集英社マンガの感想・レビュー4975件<<127128129130131>>惜しい九龍ジェネリックロマンス 眉月じゅん名無し香港らしさを少々取り違えてしまっている部分は残念、登場人物が地に足が着いていない曖昧な人物描写 女の子がそこそこ可愛く描けている事だけが取り柄。 タイトルに引き付けられるとガッカリするかも。少女は世界を救い、なにを失うか。彼女は制服のまま世界を救う オヒルネ名無し※ネタバレを含むクチコミです。これを読んで『地獄楽』の解像度を上げよう!地獄楽 解体新書 賀来ゆうじANAGUMAジャンプ本誌に掲載された読み切り2作や一部の登場人物にフォーカスした描き下ろしの小編5篇と設定集、対談などなどという構成。単行本のオマケマンガなどでも薄々感じられてはいましたが、本編には出てこないキャラの個性やバックグラウンドなどかなり緻密に設定されていることがわかって面白いです。 最初の頃にいた死刑囚の紹介読むと「懐かし~!」って嬉しくなっちゃいますね(転び伴天連のモロマキヤ!)。 個人的に一番面白かったのは藤本タツキ先生との対談。お互いの作品の魅力に思うところや、どんなことを考えながら週刊連載を乗り越えたのかなどなど…。近しい関係だからなのか、創作に対する姿勢が鋭い着眼点で語られていて読み応えありました。 特に『地獄楽』1話のナレーション演出に対するお二人のコメント、かなり細かい演出論まで踏み込んでいて勉強になります。 本編の情報がグンと増えて解像度が上がること間違いなし。本編をもう一度読み返したくなる素敵なファンブックだと思いました!ギャグの感じが絶妙ふぐマン 徳弘正也starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男主人公の竹田虎ノ助が性格で悩み、同僚のマッドサイエンティストに頼み虎の遺伝子を組み込もうとするが間違って虎フグの遺伝子が組み込まれる。 竹田虎ノ助と女性がらみの良い話が多いがマッドサイエンティストの木村昌也と所長の森河真一郎のボケとツッコミが最高だった。狂四郎2030のようなマンガを描ける作者が「真剣にギャグを描く」を言ってるだけあってすごいサイエンスギャグ漫画だった。本当に途中で終わったのが残念だ... とにかくかわいい♡ #読切応援魔女にラブコール 紀ノ目野愛かわいい最高かわいい…!! 無差別に呪いをかける魔女は厄介だけど、こんなに可愛かったらいたずらっ子くらいの感覚で許せちゃうし、顔をハトにされちゃったロバートもこれはこれでかわいい。 ロジカとラッカセイもかわいくて面白い作品だったけど、こういうラブコメもかわいいし面白い好き!続きも読みたいけど、願わくばロバートはハトのままでいてほしい。かわいいので。 この作品はTシャツにできないのか…かなしい紀ノ目さん新作!魔女にラブコール 紀ノ目nyae※ネタバレを含むクチコミです。オリンピックの意味、そして表現とお金。オリンピア・キュクロス ヤマザキマリnyaeたぶん、2020年東京オリンピック開催が決まったことがこの連載が始まるきっかけになったと思うんですが、決して「オリンピック万歳!」的な内容ではなく、元は神に捧げる祭事であったところから、いかに経済効果を上げるかが目的となってきたこと、そしてアスリートは「国のために戦い、そして結果を出す」ことが当たり前になっているのは何故か、ということがメッセージのひとつとなってます。 メインのストーリーとしては、古代ギリシャの壺絵師を生業とするオタクの青年が、自分が好きなこと・やりたいことと他人に期待されることの違いに悩み、ひょんなことから様々な時代の日本へタイムスリップし(どっかで見たな)、スポーツをすることの意義やオリンピックのあり方、表現と感動、そして経済を学び、そしてそこで得た知識やアイデアを地元の村の繁栄に役立ててゆきます。 こうあるべきと押し付けるようなものではないですが、今はオリンピックに少し重きを置きすぎというか、お金や勝ち負けよりももっと優先してもいいことってあるんじゃないかな、という作者の願いが、とくにあとがきを読むことで伝わります。 確かに、選手たちはいちいち国を背負いすぎだし、他人に「夢と勇気」を与えることが目的なの変じゃない?君がやりたいからやってるんじゃないの?と個人的にも思います。 (全員がそうじゃないかもですが)好きで、楽しくて始めたはずのスポーツが、いつしか重圧になってしまい、結果を残さなければ存在意義すら失いかねない。 5巻の羽海野チカさんとの対談でもありましたが、世界的なスポーツ大会の舞台に立っている姿を見るだけで「偉い、尊い、優勝!」