オーバーラップマンガの感想・レビュー89件<<1234>>話が進むたび"ワケあり"が増えていく社会人ラブコメ #1巻応援ワケあり男女のシークレットデイズ むしろsogor25主人公の瀬島あかりは2.5次元俳優のオタクですが、そのことを会社では隠しながら働いていました。 しかも「彼氏と電話する」という口実で昼休みにランチの誘いを断って会社を抜け出し、近くの公園で推しの俳優の配信番組を見るという始末。 そんな彼女はある日、いつもの公園で配信に夢中になるあまり、お昼ご飯をカラスに食べられてしまいます。金欠で新しくお昼を買う事もできず困っているところ、見知らぬ男性に助けられます その際に会社を抜け出して推しの配信を見ていることを彼に話してしまうのですが、その日の午後にあかりは、さっき助けてくれた男性、風間律が今日から異動により自分の同僚になると人物だったいうこを知ります。 こんな感じで秘密を共有することになったあかりと律なのですが、そのまま社会人ラブコメのような展開に入っていくのかと思いきや、さらに驚きの展開が繰り返されていき、かなりコメディ寄りの作品であることがわかってきます。 加えて、あかりがオタクであること以外にも会社の同僚に秘密にしないといけないことが出てきて、さらに作品のドタバタ感が増していきます。 もちろん2人の関係性の進展もちゃんと描かれており、楽しめるポイントのたくさんある作品です。 1巻まで読了雑用に励む騎士見習いくんの中世ほのぼの日常マンガ!騎士譚は城壁の中に花ひらく ゆづか正成天沢聖司表紙の美しさとあらすじが気になってためし読みしたところ、「これ嫌いな人居ないでしょ…!」っていう最高のやつでした。説得力のある細かな描写と解説、中世ヨーロッパ風世界の日常が柔らかい線で丁寧に緻密に描かれていてワクワクがとまらない…!! https://comic-gardo.com/episode/13933686331610129034 乙嫁語り、カイニスの金の鳥、月と金のシャングリラなど、ある時代の暮らしを丁寧に切り取った作品はそれだけでウットリと世界に浸ってしまいますが、これもまたそれらの作品に連なる素晴らしい作品でした。 物語は貴族の師弟で騎士を目指して下働きをしているロサくんが朝目覚めるところから始まります。 もうこのシーンが最高。ラピュタか世界名作劇場か…といった素晴らしい生活感。 ロサくんが暮らす高い塔の狭い1人部屋、馬房、騎馬訓練場へと次々に場所が移っていくのですが、途中に巻物(スクロール)っぽいコマや、アール・ヌーヴォーっぽい枠が登場し、日常で使われている道具や部屋についての解説が行われるのがとにかく素敵。 あとがきによると本作は「騎士(見習い)が主人公なのに、バトル無し日常漫画」とのこと。 も〜〜〜そういうの大好きです…!! そしてこの主人公のロサくんにはある大きな秘密があって、それがまた今後どう物語に関わってくるのか続きが楽しみです!"お隣のお姉さんに「おかえり」と言う仕事"に転職した人の話 #1巻応援月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい(ガルドコミックス) アサヒナヒカゲ 野地貴日 黄波戸井ショウリsogor25主人公のサラリーマン・松友裕二がいつものように終電間際まで残業し帰宅すると、マンションのお隣に住んでいる女性・早乙女がドアの前で呆然と立ち尽くしている場面に遭遇します。 話を聞くと出張先に家の鍵を忘れてしかも明日のプレゼンで使う大事な資料が家の中にあるとのこと。 鍵を開けるために松友がベランダから渡って窓を割って家に入ることにしたのですが、中から鍵を開けた際に発した松友さんの「おかえりなさい」という一言に早乙女はいたく感激し、 「私が雇うのでおかえり担当部長になってください」 という謎の提案をされます。 これは"おかえり担当部長"(実際には家政婦のような仕事)をすることになった松友と、彼を月30万円で雇った早乙女との物語です。 「小説家になろう」発の小説、いわゆる"なろう小説"が原作のこの作品。 早乙女は月30万円を給料として払えるほどのエリートサラリーマンで、一方の松友も最初の出会いの時に躊躇なく早乙女を助けたことからもわかるように、かなり有能な人物として描かれています。 