食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<1819202122>>何でも喰う喰いタン 寺沢大介山田2号推理物だが、他とはかなり違う作品。 トリックよりも、食べものに関する知識があって面白い。生きるため、食べるためダンジョン飯 九井諒子starstarstarstar_borderstar_borderママ子グルメもの、続きが結構出ててびっくり。 一発屋ぽかったから、ここまで続くとは思ってませんでした。 全体的にコミカルな感じで進みますが、ストーリー面白いです。 生きるためと言いつつ美味しくして魔物を食べる彼らは、生存本能が高くて冒険者には向いてる思考ですね。 レシピも書いてあってなかなかに美味しそうです。 カバーの素材感も手に馴染んで素敵です。 作画も安定してて、安心して読める。患者を支える「食」ホスピめし みんなのごはん 野崎ふみこナベテツ不惑を超えて大病もなく健康であることに関して、頑丈に産んでくれた親に感謝しているのですが、多分それは多少の幸運によるものなのだろうなあと思ったりもします。 仕事やお金は当然大切ですが、まず健康であること、そしてそれを支えてくれる食事も大切だということを、この作品は教えてくれます。 病魔がいつ襲ってくるのか、人間には分かりませんし、闘病の辛さは本人にしか分かりません。でも、入院生活を支える医療関係者には、「食べる」ことを支えてくれる人もいる。2ndシーズンも合わせて、お薦めです。そういう世界もあるのですね、としか夜のおねえさんは食べることばかり考えている FURICO 藤川よつ葉名無しグルメ漫画もあらゆる切り口で漫画化されつくしている 感じもしますし、銀座を舞台にしたグルメ漫画というのも そりゃ登場するだろうね、とは思ったりします。 むしろ予算無制限ともいえる夢の世界でありながら 実際に存在する世界なのですから、 題材として取り上げないほうがおかしいともいえる。 描き方によっては面白い世界なのだろうな、とも。 実際、こういう設定でなければ描けない部分を描いているし、 グルメ漫画としては貴重な存在だとも思うわけです。 一歩間違えれば単なるブルジョワの世界で、読者から 反感しか買わなかったりしてもおかしくないのに、 それなりに読み進める気にはなりますし。 面白くないわけではないのですよ。 けれどなんだか、あこがれたりとかうらやましいとか 思わないんですよね。 けして嫌味な金持ち連中とかの話ではなく、 人生についても仕事についてもちゃんとしてきたからこそ 成功した社長さんたちが、正しく銀座遊びをしている。 それをキャスト達が的確にサポートしていく。 なんの問題もないのだけれども、だからといって それをみせられても、なるほど凄いですねとしか言えなくて、 皮肉でも強がりでもなく、 感想としては「そうですかあ」としか感じなかったです。 縁のない世界だよなあ、というしか・・。 多分ですけれど、客として出てくる男性たちは 成功者だから、いまさら頑張れとは思わないし、 キャストの人たちについても、大変なんだな努力も しているんだなと思う面はあっても、 そうか頑張れよ、とはなんか感じない。 妬みを感じさせないのは皮肉じゃなく描き方として 上手いとは思いました。 でもそういう共感できない部分が確実にあって、 なんか「そういう世界もあるんだなあ」 くらいにしか思えなかったりしました。 黄理ちゃんのように生きたい日日(にちにち)べんとう 佐野未央子野愛読めば読むほど黄理ちゃんが可愛くかっこよく魅力的に見えてきます。 達観してるようで案外めんどくさいところもあって、好きになれない主人公かも…と思っていたのに不思議です。 ハッキリものを言うし怒るときは怒る、泣くときは泣くけれど、自分のご機嫌の取り方を知っている素敵な女性。 でも恋愛になると急に不器用で臆病になるところが可愛いです。 なんとか乗り越えて幸せになってほしいなと思ったところで、ハードすぎる悲劇が起こったり。 黄理ちゃんが許したとしても私は谷原紅子を許さん!と本気で怒ってしまいましたね…。 