をリアルタイムで読んでいた人はわかってくれると思うのだが、ギャグ漫画としてのマサルさんの衝撃はとにかく凄まじかった。 意味不明なのに爆笑できるという体験をさせてもらった作品で、シュールのような斜に構えたものでもなく、浦安鉄筋家族のようなわかりやすいギャグでもない。 でも面白い!という今でも強烈に覚えているほど私には衝撃的だった。 そのうえで、次回作がコレ。 そして、『ピューと吹く!ジャガー』に続く。 つまり、マサルさんとジャガーの間が本作。 わかりやすく言うと打ち切りなのだが、これはこれで私にとっては衝撃的だった。 マサルさんの衝撃後、同著者の新連載ということで本作を読んだら、文字通り ??? となった。リアルタイムで読んでいた人は(以下略 雰囲気はマサルさんチックなのだが、ヒーローに憧れるとかバトル要素が強く、どことなくギャグのキレも弱い。 でも、大人になるとなぜか無償に読みたくなる。 マサルさんの著者なのになぜ?と友人とよく話していた思い出補正もある。 加えて、マサルさんからジャガーへ昇華される段階なのか?という捉え方ができたり、純粋に天才だと思った作家の人間味を感じる。 ギャグ漫画の鬼才だと思っていた人間も、迷走するんだなと。 (マサルさんの後半も結構失速感はあった) 大好きな作家の、そんな一部が垣間見えるということで、謎に読み返したくなる作品です。 作家ファンの人にとっては貴重な体験になるのではないでしょうか。 最後に、ギャグのキレが弱いと言いましたが。「イヌーピー」(要はアレ)というキャラだけは、腹かかえて笑いました。