「おかえり」を言ってもらうためだけに隣人を雇うというぶっ飛んだ設定なのですが、ちゃんと契約書を締結したり、休日に一緒に外出する際には"休日手当"が支払われたりと2人のやり取りは大人としての体裁を保っていて、そのアンバランスさが面白いコメディ作品になっています。 また 仕事で気を張っているためか早乙女は家に帰ってくるとどうも精神年齢が幼くなる傾向があるようで、そこにもギャップがあって楽しい作品です。 何より松友の早乙女への対応が彼女を女性として意識しつつもとても紳士的で、いろいろと"ハプニング"が起こるのですが作品から変ないやらしさは全然感じられません。そのため、社会人でも頭を空っぽにして楽しめるラブコメ作品になっています。 1巻まで読了わかりみが深い脳兎サミット 井口病院野愛脳内に天使と悪魔があらわれて葛藤するのはよくある設定だけど、これは兎と兎なのでとてもかわいい。しかも天使の兎もそんなに天使じゃない、割とみんなネガティブで現実的。 主人公の鰻田さんがめちゃくちゃネガティブでコミュ障なのがよい。わかりみが深い。誰とも会わずに帰りたいし、デパートで店員さんに声かけられるのこわいけど声かけられないとわたしのようなものがこんなとこに来てすいませんみたいな気分になるし、わかる。 気持ちがわかる故にゆるく楽しく読めました。 鰻田さんは目しか描かれてないのにご飯食べるし口紅塗るからふしぎ。かわいい。好きだったゲイが“◯◯結婚“してました #1巻応援好きだったゲイが他の女性と結婚してました さいとう林子nyae※ネタバレを含むクチコミです。滅びた世界で「生きること」を全力で楽しむ旅路 #1巻応援世界は終わっても生きるって楽しい 鳥取砂丘sogor25文明が滅び、"赤い霧"という謎の自然現象に覆われた世界。 そんな世界を、大きなハムスターのような生物・ヤゴ、そして球体の浮遊する機械・メイとともに旅する少女ヤコーネの物語です。 いわゆるポストアポカリプスの世界を描いてる作品で、1巻の段階で人らしき生物は主人公のヤコーネ以外には見当たりません。その代わりに人間を襲う未知の生物がたくさん現れてヤコーネたちの行く手を阻みます。そんな何が起こるかわからない状況を潜り抜けながら彼女たちは旅を続けています。 ヤコーネたちの旅に大きな目的はなく、強いて言うなら「生きること」を目的にしているように見えます。ただ、その旅では困難はあれど決して悲観的なものではなく、タイトルにある通り、滅んでしまった世界を旅しながら全力で「生きること」を楽しんでいる、そんな印象を受けます。 また、不思議な生物が多く出てくる作品ですが、主人公のヤコーネもまた私たちが思っていた"普通の人"ではないような描写が徐々に見えてきます。もしかしたらそのあたりに、滅んでしまったこの世界全体の謎がヒントが隠されているのかもしれません。 純粋にポストアポカリプスの世界観だけでも楽しめる作品ですが、この世界が滅びた謎についての考察もできるし、それ以上にこの厳しい世界観の中で見せるヤコーネたちの「生きること」対してとにかく前向きな様子に、読んでいて不思議と明るい気持ちになれる、そんな作品です。 1巻まで読了微笑ましくてニチャァとしてしまったノンケとガチの幼馴染 かおもじとうもころし最後にちょっと「あっ!?」という仕掛けがあってよかった。 黒髪くんのほうが最初からもう「好き好き」って感じなのが終始微笑ましい。絵柄もいい感じにラフでけっこう好きな感じです。これからもBL描いてほしいです!"おつかれさま"な貴方に送る癒やし系猫マンガ #1巻応援吾輩は猫である、職業はバリスタ。 舞嶋大sogor25なにかに疲れた"おつかれさま"だけが辿り着けるお店「喫茶八割」。そこのマスターはスラッと背の高い猫。猫のマスターとの会話によってお客さんとの交流を描く作品。 といっても、その人の抱える問題を不思議な力で解決するというような作品ではなくて、お客さんとマスターとの会話によって文字通りお客さんが心を落ち着ける場所として喫茶店が機能している。マスターも基本的にはクールなんだけどお茶目なところもあったりする。