後半のイチャイチャパートに入ってからは本当に幸せです。黄理ちゃんが幸せであればそれでいいのです。 人を許し、執着せず、自分に必要なものだけを見極めて日日を生きていきたいものです。一歩一歩、進む。しあわせは食べて寝て待て 水凪トリPom とっても良かった。 読むだけで、心がホッとします。 薬膳知識も良いですね〜勉強になります。 サトコさんを見ていると、頑張らなくても自然と気持ちも少しずつ前向きになって、、読み手も元気をもらえる。 タイトル通り、寝て待てなんだなぁ。と思います。 人生に彷徨った時に、どうでも良いやって思った時に、読み返したくなる漫画です。 まだまだ続いてほしい〜。脳が処理落ちしちゃう狂ったグルメ福沢諭貴子の奇妙なグルメ きょうさる TADD野愛不条理ギャグもグルメ漫画も好きだけど、合わさると理解の追いつかなさが凄い。読み終わってちょっとだけフリーズしちゃう。 ごく普通のOL・福沢諭貴子が会社の昼休みや休日に奇妙なグルメを求めて彷徨うお話。 奇妙なグルメというのは単純に美味い不味いのレベルではなく、概念ごと破壊してくるようなヤバい現象も込みで奇妙なグルメというかなんというか……。 狂った牧場とか狂った駄菓子屋とか狂った実家とか狂ったカッパとかが出てきます。たしかに奇妙ではあります。 読む時間帯と体調によってはめちゃくちゃよかったりします。 ゾクッとする?酒呑み話東京怪奇酒 清野とおるさいろく清野とおるの怪奇酒、ゾクッ(2巻)が出てたのを知らず読んでたら自分にも縁のあるとこが出てきてちょっと嬉しかった。 行動力が物を言う彼の漫画は謎の魅力に満ちている。 壇蜜との結婚を「ラッキー」の一言でまとめてて笑った。読むだけでお腹がすくクッキングパパ うえやまとちstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi料理の作り方もわかりやすく勉強になります。 ちょっとした家庭料理から本格的なもの、時にはスイーツまで作れて、少しダラけた奥さんに理解まであるなんて! 本当に羨ましいです。こんなパパ欲しい!!と思わせてくれます。 料理だけではなく人間模様も描かれているので面白いです。よくはないけど面白いからよい書いて欲しけりゃコレを喰え ジェイ・加藤野愛グルメ漫画かギャグ漫画かお仕事漫画かエロ漫画かわからないけど面白いです。面白いけどこれはよくない! 自分の立場を利用して嫌がることを無理矢理させるのはよくない! でも美味しいものを食べさせてるだけだしいいのかな…よくわからないけど面白くはあるのでいいことにします。 大物作家の芹沢が、新人編集者の朝陽に書いて欲しけりゃコレを喰えとゲテモノ料理を食べさせるお話。 文豪たるものゲテモノ食ってインスピレーションを得るくらいじゃなきゃいかん!でも俺は食いたくないからお前が食え!という無茶苦茶な理論でゲテモノを食わされる朝陽が不憫です。 言うても虫とか内臓とかでしょ〜と思っていたら初回がウーパールーパーだったので度肝抜かれました。 でも美味いらしいです。ならいいことにしよう。 個人的に飯とエロは切り離すべき過激派なんですが、ゲテモノは自分の飯のテリトリーにないものなのでセクシー食レポとかパンチラとかサービスシーンも大丈夫でした。新しい発見。 等身大のめんどくさいオッサン主人公が癖になる魚心あれば食べ心 ラズウェル細木野愛酒のほそ道の主人公・宗達もなかなかの曲者だけど、こちらの主人公とくらべたらだいぶ人格者。 文句と蘊蓄ばっかりで、ひとこと多くて、ケチで詰めが甘くて……それが等身大のめんどくさいオッサンという感じで癖になります。 ラズウェル先生の知識とめんどくさいオッサンの組み合わせがいいシナジーを生んでいる気がします。ラズウェル先生はめんどくさいけどスマートで紳士なオッサンだと信じてます。そうであってほしい。 庶民的なお魚から高級魚、名前すら知らないお魚もたくさんあって勉強になります。 ちょっとイラッとしながらもしっかり学べるからついつい読んじゃうんだなあ。 そして酒のほそ道を読み返すと宗達のことが好きになれます。宗達は明るくていいヤツです。 