株式会社ビーグリーマンガの感想・レビュー18件テニス始めたきっかけ太陽にスマッシュ! あゆみゆいstarstarstarstarstar_borderママ子はかない印象の萌が周りの人とのかかわりで逞しくなっていく姿が好きです。そこに開耶くんという恋愛要素が加わり、スポーツと恋愛の青春2本柱になっている感じです。 あゆみゆいさんの描くヒロインが「ザ・女の子」でかわいくて当時から大好きでした!燃えろプロ野球以来のパワーヒッター4P田中くん 七三太朗 川三番地名無し主人公の田中くんは本当に努力家です。 どんどんどんどん野球が上達していきます。 なんと、バットを短く持ってハーフスイングでホームランを打つというカブレラもびっくりのパワーヒッターになります。 燃えろプロ野球のバントでホームランを彷彿させますね。 努力は必ず報われるというのがメッセージの漫画ですね。毎月楽しみにしていました。鈴木さんのたてがみ 真右衛門ナベテツライオンの鈴木さんがリストラされ、そこから始まる尊厳を失いながら描く家族のワイルドライフ。 文明と自然を少しシニカルに描く4コマですが、このテンポが大好きでした。 掲載時、毎月楽しみに読んでおり、単行本化を待っていたのですが、紙で出版されず、電子書籍で読めて嬉しいタイトルでした。 笑える4コマを探している方は是非。 #マンバ読者会情け容赦なし羅威阿伝オーグ 土居龍生名無し永井豪先生を彷彿とさせる 伝奇ヒーローもの。 時期的に『獣神ライガー』を意識してるのかな? 序盤から主人公とヒロイン以外、親・友人などが 容赦なくグロく死んでいく。 死んだと思った親友が敵組織の手で生き返り、 ライバルとして登場するのはありがちだけど、 燃える展開だと思った。 只、やはりグロ過ぎたのか、打ち切り。 もう少しマイルドというか、特撮ヒーローっぽく 出来ていたら、化けた可能性があったかも知れません。 はじめて聖地巡礼した漫画 #推しを3行で推す逆光の頃 タナカカツキnyaeこの著者の漫画を初めて読んだのがたぶんオッス!トン子ちゃんだったと思うので、まずそことのギャップに驚いたのと、漫画ってどんなふうに描いても良いんだと激しく感銘を受けた記憶があります。いい意味で既成概念を崩してくれました。 とくに舞台である京都の情景の描き方が美しく、決して写実的とかそういうことではないんですが本能的に「ここへ行きたい」と思わせる引力があります。 そして実際に、とくにフットワークが軽いわけでもない私を京都の鞍馬寺まで行かせた漫画です。聖地巡礼というやつですね。 これがデビュー作?かどうかはよく知らないですけど、学生の時に描いたものが賞をとって連載化したらしく、そんな若い時にこういう作品を生み出したという事実がもうとんでもないことだなと読む度思います。霊能力者&霊媒体質 JK2人のバディもの空の底 白砂の姫君 つじいもとこ名無し最初の2話は日常生活で出会う怪奇現象を他の友達とも一緒に解決するフツーのスクールホラーコメディって感じだったけど、いきなり3話目で異世界転移してあちらとこちらの王族を巻き込んだ壮大な冒険が始まって笑ってしまった。80年代ぽくて最高。 続編もあるらしいので楽しみ。脳内麻薬出せないと漫画って描けないのかなってミニぱと 柳沢きみお野愛大市民シリーズの圧倒的アッパーさにやられてしまい、何故か柳沢きみお先生が気になりだしています。 絶対好きになれない気がするんだけどどうしても気になるので、短めのやつで絵が可愛くて軽そうなやつから読んでみるかと思ったのがこの作品。 ドタバタコメディっていうからわかってはいたものの、めちゃくちゃアッパーでした。 内容なんて1ミリも入ってこず、そもそも内容があるのかもわからないけれども、終始ハイテンションでアッパーすぎて頭真っ白のまま読みました。 こういう時代なのかな、こういう作風の方なのかな、とかいろいろ考えてしまいますが考えても答えは出ないのでこれからも柳沢きみお先生の作品をいろいろ読んでみたいと思います。 