作品の雰囲気はとても落ち着いてて、作中のお客さんだけではなく読者への癒やし効果も高い"猫マンガ"。 1巻まで読了ピュアヤンキーにご用心#1巻応援うちのおばあちゃんが元ヤンに狙われています! 星倉ハル六文銭地元で泣く子も黙る伝説の元ヤンだった男に、祖母が狙われる話。 といっても、詐欺とか遺産目当てではありません。 恋愛対象として狙っている…とも安易に言い切れないのですが、元ヤンが幼い頃、祖母に世話になった恩返し的な感じで祖母を守る感じ。 全体として、孫の女子高生・律が、祖母と元ヤンの関係に何か裏があるのでは?と怪しんで、空回りして、ドタバタするコメディタッチの展開は、どこか懐かしい感じがします。 また、祖母の若い頃が愛嬌ある美人で、そりゃ元ヤンもなびくわと思うのですが、年老いても変わらず通い続ける(思い続ける?)元ヤンの姿勢に、なんともピュアで、見ていてほっこりします。 これも一つの愛の形ですかね。 資産とか容姿とかステータスではないところで、ひかれあう感じいいですね。 女子高生と元ヤンにフラグが立たないことを祈って、2巻を楽しみにしてます。おなかが減ってくるとんでもスキルで異世界放浪メシ 赤岸K 江口連 雅名無しスライムのスイがとてもかわいいです。料理もおいしそうで読んでるだけでおなかがへります。欲望にまみれている女神たちもかわいいです。表紙とタイトルで侮るなかれ異世界迷宮の最深部を目指そう 左藤圭右 鵜飼沙樹 割内タリサmampuku判で押したようなゲーム様式異世界ではあるものの、存外読みやすく、展開にもわくわくさせられます。原作だけでなく漫画家さんのセンスも素晴らしいのでしょう。類まれなデフォルメのセンスに加え、漫画表現に関しても勉強熱心さが伺えます。引っくるめて言うなら「上手え」w ストーリー面も、ゲーム系異世界の説明不要さに甘えず、また主人公も順応しすぎないのが良いですね。得体の知れない世界の主に命運を握られている薄気味悪さ。SAOやリゼロ、幼女戦記みがあって大変好みです。胃袋ガッツリ✕異世界とんでもスキルで異世界放浪メシ 赤岸K 江口連 雅さいろく発想は異世界転生系においても腕力は現代人でなにか1つだけ(または少数)突飛スキルがあるというシンプルなものなのだが、序盤からチートで最強モンスを従えるという1点が少し類を見ないかな? (と思ったけど転スラのスキル吸収に似たとこあるかも) 料理がメーンであること、フェンリルが可愛いこと、モブも見た目が丁寧でそれなりに魅力的であることなど、結構いい線なのではないかなと思う。 好みによるけど、あまり異世界転生系詳しくない自分でも読みやすくて好みでした。なろうや異世界転生に興味がない人にこそ読んで欲しい、美少女もチートもない骨太ファンタジー最果てのパラディン(ガルドコミックス) 奥橋睦 柳野かなた 輪くすさが兎来栄寿「小説家になろう発」と聞いただけで「ああ、自分の趣味嗜好の外だな」と思ってしまう方もいることでしょう。 しかし、この『最果てのパラディン』はなろうのメインストリームとは一線を画す純然たる素晴らしい王道ファンタジーです。このご時世には珍しく美少女の一人も出てきません。そして主人公もチート的な能力で無双する訳ではなく、世界の理の中で苦渋を舐めながら研鑽し葛藤し成長して行きます。 とりわけ個人的に好きなのは、最新の3巻で描かれる不死者たちによる疑似家族の絆です。一つ一つのセリフに重みを持たせて紡いだ上でのあのシーンには思わず目頭が熱くなりました。 世界観の設定による昂揚もありそれを描く奥橋睦さんの絵も非常に良く、続きが待ち遠しくなりこの世界に浸っている時間を幸せに思える作品です。ファンタジー好きの方にはぜひ手に取ってみて欲しいです。最強の魔獣も胃袋を掴まれれば可愛いお供にとんでもスキルで異世界放浪メシ 赤岸K 江口連 雅名無しやっぱり異世界モノだと偏見もって避けない方がいいですね 可愛い〜うまそう!普通のグルメマンガ! ゆるゆるのケモノマンガとご飯マンガが好きな人は読んでほしい。 異世界でネット通販してるんですけどネット通販は魔法にも勝る最強手段! 異世界⇄現世で転売みたいなこともしてるんですけど現世の商品クオリティは最高水準! ってことなんですよねきっと。 