ってなっても良いはず。どんな結果であろうと選手に文句をつける人はそれなりの権利があるんでしょうね?という話です。 この漫画はまだ続いてますしどういう着地をするかは分かりませんが、オリンピックというものについて色々思うところがある人には読んで欲しいかなと思います。 久しぶりに読み返した黄門さま~助さんの憂鬱~ 徳弘正也starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中読んでいたはずなんだがラストがどうなってたか全く覚えていなかったので読み返した。内容としては「水戸光圀の諸国漫遊世直し」がベースでその実態は光圀のスリルを味わうための旅で、その旅に主人公が助さんとして加わる。 水戸光圀がクズなのか良い奴なのかも掴みきれない感じでシリアスな話でも適度のギャグやツッコミが入るので読みやすかった。胸糞が悪くなる怨み屋本舗 栗原正尚名無し金の為に個人的に恨みがある訳でもない人間を破滅、もしくは殺害しといて 依頼主に説教までかます主人公達に嫌悪感 主人公達が返り討ちに合って自ら殺して下さいと懇願する位の拷問される話の方が読者に受けそう 最終回だけジャンプGIGA掲載だなんて・・・AGRAVITY BOYS 中村充志名無し※ネタバレを含むクチコミです。 悪魔とお嬢様のハイテンションラブコメはしたないかしら? 喜多川ねりま名無し※ネタバレを含むクチコミです。これは憑かれたい貧乏神…!!貧々福々ナズナさま! 稲葉そーへー名無しYJ41号から連載スタートした稲葉そーへー先生の新連載!! 「主人公・孝雄に憑いた貧乏神のナズナ様は、何かが壊れるという対価と引き換えに願いを叶えてくれる。叶った願いに対し、孝雄が『福あり(※幸せ)』と感じた分だけナズナ様は手帳にハンコを推すことができ、それが貯まると福の神になれる」というあらすじ。 満員電車で寄っかかってきたオッサンをすっ転ばしたらめっちゃハンコ貯まったの笑いました。 ナズナ様のノリがしらたまくんの葵ちゃんに似てて可愛い…!癒やされます。ヤンジャンを読む楽しみが増えました。 【第1話】 https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156688890478ちょっとしたホラーです妻が口をきいてくれません 野原広子六文銭「ママ友がこわい」に続き、本作も読了。 書影をみていただければと思いますが、絵柄がふわっとしているのに、内容がリアルでエグいので中毒性があり思わず作家縛りしました。 タイトルどおり、ある日を境に妻が口を聞いてくれなくなった夫の話。 しかも、通算6年。 そう、数日とかではない。6年なのがポイント。 もちろん、ちょっとした挨拶や返事くらいはするので完全に口を聞かないとかではないが、それでも会話らしい会話がないまま6年がすぎる。 ヤバくないっすか。 自分だったら耐えきれず発狂するかも…と最初は思ったのですが、読んでいて、たしかに、子供がいて子供と会話する、ないしは子供を通して会話をするとかであれば、こういう家庭も案外ありうるのかもと納得してしまいました。 最初は夫側の目線で、妻が口を聞かなくなった状況を描き、 後半は妻側から、この背景を描いていく展開が、 謎解きをしていくミステリーのようでひきこまれます。 すべてに理由があるんですよね。 何気なく発した言葉でも相手を傷つけていたり、他人より近い夫婦だからより一層許せないことだったり、身に覚えがある分、思わず共感してしまいました。 自分自身、我がふりを考えるよいきっかけになりました。 夫婦生活がうまくいっている人も、そうでない人も、見直すきっかけになると思いますので、是非最後まで読んで欲しい。 最後のオチに、自分はざわつきました。 照れずに読めるロマンティック・ラブコメ!ちくたくぼんぼん 勝田文名無し舞台は昭和初期。主人公の「イワ」は、田舎から東京に住んでいる元女優の叔母のところに女中奉公にやって来ます。おっちょこちょいなイワちゃんが出会ったのは、イケメンで秀才だけど病弱で両親もいない時計屋の「三五」。正反対のような2人ですが、不思議な三五の魅力にだんだんイワちゃんも惹かれていくんです。勝田文先生の可愛らしい絵柄だと、三五の「一週間僕のことだけ考えて」や「僕は君のものだ」という非日常なセリフもクサくなく、とってもロマンティックでいいな〜!と素直に思いました。あんまり活躍しないけど、イワちゃんちのお隣さんが田河水泡先生みたいな漫画家さんっていう設定が地味に好きです。こういう漫画大好き先生、僕たちがついてます! 