こりすのぽっこちゃん
秋葉原(フォーラム・ダンク)や江東区森下文化センターでの原画展が話題となり、そのかわいらしいキャラクターと巧みな画力で再び注目を浴びてきた漫画家・太田じろうの代表作『こりすのぽっこちゃん』第一弾「おかしやさんのまき」となります。今回の『こりすのぽっこちゃん』は1958年(昭和33年)9月に創刊された「こばと」に連載されたものの初期掲載分をまとめています。連載開始後には、テレビ番組での人形劇が放送され、多くのぽっこちゃんキャラクター商品が発売され、大きな人気となりました。しかし、当時の人気の中でも、ぽっこちゃんの漫画が1冊にまとまることはありませんでした。こうしてまとまって読むことができる初めての『こりすのぽっこちゃん』をぜひお楽しみください。なお、連載分初期では『こりすのぽっこ』と「ちゃん」がついていませんでしたが、今後も続巻を計画していますのでここではタイトルを『こりすのぽっこちゃん』としています。一部原画からのものと当時の掲載誌より編集・印刷をしています。現在は「太田じろうの世界展」原画展や即売会ブース以外ではまんだらけ様のみの通販となっております。ぜひ、この機会にお求めくださいませ。
もも子探偵長
連載から55年、初単行本化!! 昭和30年代初頭に人気を博した少女漫画『もも子探偵長』が、雑誌連載から55年を経て、初の単行本化! 『もも子探偵長』は、「りぼん」(集英社)で1958~59年の2年にわたり連載され、少女探偵漫画の名作として、今なお多くの漫画読者から支持されています。漫画評論家の故・米沢嘉博氏からも絶賛され、長らく単行本化が望まれていました。全24話+読み切り2本を上・下巻で刊行。 ▼ストーリー紹介 お話は、もも子、キジ子、ワン子の仲良し3人組「りぼんたんていだん」が、鬼、海坊主、河童、狼少年などのモンスターや怪人が登場する怪奇事件に遭遇し、聡明な推理と勇気あふれる行動力で、胸のすく解決をおこなうサスペンス活劇です。鈴木光明の描くハートをあしらった帽子やミニスカート、胸元を飾るりぼん等のファッションは、時代を超越したモダンさにあふれ、凛々しくてキュートな美少女キャラは、今なお多くの読者から支持されています。
マンガ ロボット三等兵
あらすじ科学者トッピ博士に造られたロボットは、開発者のトッピ博士すら扱いに困るほどドジだった!!そんなロボットが階級章に星のない“三等兵”として軍に入隊したことから始まる珍騒動の数々とは――。漫画史上、類のない戦争コメディー、開戦!!解説トッピ博士に造られたマイペースなロボットくん!!ロボットのくせにドジで食いしん坊で怠けもの、でも出世はしたい“人間くさい”彼が戦時下で繰り広げる抱腹絶倒のドタバタコメディーここに復刻!!笑い話のような不条理を材料に、ツッコミとボケを入れる作風を得意とする前谷惟光の代表作といえば、やはり『ロボット三等兵』であろう。今回は「少年クラブ」連載以前に刊行された11冊の貸本漫画を復刻した。この貸本版『ロボット三等兵』は“ロボットシリーズ”で最初に発表されたものであり、注目すべきことに後の前谷作品でおなじみのトッピ博士やごくらくコンビ、パカ助などが登場する。つまり本作は“ロボットシリーズ”に限らず全ての前谷作品の原型である作品、といえよう。ロボット三等兵が繰り広げる“牧歌的な”戦争ギャグを楽しんで欲しい!
フィルムは生きている
漫画映画の製作に情熱をもやす宮本武蔵と佐々木小次郎!武蔵の努力か、小次郎の天才か……ふたりは、どちらがよい作品を作るか競争をはじめた!手塚先生が、アニメーションに対する愛情をこめて描く青春感動編!!
