GOTマンガの感想・レビュー4件これはいい匂わせ…!酒を泳ぐアザラシ ドンドン天沢聖司カラオケいこ!を読んだ友達が「もっとこういう匂わせBL読みたい」って言っててメチャクチャ共感したのですが、そんな我々の欲望に応えてくれたかのような素敵な作品でした! 絵がつやつやキラキラでとにかく綺麗で、バーとお酒が織りなす素敵な世界に連れて行ってくれます。 ドンドン先生…お名前覚えました。さえない生活をしてる人々が主役LOW LIFE 大嶋宏和喫茶マンハッタン作者さんがアメリカンコミック好きらしく右開きの漫画になってます。一話完結の短編集ではありますが、登場人物たちが住んでいるのがおそらく同じ街なので「LOW LIFE」な人々を描いた連作としてまとまりがある一冊になっています。舞台は日本なんですけど海外マンガっぽい雰囲気があるのは、絵柄だけでなく主人公達の「さえない」感じが新しいからかなと思います。日本の漫画のさえないキャラクターってド貧乏な場合が多いですよね。この作品では現代にフィットしたさえなさだなと思います。帯にもありましたが「グレー」だからこそ共感するんです。なのでシュチュエーションは違ってもどこか自分と重なるように感じるので、読んでると痛くない腹を探られてるような気分にもなったりします。でも二度と読みたくないなんて思わず、逆に繰り返し読みたくなるから不思議です。まさに苦味が旨味のような深い一冊でした。フジオプロが一番輝いていた時代を知る赤塚不二夫の旗の下に フジオプロの青春 てらしまけいじstarstarstarstarstarひさぴよ数々の逸話を残す赤塚不二夫のプロダクション「フジオプロ」での日々を回顧したエッセイ漫画です。 主に70年代の思い出が中心です。チーム体制でバカボンのアイデアを練っていたブレーンたち、長谷邦夫、古谷三敏の活躍や、小学館の武居俊樹、五十嵐隆夫などの名物編集者、曲者だらけのアシスタントたちが登場します。タモリとのエピソードも少しだけ出てきます。フジオプロが一番輝いていた時代。 さまざまな媒体でフジオプロの逸話は語られてきましたが、これまでのイメージをさらに上回ってメチャクチャな現場のように感じました。これでよく制作現場が成り立ってたな・・・とあきれるような感心するような。 フジオプロといえばやはり、お酒のエピソードには事欠かない様子。 職場で飲むのは当たり前、仕事終わりはみんな深夜まで飲んで騒ぎます。 迷惑な酔っぱらいでしかないのですが、やることなすこと面白いから許せてしまう所がありますね。叱られたときは「ごめんなさい!永井豪とダイナミックプロでーす!」と騙って逃げるのには笑いました。 漫画内では貴重な写真をはさみながら、東京新宿区の落合エリアの紹介もされていますので、聖地巡礼する際には参考にしたいと思います。 全体的に湿っぽい話はほとんどなく、楽しい気持ちだけが残る漫画でした。 あとがきは、酒の勢いに任せて書いた文章ということですが、ちょっと意味するところが分からない部分もあり、もう少し真面目に締めてほしかったのが正直な所。しかし同時に「これでいいのだ」とも受け取れました。ちばてつや賞大賞受賞作家が描く新作読切僕の先生 散田島子はる「僕の家族を殺したのは、大好きな先生の家族だった」 「#わすれてしまうわたしたち」で第75回ちばてつや賞一般部門大賞を受賞、モーニングに掲載された散田島子先生の新作読切が、7月19日COMIC MeDu(めづ)にて公開された。 引きこもりの少年・水島と、そんな彼に誠実に向き合う教師・田城。 被害者遺族の中学生と加害者遺族の教師の物語。 【掲載ページ】僕の先生 http://www.comic-medu.com/wk/bokunosensei
カラオケいこ!を読んだ友達が「もっとこういう匂わせBL読みたい」って言っててメチャクチャ共感したのですが、そんな我々の欲望に応えてくれたかのような素敵な作品でした! 絵がつやつやキラキラでとにかく綺麗で、バーとお酒が織りなす素敵な世界に連れて行ってくれます。 ドンドン先生…お名前覚えました。