寅尾あかまる名無し恋愛経験ゼロの先生と、恋愛経験豊富な小学生の生徒たち。とりあえず現在クラス全員彼氏彼女持ちなんだそうです。そういう設定大好き。 生徒らは先生の婚活を応援するべく、やさしく、時に厳しくアドバイスをしながら見守る話。 個人的にも先生の婚活の行く末が気になりすぎるので続き描いてほしいです…怪獣を倒す夢をもう一度叶えようとするおじさんの話怪獣8号 松本直也やまもん怪獣大国日本ーその発生率は世界でも指折りである。 そんな世の中で怪獣防衛隊を一度は夢を見たが 結局は清掃員に甘んじている日比野カフカだか、 幼い頃幼馴染と交わした約束があった・・・ TSUTAYAのコミックレンタルでおススメされていたので読んでみた。 一度は諦めたつもりだった夢をもう一度叶えようともがく主人公に共感できる。しかし、33歳ってまだ若いと思うけど、おじさんという扱いにはびっくり。年齢は相対的なものだから、自分の今いる環境が回りが年とってるせいかもしれない。ジャンプ的には30代が主人公という時点で十分おじさんか。 岩泉舞、唯一の単行本七つの海 岩泉舞短編集 岩泉舞名無し岩泉舞、唯一の単行本。少年ジャンプ本誌デビュー作を含む、1992年までに描かれた読切短編が6作品収録されています。それぞれの作品は独立した作品ですが、作者の持つ社会に対する考え方、共通の思考が反映されており、非常に考えさせられる内容です。人間の存在とは何か?人間の形をしている生き物と、そのほかの生き物に違いはあるのか?鬼と称されるものと人間のどちらが本当の悪なのか。少年マンガでありながら、根源的なテーマかつ、人を想う気持ちに溢れた短編が多いです。これもすごい!新世界漫画賞レベル高い!9.5 かみだしゅんいち名無し※ネタバレを含むクチコミです。せめて酒量は減らそうぼくの体はツーアウト よしたに野愛こういう漫画が身にしみるようになってきたなあ。 笑えるんだけど笑えないというか。 新しいことに挑戦するのも習慣づけるのも体重落とすのも酒やめるのも難しくなってくる…。 元気いっぱい前向きに取り組んでる感じじゃないところが、よしたにさん好感が持てるなあ。 面白かったぺこぺこの病 渡辺シンペイ名無し主人公と友達のセリフの掛け合いがなんか独特のテンポだった。九井諒子的な少し不思議な設定と、見せ場の決めゼリフはちゃんと少年漫画なところが良 何でも食べてしまうというシンプルな病気の得体のしれない恐ろしさが面白かった。次が気になる小学生博徒〜青天井カケルの一日〜 大鯨泰二郎名無しさらっと楽しめる漫画が好みなので、楽しみが増えました。 続編が気になります。優しくて愛おしい世界椿町ロンリープラネット やまもり三香野愛想いあってるのにすれ違ったり、不器用さ故に想いを伝えられなかったり、素直に好きと言えなかったり、恋愛漫画でよくある描写が私はあまり好きではありません。 だって、話し合えばすぐ解決するじゃないですか。困難があったほうがストーリー的に盛り上がるから?と穿った見方をしてしまいます。 でも、椿町ロンリープラネットは違いました。 ふみと先生が抱えている孤独と優しさが丁寧に描かれているから、すれ違うのも惹かれ合うのも全てが必然でした。 母親を早くに亡くし、父親と2人きりで誰にも甘えることなく健気に生きてきたふみ。 愛されて育った経験がなく、恋も愛も知らず1人で生きてきた先生。 優しくて寂しくて不器用な2人が、生まれたてのような恋を育んでいくのが愛おしくて仕方ないのです。 洋と相生も、鞍月先輩とみどりちゃんも、脇役たちのラブストーリーもかわいくて愛おしくて好きです。 それぞれ孤独を抱えて生きているけれど、1人じゃないんだよと包み込んでくれる優しい作品です。 脇役と言えば、一瞬だけ登場する梅○富美男がいい仕事してくれるんですよね…。 エロ過ぎてエロくないすんどめ!!ミルキーウェイ ふなつ一輝名無し何が言いたいかというと、 完全に本番前提の作風の為、下品に感じてしまい、 エロさは充分なのに逆に物足りなく感じるという おかしなことに。 『モンスガ』ぐらいのテイストがちょうどいいかなあ。 5巻感想、感無量!ここは今から倫理です。 雨瀬シオリチカ読もうと思って読めてなかった最新刊、やっと読めました。先生が生徒の心に向き合う姿勢が面白いです。労働について話す回が好き。<<127128129130131>>
香港らしさを少々取り違えてしまっている部分は残念、登場人物が地に足が着いていない曖昧な人物描写 女の子がそこそこ可愛く描けている事だけが取り柄。 タイトルに引き付けられるとガッカリするかも。