くもの巣城
<著者紹介>57年、若木書房より『爆発5分前』でデビュー。その後曙出版で『生きていた幽霊』『死の空中戦』『人魚岬の待伏せ』『肉弾鬼部隊』『海戦!死の記録』『空中決戦記』『幽霊戦線』『戦艦大和の最後』『海底人間魚雷』『潜航三千キロ』『空母撃沈作戦』等と当時人気のあった戦記マンガの単行本を多数描くが、他に『くもの巣城』『神変魔剣』といった時代マンガも描いている。A5版貸本マンガでも青春もの野球ものなどと「現代忍者シリーズ」なども描く。67年フジオプロ創立と共にマネージ&アイディアブレーンとして参加し古谷三敏・高井研一郎らと『おそ松くん』『天才バカボン』の制作。70年代には「COM」ではじめた盗作シリーズ『バカ式』などを中心に多数のマンガ・パロディを描いた。『ニャロメの数学教室』などのプロデュースも多数ある。
空中血戦記
<著者紹介>57年、若木書房より『爆発5分前』でデビュー。その後曙出版で『生きていた幽霊』『死の空中戦』『人魚岬の待伏せ』『肉弾鬼部隊』『海戦!死の記録』『空中決戦記』『幽霊戦線』『戦艦大和の最後』『海底人間魚雷』『潜航三千キロ』『空母撃沈作戦』等と当時人気のあった戦記マンガの単行本を多数描くが、他に『くもの巣城』『神変魔剣』といった時代マンガも描いている。A5版貸本マンガでも青春もの野球ものなどと「現代忍者シリーズ」なども描く。67年フジオプロ創立と共にマネージ&アイディアブレーンとして参加し古谷三敏・高井研一郎らと『おそ松くん』『天才バカボン』の制作。70年代には「COM」ではじめた盗作シリーズ『バカ式』などを中心に多数のマンガ・パロディを描いた。『ニャロメの数学教室』などのプロデュースも多数ある。
ジャングルタロ
水爆実験の実験体として、島におきざりにされた動物たち。互いに助け合い原爆が爆発する直前に命からがら脱出し、途方にくれながら広大な海を漂流していたとき、動物たちの言葉を理解する日本人少年の太郎(たろう)と出会う。彼らをのせた船は無人島に辿り着くが、そこで太郎と動物たちを待ち構えていたのは、過酷な試練だった! 動物たちの可愛らしさとは裏腹に、人間の愚かな欲望が渦巻く社会派冒険ストーリー!! 他4編収録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『ジャングルタロ』(手塚治虫漫画全集MT256『ジャングルタロ』収録)/『お山の三五郎』(手塚治虫漫画全集MT318『ピロンの秘密』収録)/『どんぐり行進曲』(手塚治虫漫画全集MT379『魔神ガロン』第5巻収録)/『流星王子』(手塚治虫漫画全集MT316『流星王子』収録)/『おお!われら三人』(手塚治虫漫画全集MT316『流星王子』収録 <初出掲載>『ジャングルタロ』 1958年8月号~1959年6月号 おもしろブック連載/『お山の三五郎』 1958年4月号~1959年3月号 小学三年生連載/『どんぐり行進曲』 1959年1月号~6月号 少年クラブ連載/『流星王子』 1955年4月号~1956年3月号 中学生の友連載/『おお!われら三人』 1956年4月号~1957年1月号 中学生の友連載
くらやみの天使 【石ノ森章太郎デジタル大全】
水野英子、赤塚不二夫、石森章太郎の共同名義で描かれたミステリー『くらやみの天使』。不幸を呼ぶダイヤ「死神の目」をめぐる殺人事件が起こる前日、チコちゃんは被害者の山形が言い争いをしているところを偶然目撃し……。警察官のお父さんと新聞記者のお兄さんを味方に、チコちゃんが真相に迫る!他、赤塚不二夫との共同名義で描かれた『そしてミヤはいなくなった』も収録。
フィルムは生きている
マンガ映画を作るという夢を抱いて上京した少年・宮本武蔵(みやもと・むさし)。同じ志を持つ佐々木小次郎(ささき・こじろう)と出会い意気投合するが、やがてふたりは愛憎相半ばする宿命のライバルとなっていく……。手塚治虫がアニメーション制作に対する愛情を込めて描く青春群像劇! 激動の戦後を生きた親友同士の衝撃のドラマ『アリと巨人』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『フィルムは生きている』(手塚治虫漫画全集MT55『フィルムは生きている』収録)/『アリと巨人』(手塚治虫漫画全集MT72『アリと巨人』収録) <初出掲載>『フィルムは生きている』 1958年4月号~1959年3月号 中学一年コース,1959年4月号~8月号 中学二年コース連載/『アリと巨人』 1961年4月号~1962年3月号 中学一年コース,1962年5月号~11月号 中学二年コース連載
スーパー太平記
タイムマシンで未来からやって来た赤ん坊が、江戸時代に置き去りにされてしまう。女スリに拾われたその子は、駒助と名付けられ成長した。江戸の町に危機が訪れるとき、未来の科学を勉強した駒助の奇想天外な発明品が悪を討つ! 傑作SF時代劇! ほかに前代未聞の築城計画をめぐる愛憎のドラマ『夜明け城』を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『スーパー太平記』(手塚治虫漫画全集MT51『スーパー太平記』収録)/『夜明け城』(手塚治虫漫画全集MT50『夜明け城』収録) <初出掲載>『スーパー太平記』1958年7月号~1959年6月号 少年画報連載/『夜明け城』1959年9月号~1961年3月号 中学一年コース~中学二年コース連載