ゴマブックスマンガの感想・レビュー17件御巣鷹山の暑い夏の感想 #推しを3行で推す御巣鷹山の暑い夏 小林源文starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 何回読んでもすごいな。サブタイトルの「日航JAL123便墜落 災害派遣された、ある自衛隊員の記録」とある通りの内容だった。 ・特に好きなところは? 二社の報道が自衛隊の服を着て現場の写真を撮っているところを発見されたところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 飯塚訓の墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便などを読んだことがある方には読んでも大丈夫だと思います・・・ セリフが中国語なので注意中国ナンバーワンCEO張瑞敏 (中国語版) アネックスインフォメーション株式会社 木ノ花さくや名無しハイアールのCEOの自伝漫画ということで面白そうかな思って購入するとこだったが、よく見たらセリフが中国語なことに気付いて直前で買うのをやめた。版元は日本語訳して流通させるのが最低限の礼儀では。ライフハックではないダンドリくん 泉昌之野愛ライフハック的なものをちょっと期待したけどそういうんじゃなかった。 段取りよく物事を進めたいダンドリくんの平凡な日常をコミカルに描いた作品なんですが、段取りに執着しすぎて恐怖すら感じます。 段取りや効率を重視する人間=仕事ができるミニマリストみたいなイメージがありましたが、ダンドリくんは真逆の男。 食事も遊びもファッションもビジネスも下ネタも全てにおいて段取り重視。周囲の目は気にしないけど、段取り悪い周囲の人の動きは気になるダンドリくん。 ドヤ顔がウザいなあ…と思いながらもクセになってダラダラ読んじゃう魅力があります。 ライフハックは得られなかったけどなんか読みたくなっちゃう面白さがあったのでよかったです。まさにタイトル通りの内容番長特攻す! 貝塚ひろしstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男貝塚ひろしのマンガをあまり読んだことがないので読んでみた。多分確実に読んだと思うのは貝塚ひろし自伝マンガの「母のいないマンガ」ぐらいでそれ以外はあまり意識して読んだことはないと思う。 内容はあらすじに書いてある通りで主人公は逡巡せずにストレートな感じで進んでいき、いきなり終わる感じで昔のマンガという感じだ。とりあえず分かったのは貝塚ひろしの描くキャラクターの表情がむちゃくちゃいいので他のも読んでみようと思う 併録されていた「ああ、零戦トンボ!」はなんか読んだことあるなと思ったらほるぷ平和漫画シリーズに入っていたやつだった。 何周かして現代的なテーマダンドリくん 泉昌之hysysk私は段取りが苦手で何とかしたいのと、それゆえにライフハック的なビジネス書や大人のADHDを抱えた人がどうすればうまくやれるかみたいな本も割と読んでいる。この作品は段取りを「やらなければいけないこと」「できないといけないこと」とは別のものとして描いているのが良い。失敗もする。 限られたリソース(といってもおかずの具とか)のなかで最大限楽しむにはどうすればいいかというのは彼の他の作品にも通じるし、いまやジャンルとしても定着している。既にかなり多くのことがコンピュータや機械の発達によって解決されているが、それはこのように考える人が沢山いたことの証拠であり、なんだかんだ社会は進歩(と同時に複雑化)しているのだなぁと実感する。俺は好きだなJUDGE MEN ジャッジメン 東條仁マンガトリツカレ男外国育ちの弁護士が主人公だが大きな秘密が隠されていたという感じの内容で、文化の学ぶためにズレたギャグとかは好きな感じだったがまさか本編らしきところが始めるところで終わった。今回あんまりなかったがこの人の描くアクションシーンは好きだなバーチャルアイドルを描いたマンガが90年代にあったとは…RiNGO こいおみなと名無しVtuberの先駆けみたいなバーチャルアイドルプロデュースを描いたマンガ。企画の発端がゲーム会社というのが時代をよく表している。ような気がする。モーキャプするシーンなんかも出てきて、それ自体は今とそんなに変わらないとか細かい発見があります。まだ1巻だけど、これは2021年の今読んで現実世界と比べてみるのが面白い作品だと思いました。 生きる元気が湧いてくる生きる 増強版 生々流転 根本敬hysysk思い詰めて悩んだり、逆境を跳ね返そうと力んでやっぱりうまくいかなくて落ち込んでしまうよりは、坦々とその状況を受け入れてただ「生きる」のがいいのかも知れない。大きなべっこうの置物がもらえる可能性もある。これすごい好きだったんだよな肥前屋十兵衛 富沢ひとしマンガトリツカレ男少年チャンピオンでの連載時に楽しみにして読んでいた。今読んでも面白いしなんで続かなかったんだろうと思う。内容はトレジャーハンターのような感じで依頼があればなんでも仕入れる天才商人が依頼されたものを手に入れるために冒険の旅をする。 「肥前屋十兵衛」と「エイリアン9」の作者は同じとわかっているのだがあたらめて絵の違いにびっくりしたな幻のコミック単行本らしいチェルノブイリ 芥真木 村田健司マンガトリツカレ男展開がかなり感じで開始20ページでチェルノブイリの事故発生する。 