愛海(あいみ)は女性向けフリーペーパーの新米ライター。デキる上司の結城に憧れと尊敬と恋心をいだいているけど、イマイチ彼にはスキがない。そんなある日、二人きりのオフィスで雷、停電のハプニング。エアコンの切れた蒸し暑い夏のオフィスで、思わず自分から彼を誘ってしまい!? 「知らないぞ」「あ、そこっ…やあっ! ああッ」やばい。結城さんが感じてる顔すごくエッチ…。敏感なトコこすれて、こんな刺激初めて…っ! 愛されたくて愛したくて、体当たりでぶつかる愛海の恋は結城に届く?
栞(しおり)は箱入り娘のお嬢様。秘密の趣味はHでロマンティックなTLまんがを読むことで、好みの男性はまんがに出てくるようなワイルドで男性的なタイプ。ある日、両親が決めたお見合いに出かけると、相手の光貴(こうき)はイケメンだけど上品な長髪の男性で、あまり好みじゃない。お断りしようと思ったら、偶然HなTL好きということがバレて彼が豹変。しかも、脱いだらめちゃくちゃいい身体で!? 「その本がなくてもいいくらいにしてやるよ。栞のこと」「あ、ああっ! 男の人の…光貴さんの熱くて硬くて大きいっ…!」誰かに奪われたい秘密の欲望を見すかされ、気持ちも身体もトロトロにとかされちゃう。ほか、片思いのイケメン上司といけない残業タイム……? かわいくてHな読みきりオムニバス集!
美月(みづき)は商社の営業女子。明るく元気で、仕事はデキる。だけど、うっかり者で機械オンチだから、なにかやらかして会社のPCを動けなくしてしまうこともしばしば。社内SE(システムエンジニア)の松岡君に片思い中だけど、気に入られるどころか迷惑ばかりかけてあきれられる毎日。そんなとき、営業相手の嫌な男に強引にお酒を呑まされ、ホテルに連れ込まれそうに。そこへなぜか、松岡君が助けにあらわれる。彼に説教され、自己嫌悪と松岡君の態度に半泣きになる美月だったけど? 「あなたはまったく男心がわかってない。なんで俺が毎回あなたのPCの面倒なメンテしてきたと思ってるんですか」「え? あ、やっ、あん!」「こんな可愛い声出るんですね」「ああっ、だめぇ、壊れちゃう…」気持ち不器用な美月とことば不器用松岡君の恋は、この先どうなっちゃう?
衣里(えり)はどこにでもいる29歳アラサーOL。会社の慰労会でセーラー服を着ることになったけど、これも仕事と恥を忍んで我慢した。なのに、なぜか若手イケメン社長の羽鳥(はとり)に見初められ、専属社長秘書をやることに。しかも本気か冗談か、セーラー服での業務を言い渡された!? こんなブラック企業、すぐに辞めてやる! と決意した衣里(えり)だったけど、社長からホントの気持ちを告白されて? 「そういうのはもっと最初に言ってくれないと! こんなの遊ばれてるとしか思えないです!」「ごめん、ほらもっとよく見せて。なにも着ていない君もきれいだ」「あっ、ああん、こんな恰好っ、恥ずかしい!」ちょっとずれてるイケメン社長に溺愛されちゃうオフィスラブ。
ルビィピンク
「イケメン」とのラブシチュ堪能! さくっと読みきりオンリー! とっておきのアンソロ爆誕です! 創刊号のイケメンたちのテーマは【ふと見せるギャップ】。いつもの彼との温度差にクラクラ!? 彼にたっぷり愛されるフルボディHに溺れてみて。・美波はるこ『まるで不実な愛のくちびる』……営業トークに隠された本音って? ・高野弓『研究テーマは年下彼氏の恋とセックス』……年下ツンなメガネ男が? ・小豆夜桃のん『花に隠れた本能で』……和服男子の穏やかな顔が? ・栗原はるな『ほんとはココも敏感』……チャラけた年下男子のはずなのに? ・紀本『colores』……気づかい男の言えない言葉は?