あと難読漢字フェチとしては、お魚の漢字をたくさん覚えられるのが嬉しいです。愉快な話と料理とワインとArtiste(アルティスト) さもえど太郎starstarstarstar_borderstar_borderママ子感覚が敏感なジルベールさんが、職場やアパルトマンの住人たちと触れ合いながら心を溶かし成長していく。 彼だけでなく個性豊かなキャラクターたちも、各々問題や苦悩抱えている。 人を理解するって難しいけど、 「人と違う」を「その人のよさ」と受け止め個性や性格として受け入れて日々を楽しんで暮らしているところは、フランスだなぁ。日本ではまだまだ難しいですね。 読みやすいし楽しめる良い作品です。料理食べらたレベルアップも夢じゃない⁈ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました(コミック) 村上ゆいち リスノ 富士とまとstarstarstar_borderstar_borderstar_borderママ子異世界の料理って口に合わないものが多い設定だけど、はずれポーションが醬油とはw しかも料理に使うと補正効果が付くなんて、冒険者にいる世界では重宝されそうなので今後生活には困らない。 主人公の結婚破棄されるところや古い価値観の夫の設定は、正直いらなかったかな?この後のフラグなのかな? 今さらですが1日外出録ハンチョウ 福本伸行 萩原天晴 上原求 新井和也starstarstarstarstar酒チャビンもはやわたし如きが何か感想を追加するまでもなく、皆ご存知でしょうが、本当に面白いです。 多分相当適当に作ってると思うのですよね。真面目に適当に作ってるというか。これダメだろみたいな回もあるのですが、それすらも楽しく、本当に面白いマンガなので、ずっと変わらず適当にやってほしいです。 個人的には錦糸町の会を読んでから錦糸町にずっぷりハマりました。大阪旅行の予習としておおきに!喫茶メモリーズ 治島カロstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビン大阪旅行の予習としてオススメされたので読んでみました! バナナジュースや串カツ、イタリアン、イカ焼きなど大阪の食文化をめぐって人情話が進みます!いかにも「大阪のおばちゃん!」と言った風情の三人衆がいい味を出していて、大阪弁が脳内でリアルに再生されます! そのおばちゃん三人衆が物語のラストで結構活躍してくれたのも嬉しかったです!大阪行った際にはイカ焼き食べますね。久々に読み返しましたが… 「いや〜ん…かすみたなびく ラズウェル細木サンジュスト久々に読み返しましたが… 「いや〜ん」が多いな…😉 スペインの世界感に浸る。あかねさす柘榴の都 福浪優子Pom スペインが舞台なのもあって独特な世界観のある漫画でした。私は好きでした。 母親に先立たれてしまった子、なつきがスペインに住む叔母・アルバの元で暮らす話です。 14歳で一人海外で会ったことない叔母と住むなんて考えるだけで胸が詰まる。。 スペインでの日常が物語の中に溢れていて、なつきの心の動きも繊細に描かれていて、叔母となつきの微妙な距離感も感じ、切なさを主に感じた漫画だったかな。と思います。 スペインの情景が、また切なさを感じさせるんだよなあ。カワウソに癒されたい読んで楽しく作っておいしい! カワウソ一家のしあわせごはん ワニマックス野愛カワウソの家族がみんなでご飯食べてる様子を見て癒されない人はいないのでは? あったかい色合いものんびりな日常も方言も全部全部かわいい。ほのぼのしてる。幸せになれる。 お母さんもお父さんもおばあちゃんも美味しい料理を作るし、子どもたちは好き嫌いなく喜んで食べるし、本当に優しい世界。なによりみんなカワウソだからかわいい。もれなくかわいい。 レシピも和風洋風肉魚野菜とバリエーション豊富かつ家庭的なので再現したくなる。できればカワウソに作ってほしいけど。 絶対に癒されるから読んでみてほしい。読むというよりカワウソさんたちを眺めてみてほしい。かわいいので。近くにこんなお店が欲しいなと思うお話です!