その後は事故対応続き町の方にも影響が出始めて、当初の消火活動をしていたメンバーの治療や近隣諸国への影響などがさらっと書かれて終わる。 チェルノブイリの漫画はこれと少年マガジンの「チェルノブイリの少年たち」とスペインとドイツで書かれたがあるが他にもあるのかな。 2019年にテレビドラマになった「チェルノブイリ」を見た後のせいかあんまり印象が強くないな 立ち食いそばか普通のラーメンが食べたくなること間違いなし男麺 土山しげる野愛麺料理と落語が好きなサラリーマンがそばにうどんにラーメンに、ひたすら麺を食べるお話。 ハンター錠二や噴飯男みたいな奇天烈なキャラクターは出てこないものの、土山しげる先生らしい食欲をそそる食事シーンと絶妙に古臭い世界観にグッときます。 麺への愛と情熱で、仕事や恋愛までもうまくいく姿はまるで進研ゼミの漫画のよう。進研ゼミの漫画を土山しげる先生が描いてたら、わたしも今頃部活のレギュラーで志望校合格して憧れの先輩と付き合えたんだろうなあ…とありもしない妄想を膨らませてしまいました。 麺好き漫画だけど高級店や独創的なメニューなどは登場せず、町の中華屋やカップ焼きそば、B級グルメ中心なのがまたよいところです。読んだら絶対麺食べたくなること間違いなしです。ファンキーな子供たちが活躍するシュールなギャグ漫画からげんき ほりのぶゆき名無しファンキーな子供たちが主人公のシュールなナンセンスギャグ漫画。何とも言えない脱力系タッチの絵と秀逸なタイトルに惹かれて読みました。 事業で失敗したおっさんが絶望の中もめながらもこども教に入信し、社会から怪しまれながらも生きていくという出だしから笑いました。青年漫画のカテゴリーに入りますが、子供の持つユーモアや笑いのエッセンスに溢れているので、小学生にかなり受けそう。 子供刑事、子供格闘家、いったいからげんき君の正体は何なのと気にかけることは一切ありませんでした。「このセリフの意味は?」とか「なんでこういう展開になるの?」なんて考えながら読んだら、この作品は楽しめないんじゃないかな。 独特のペースでくりひろげられていく子供ワールドと大人たちのシュールなギャグがてんこもりの頭をからっぽにして楽しめる作品です。ハードボイルドの金字塔!合法都市 東條仁名無し突如石油が発掘された都市を舞台にしたハードボイルド作品です。 合法都市というタイトルから悪いことなどを合法化するのかと思い読み進めていきました。主人公は犯罪者と同じ顔に整形することで、この合法都市に潜入する警察官なのですが、街を支配する会長に近づくために出世コースを駆け上っていく様はサラリーマンによく似ていて非常に面白い作品です。 途中のアクションシーンは描写もさることながら話の展開も見事に裏切られました。(良い意味です) アクション好きな若い世代の方にはお薦め作品と思います。 旅のお供に妖精旅行 曽祢まさこソラ曽根先生の作品の中でも大好きな夢いっぱいのストーリーで、ルネとアルファルと一緒にヨーロッパを旅する気分が味わえます。恋人クライドを探すため、一人で旅に出るルネの勇敢さに、海外に憧れる自分も勇気を貰えました。旅の始まりに偶然出会った妖精アルファル。彼に連れて行ってと懇願されてしぶしぶ引き受けたルネですが、旅がスムーズに進むのはアルファルが居てくれたお陰でもあります。反対にアルファルにとっても最初に見つけてくれた人間がルネでラッキーでした。相手が妖精だろうと変な先入観が全くないルネは本当に明るく素敵な女の子。ルネとアルファルはまるで長年の友達の様に気が合い、すぐに最高の旅友になります。自分もこんな旅が出来たら良いな、アルファルがいつか妖精の仲間に出会えたら良いな、なんて夢を描きながら読みました。ファンタジーが好きな人、ヨーロッパに憧れている人には特におすすめですが、曽根先生の可愛くて素敵な作品を一人でも多くの人に読んで欲しいと思います。 男として考えさせられる作品七瀬ちゃんSOS 坂本しゅうじ名無しお嬢様育ちの七瀬ちゃんが野獣のような男達からエッチな攻撃を仕掛けられるも、運良く攻略していく様子が男として少し残念!? 気が付けばエッチな展開を期待しながら読んでいる自分を冷静に振り返り、「ああ、俺もこの漫画に出てくる男と同じなんだなぁ。」と笑えてしまいました。 昔の時代にありがちなセクハラのオンパレードですが、そこまでエッチな内容も生々しい描写はないので、安全?に楽しめる作品だと思います。ダンドリあるあるダンドリくん 泉昌之アルマジロ日常の中でなんとなく心がけてる小さなダンドリを語り合おう! 電車の車両選びは、出口に一番近いところ ダンドリ命ダンドリくん 泉昌之アリーナダンドリって大事だけど、常軌を逸したダンドリへの執念がやばい作品。 でも、横断歩道とかをタイミングよく渡りたいとかけっこう共感できる
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 何回読んでもすごいな。サブタイトルの「日航JAL123便墜落 災害派遣された、ある自衛隊員の記録」とある通りの内容だった。 ・特に好きなところは? 二社の報道が自衛隊の服を着て現場の写真を撮っているところを発見されたところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 飯塚訓の墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便などを読んだことがある方には読んでも大丈夫だと思います・・・