東京風景
この街のどこかでひっそりと紡がれる、美しき紳士たちの愛情物語。スカイツリーが見える隅田川河畔から始まって、地下鉄のあの路線、あの駅など。もしかしてアナタも見たことがある風景に、こんなイケメンがふたり寄り添っていたら…? 妄想上等!! オムニバスで綴る珠玉のBL短篇集登場です☆
親に言われて幼なじみとの結婚が決まっていたかりん。幼なじみのことは嫌いじゃないけど、このままゴールすることになんとなくモヤモヤする日々。一度は自立してみようと就職目指して面接を受けたけど、そこでも大失敗。ヤケ酒すると、気づけば知らないイケメン昇(しょう)とホテルでワンナイトHしちゃってて? 「まだ結婚してないんでしょう? ここ、ブラの上からもわかるくらい硬くなってるよ」「だめです、舐めちゃ…ああん!」一夜限りと思ってたのに、ゆきずりで始まったのはまさか本気の恋なのかも!?
高校時代、和沙(かずさ)は同級生の由貴(よしたか)のことが好きだった。お嬢様で、ゆくゆくはお見合いでハイクラスの男と結婚することが決まっている和沙にとって、自由に生きる彼は憧れの人。卒業後の同窓会でも、その気持ちを再確認した和沙だったが、「慰めてくれる?」と誘う由貴に「こいびとみたいにして」と慣れたふうをよそおって、体の関係を結んでしまう。好きという気持ちを、ただ伝えたいだけなのに、由貴の紡ぐ冷たい言葉の鎖に絡みとられ……?
地元で人気の小学生 司音(しおん)はハイスペックな美少年。可愛くてイケメンでセンスもよくて、なにより深い発言で大人たちを翻弄してきた。あるとき地元高校の文化祭に出かけた司音は、そこで運命の人と出会ってしまう。「女の子はみんなかわいいし優しくしたいと思うけど深入りはしない」という司音にロックオンされたのは、まさかの演劇部の王子様!? 難攻不落だった完璧少年の本気の恋がはじまっちゃう! 淡くてモヤモヤ、思春期直前☆ シリーズ最強の麗し少年(ボーイ)とキラキラ少女(ガール)のピュアラブストーリー。
毬花茉莉(まりはなまつり)は大人気小説『和装探偵』シリーズの作者・十五月先生(もちづきせんせい)の大ファン。デビュー作からこれまで、何通(なんつう)もファンレターで応援してきた。あるとき、先生のお世話をするアシスタントになれたのだけど、自分の出した手紙を、先生が特別大切にしてくれていたことを知る。「アシスタントになる前からずっと君に恋していた」という先生の言葉に、茉莉も自分の気持ちを告白する。「焦らされるの好きかい? 指がすんなり入ってしまったよ?」「せんせい、気持ちいいっ! イクっイく」けれど、ふたりの関係はしばらくヒミツにしようということになって……?
本山梨子(もとやまりこ)はインテリア関係の会社に勤める新人女子。おっちょこちょいなところもあるが、明るくて元気な性格が取り柄。ある日、酔ったいきおいで憧れのデザイナー顕(あきら)先輩と一夜を共にし有頂天。けれど、先輩の本当の思い人が社内イチの素敵な女性・東堂さんだと気づいて、気分は急転直下。でも先輩は変わらず自分に構ってくれたりで、梨子はわけがわからない。「……悪いと思ってるなら、もう一度俺と寝ろ」「あ、あっせんぱい、いやぁっ!」「つながってるとこトロトロになってる」すれ違うふたりの気持ちは……?
仕事を頑張るアラサーOLの川澄さつきは運動不足が悩みのタネ。解消しようと休日ランニングを始めたけれど、いきなり足がつって転んでしまう。でも通りがかった犬連れのイケメン高島の的確な処置で、さつきはピンチを脱出。仲良くなるうち、どんどん彼を好きになるさつき。思いきって告白すると、なんと彼は笑顔で即OK。そのまま彼の家で甘く激しいHに流されて……。「ココ、たっぷり濡れてる。ナカにもキスしたい」「あっ、あっ…だめ!」『このまま幸せ絶頂カップルへ突き進むしかなくない?』と浮かれるさつきに、高島の謎のひと言が?