主人公もふっっつーーーのサラリーマンなので気張って読まなくて大丈夫。 肩の力抜いて読めます。 異世界ものだけど腹が減ってくる話。 このステーキ丼食べたい…!ちょっと弱いが新しい。骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中(ガルドコミックス) サワノアキラ 秤猿鬼 KEGまさお異世界転生で俺強い系の漫画。強いんだけど、ちょっと抜けてるところが可愛くて面白い。ストーリーもエルフ、王族、主人公がバランス良く展開して面白い漫画。ちょうどいいとんでもスキルで異世界放浪メシ 赤岸K 江口連 雅starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ストレスなくゆるく読めるから、そんなガッツリ読みたい気分じゃないときにちょうどいい。 「ネットスーパー」という謎スキルのおかげで異世界でも余裕で生きていけるという話。 いいなー便利だなーと思ったけど、確かに現代人には必須のサービスで普段から恩恵受けまくり。 そんな「ネットスーパー」の能力を要所要所で使いながら、基本的にはわりと自分で頑張っているから好感度が高い。 無双しすぎないのは読んでいて気持ちがいい。 味気ないご飯しかない異世界では美味すぎるご飯を作れることで超協力モンスターや神との契約もできてしまうあたりはもとろん無双しているのだけど、本人自体はいたって弱いまま。 そう考えると直接の肉体的・物理的な強さじゃなくて状況の変化にスキルを有効に使えるのが工夫の見せ所で面白い。 目を付けられないように放浪しているが、本人も修行しながらの旅だし、いまのところ基本的に一話完結だけどこれからストーリーに進展はあったりするのかなと楽しみ。 ちゃんと異世界から持ち込んだゴミをどうするのかという問題にも配慮していて、スライムに全部食べさせるという力技で、しかも食べまくるとレベルアップする。 便利~。 料理するのは楽しいけど、片付けってめんどうだったりするもんね、特に油使ったあとのフライパンとか皿とか。イラストレーター黒銀さんのファンなのでこれは読まねば黒鐵のイド 黒銀 秀章mampuku「武装中学生2045」「ナイツ&マジック」などのライトノベルイラストや「魔法戦記リリカルなのはForce」のメカデザなどを手掛ける実力派イラストレーター黒銀氏の、知る限り初の商業漫画作品かと。 ここで読める↓ http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=ZG0015&vid=&cat=CGS&swrd= やや展開が唐突な感はありますが(これは原作がそうなのかな?)意味深な少女と出会って不気味かつ強力な侵略的モンスターが現れて主人公がロボットを操って戦うまでを1話目でこなすというロボットアニメのお約束を全うしています。なんやかやワクワクさせられるスタートです。今後も楽しみ。<<1234>>
主人公の瀬島あかりは2.5次元俳優のオタクですが、そのことを会社では隠しながら働いていました。 しかも「彼氏と電話する」という口実で昼休みにランチの誘いを断って会社を抜け出し、近くの公園で推しの俳優の配信番組を見るという始末。 そんな彼女はある日、いつもの公園で配信に夢中になるあまり、お昼ご飯をカラスに食べられてしまいます。金欠で新しくお昼を買う事もできず困っているところ、見知らぬ男性に助けられます その際に会社を抜け出して推しの配信を見ていることを彼に話してしまうのですが、その日の午後にあかりは、さっき助けてくれた男性、風間律が今日から異動により自分の同僚になると人物だったいうこを知ります。 こんな感じで秘密を共有することになったあかりと律なのですが、そのまま社会人ラブコメのような展開に入っていくのかと思いきや、さらに驚きの展開が繰り返されていき、かなりコメディ寄りの作品であることがわかってきます。 加えて、あかりがオタクであること以外にも会社の同僚に秘密にしないといけないことが出てきて、さらに作品のドタバタ感が増していきます。 もちろん2人の関係性の進展もちゃんと描かれており、楽しめるポイントのたくさんある作品です。 1巻まで読了