高校時代のどうしようもなさジンバルロック 古泉智浩hysysk田舎の高校で、勉強も部活もそれほど力を入れず、異性にもモテることなく、だらだらと毎日を過ごす。そんな若さの無駄使いこそが最高の贅沢であったことを教えてくれる作品。こんなに美しい最終話はそうそうない。 自分も先輩から洋物のエロ本を継承したことを思い出した。思い出す必要なかったのに。川三番地の連載デビュー作男ぞ!硬介 川三番地starstarstarstarstarウマタロ1980年に週刊少年マガジンで連載していた川三番地のデビュー作。 シンプルな表紙からは想像しにくいけど、読んでみたら色々と意外性あって良かった。 ジャンルとしては当時流行っていたハレンチ漫画にあたるだろうか。 硬派な空手家の主人公が、女子高生から悩殺ポーズ(ロンスカでパンチラ)でからかわれて鼻血を出しまくるという設定。いまどきの漫画と違って変な生々しさがないから、ドキドキはしないが、ある意味ホッとする。 あと、キャラクターの顔の描き分けも出来ていてとても読みやすいし…背景も上手さが際立ってるw 独特の笑顔でギャグをかますスタイルもこの時からすでにあるなと感じる。 展開としてはモブ気味のヒロインが深く関わるようになってから段々面白くなってきて、 なんやかんやで近所の番長や空手家と戦い挑まれて、最終的には男として軟派に生きるか、硬派に生きるかの決断をするというお話でした。服飾の世界で生きる前向きなヒロイン虹色の街 柴田あや子名無しファッションの世界に魅了された主人公・菜々美が、さまざまな困難に襲われながらも挑戦していく物語です。1970~1980年代は、デザイナーを目指して服飾専門学校に進学する人が多く、一条ゆかりさんの「デザイナー」など、ファッション界を舞台にした少女漫画も多かったので、時代を感じます。が、愛と野望と陰謀がまじりあったストーリーは、今読むと意外と新鮮かもしれません。 何より登場人物たちの生きかたが素敵だと思いました。服飾の世界は見ているだけなら華やかですが、裏側ではよりよい作品を生み出すために努力する人たちが大勢いるということを感じました。何が起きても前を向いて生きていこうとする菜々美にも共感します。同世代の彼氏と年上の有名デザイナーとの間で揺れ動く複雑な恋愛関係も読みごたえがありました。 友情努力勝利プラスαすぎる昭和の名作シャンペン・シャワー かわみなみ野愛少女漫画もスポーツ漫画も滅多に読まないけど、この2つが合わさって更にギャグ漫画要素も入るとこんなに面白いのかとびっくり! 少女漫画でサッカーを取り扱った作品て現在に至るまでどれくらいあるのでしょう。好きな男の子がサッカー部とかそういうのは多いかもしれないけど珍しいのでは? しかもわたしが生まれる前に連載されていた作品で、Jリーグ発足前らしいのでまたもやびっくり。ガチのサッカー好きだから描けた漫画なんだなあ…。 だからこそ、サッカー好き以外の人も楽しく読める漫画だと思います! ジャングルで育ったバナナばっかり食べてる野生児アドルと、彼を取り巻く変人だらけの仲間たちがてんやわんやサッカーしたりサッカー以外のことをしたりとにかく楽しい! 変人だらけだけど絵は昭和のキラキラこってり少女漫画なので、アクが強いのに美しくて絶妙なんですね。アドルめっちゃ可愛いし。 サッカー漫画とかアニメって試合の描写が超次元なものが多いけど、こちらの作品はだいぶまともと言うかしっかり描かれているのではないかなと思います。 後半になると結構超次元サッカーだし、男塾みたいな修行もしてるけども…それもまた一興。 友情努力勝利にプラスしてギャグと美が加わってるんだから最強です。2chコピペのトッティもこのチームなら常識人かもしれない…という世界観をぜひ味わって!!さまざまな事情を抱えた人たちスパイシー・カフェガール 深谷陽名無しちょっとあやしい強面のマスターが経営するタイ料理屋さんで働くことになった料理人テツヤ。出てくるタイ料理がどれも美味しそうだけど、周りの外国人のキャラが濃くて、不法就労とか密航者とか、何やら皆さん事情を抱えている人たちばかり。 