深夜食堂 安倍夜郎starstarstarstar_borderstar_borderママ子マスターとお客さんの関係性が心地よく、温かい気持ちになります。 みなさん人柄が良いですね。ドラマも見ましたが漫画の雰囲気を壊さず再現されているように感じました。 ご飯も特段凝っているようなものはないのですが、そのメニューにまつわるそれぞれのエピソードとともに描かれていますので、こちらも思いが入ってしまいます。 読みやすいのでズルズル読んでしまうと深夜におなかが減るので要注意。本当にこんなお店があればぜひ行ってみたいです。 今すぐキャンプがしたくなる!!ふたりソロキャンプ 出端祐大starstarstarstar_borderstar_borderママ子めちゃくちゃキャンプしたくなります!!焚火の木の収集からギアの紹介や説明まで細かく説明してくます。ソロキャンプの楽しさも伝わりますし美味しそうなご飯もマネできそうなものばかり!ソロキャンプをこよなく愛する主人公がたまたま出会った女性に指導をしながら2人でソロキャンプをしていく話ですので、初心者でもよみやすくとても勉強になると思います。 ふたりの関係性もどうなるのか???ですが、いろんな楽しみ方ができるかと思います。うちにもナギサさん欲しい!家政夫のナギサさん【描き下ろしおまけ付き特装版】 四ツ原フリコstarstarstarstarstarこめつぶ1家に1人ナギサさんがいて欲しいと誰もが思う、完璧に家事をこなすおじさんのナギサさんと、バリキャリの独身一人暮らし、家事が苦手で家が荒れ放題のメイのお話! ナギサさんの落ち着いた雰囲気癒しの雰囲気、体調を気遣ったご飯、お家をピカピカにしてくれる掃除力、メイが疲れていると瞬時に察する優しさと観察力。ナギサさんと結婚したいと誰しもが思いました!疲れて帰って、身体に優しいご飯があるお家に帰れる幸せを味わいたい! メイがネット注文した商品を段ボールから開けずに玄関に置きっぱなしな事に共感でしたね。現代の仕事人間、家事が苦手民に大変刺さる癒しの漫画です! 同性愛カップルの日常きのう何食べた? よしながふみstarstarstarstar_borderstar_borderママ子同性愛カップルのほのぼのした日常。史郎が作るご飯がリアルに美味しそうと思えるのは、作っている工程を一緒に楽しめる描き方をされているから。冷蔵庫の残り物とスーパーの特売品で「あれとこれ作るか」と献立を決め手際よく調理する姿は、主婦の私も参考になりますし共感大です。レシピも難しくない家庭料理なので、真似して作ったこともあります。 見た目完璧な弁護士史郎と、ちょっとヤキモチ焼きな乙女美容師賢二のお家にお邪魔した感覚。ドロっとした要素ゼロで、爽やかにほっこり楽しめます。 ほたるさんのキャラが濃い(笑)だがしかし コトヤマstarstarstarstarstar_borderママ子田舎にある駄菓子屋さんの息子、ココノツくんの店番から日常まで描かれる。 登場する駄菓子たちは、地域性もあって小さい頃食べていたものから全く知らないものまであって面白いです。 美人のほたるさんは駄菓子に対する愛情と知識が半端ない!主人公より濃い味キャラ、押しも強いしぶっ飛んでる方だなぁと思う。それに付き合わせさせるココノツくんのドキドキは、恋ではなく吊り橋効果なのでは? 時代の流れで販売終了してしまっている物もあったりして、思い出したら駄菓子がとっても食べたくなりました。美味しそうに食べるなあ!春川さんは今日も飢えている おりはらさちこ名無しパクパクたくさん食べる女性(しかも食べ方が綺麗)は好きになっちゃいます。 仕事の時は不機嫌そうに見えてご飯の時にものすごく上機嫌になるそのギャップがいい! よく大食い系youtubeをみるのですがそれを見ながら自分もご飯を食べるのが好きです。 漫画もその漫画で食べていたものを食べたりすると満足感が増す! 主人公の女性と同僚の恋愛?もいい感じなのでラブコメとしてもおすすめです<<1819202122>>
推理物だが、他とはかなり違う作品。 トリックよりも、食べものに関する知識があって面白い。