午前0時、とけあう熱~カラダが覚えてる運命のシンデレラ

午前0時、とけあう熱~カラダが覚えてる運命のシンデレラ

「もう一度シたら、わかるだろう?」この声、息遣い、間違いない。身体が覚えている…この人が…あの日舞踏会でシた運命の相手!――義母と義姉に虐げられ生きてきたメル。魔法使いなんていない。運命は自分で変えてみせる!決意して参加した仮面舞踏会。そこで彼女は華麗な紳士に出会い、惹かれていく。「君は今宵見た誰よりも美しい」お互いの熱が気持ちよくとけあい、結ばれる2人。だけど、その時、12時の鐘が鳴って…――残されたのはボロボロの靴だけ。たった一つだけお互いを確かめる方法は、あの夜をやり直すこと…