テツヤが拉致られたり、銃で脅されたりと、料理屋のお兄ちゃんのはずが、ひどい目にあっています。でもあくまで普通の感性の持ち主なので共感&応援できます。こういう世界が実際にあるんだろうな…と思わせてくれるディープでスパイシーな作品です。主人公・田中球児の成長していく姿がカッコイイ4P田中くん 七三太朗 川三番地名無し※ネタバレを含むクチコミです。 華やかな世界を支える人間臭さ無頼記者 やまさき十三 園田光慶hysysk基本的に駄目な選手、地味な選手が一瞬の輝きを見せる話が多いのだが、あらすじにもある通り「勝つこと」以外にプロのスポーツを観ることの深みや味わいが描かれている。華やかに見える世界でも、選手には生活があり、人間関係に悩んだり能力の限界に苦しんだりしている。 主人公である記者が元野球選手というのが効いていて、仕事における引き際や自分なりの役割を考えさせられた。女の私には理解できない魅力があるジンバルロック 古泉智浩名無しあまり知られていないが古泉智浩先生の作品はほとんど映像化されている。クリエーターに愛される作家なのである。私もジンバルロックを面白いなと思いながら読んだのですが、おそらく本当の意味では理解していないんだろうなという自覚がある。女の子と一線を越えるかもしれないけど、その子はあんまり可愛くなくて好きでもなくて、自分に対して「ごめん」って謝るシーンがある。結局は女の子に「私のこと好きじゃないでしょ?」と言われてパンツを脱がずに終わるんだけど。なんで謝るのか…分かるけど、分からない。主人公の気持ちにシンクロできないというか。でも、みんなが好きな古泉先生の魅力ってこういうところなんでしょ?と勝手に思ってる。私も心からジンバルロック面白いって言えるようになりたい。話によっての面白さが違いすぎないか?無頼記者 やまさき十三 園田光慶マンガトリツカレ男すげー良い回と「えっ」と思う回の差が激しいマンガ 記憶だけで書くけど、ビッグコミックの総集編で1話読んでむちゃくちゃ面白くて買ったは良いが、掲載された1話だけすごくて他のはそうでもなかった印象 第一話の「一打落涙」が総集編に掲載されたのだが人によってはこれで終わりって思うだろうが俺にとっては傑作回 京都の街を舞台に多感な中学三年生を叙情的に描いたタナカカツキデビュー作逆光の頃 タナカカツキ名前はまだない描写がとても繊細で詩的。京都の街を舞台にしているのもまた作品の世界観ととてもマッチしています。 中学3年生の進路や恋やもっとずっと先の将来にぼんやりとした不安や恐れのようなものを感じている主人公の男の子が夢を追いかける友人や近所のおじいさん、ちょっと気になる女の子、中学を卒業したら家業を継ぐことになっている馴染みの友達との交流で少しづつ世界が広がっていき、また自分自身のことを少しだけ理解したりしていきます。 心がグラグラと揺れ動く独特な年頃の心を丁寧に描写しながら、物語はどこか詩的な運びをしつつ、京都の町並みは幻想的に描かれるとても素敵な漫画です。 表紙の絵にもなっている夜の学校での話が特に好きで、手を合わせた瞬間の甘酸っぱさに感動すら覚えました。 映画の公開も近いですが、原作も多くの人に読まれて欲しい作品です。映画化するってんで読んでみたらめちゃ面白かった逆光の頃 タナカカツキ芥川塵太郎サ道の人だってことで名前は知っていたんだけどあんまり漫画をちゃんと読んだことがなかった。 映画化すると聞いてこれを機に読んでみようと思ったらめちゃくちゃ面白かった。 主人公の中学生の思春期っぽいグラグラした感じとか、ちょっとした焦りとかがリリカルに表現されててこれでデビューっていうのはすごいな あと、京都に行きたくなったというか住みたくなった
はかない印象の萌が周りの人とのかかわりで逞しくなっていく姿が好きです。そこに開耶くんという恋愛要素が加わり、スポーツと恋愛の青春2本柱になっている感じです。 あゆみゆいさんの描くヒロインが「ザ・女の子」でかわいくて当時から大好きでした!