寸々2025/02/01表裏フォーカシングガワだけを見られて生きてきた「顔の良い」男が、陰キャ美術部にあてられて美術に目覚めそう…というストーリーを描きたいのに、女が描きたい絵を代わりに描かせるという展開は無理がある気が。男が自分の意思を絵で表現する展開の方が筋が通るように見える。表裏フォーカシングちべきすな2わかる
寸々2025/01/29MERRY X'MAS IN SUMMER絵がめちゃくちゃカッコいい。ゴッホとテオの関係性は語り尽くされてるからこそ、じゃあこの2人はどういう相互関係なのか?というところがもっと読みたかったかも。他人からのパブリックイメージに拗ねている人間が、本当に欲しかった言葉をそのまま受け取ったというだけの描写だったので。MERRY X'MAS IN SUMMER玖代晴2わかる
寸々2025/01/29佳奈と怪異コンパクトな設定とキャラクターの掛け合い、それでいて怪異描写はしっかり怖い(でも怖すぎない)とバランスが良かった。怪異自体に人間の嫌味(欲望妬み嫉み)が関係していないのでサラッとした読み味だけどその湿度の低さが逆に良いと思う。佳奈と怪異西灯典2わかる
寸々2025/01/28ドブネズミとリンダ写真の中に映る未来の人物と会話をしていくという面白い発想。ただ読切の頁数のことを考慮してもご都合主義感があり、後半の展開は少し置いてけぼり感がある。スケール感がデカくなってしまう設定の取り回しが難しい。【コミックDAYS読み切り】ドブネズミとリンダフジトハゼ4わかる
寸々2025/01/28みどりのハルサー家族の再生と自立の話…なのに傍に大麻があって麻痺する。絵柄も相まって、露悪的でもなくブラックユーモア感も薄くて唯一無二の温度感。【コミックDAYS読み切り】みどりのハルサー縞周作3わかる
寸々2025/01/27餅は餅屋、ボクシングも餅屋餅屋からボクサーとしての才能を見出され、あっさり負けて餅屋にまた帰ってくる。話のスピード感が良い。【コミックDAYS読み切り】餅は餅屋、ボクシングも餅屋長月いち子1わかる
寸々2025/01/19とあるビーストマンの受難元々エロ漫画作家のようでキャラデザ・画力・エロシーン揃ってレベル高いし、戦いのあるエロ漫画としてすごくヤンマガ向きだ!連載して欲しい…【特別読み切り】とあるビーストマンの受難pastime7741わかる
寸々2024/12/27眩しさが僕を呼ぶ社交的な友人のおかげで世界が広がっていく。そして自分なりのカメラレンズの向け方、人物の切り取り方を身につけていく。眩しいほど素直で、恥ずかしげなく人間のまっすぐさを描いたお話。【コミックDAYS読み切り】眩しさが僕を呼ぶラライヤ佐藤2わかる
寸々2024/12/21しかし火事獅子歌詞可視化オムニバス形式で主人公と街にまつわる話を描きたいというのは分かるんだけど、いかんせんスロースタートであるのとノイズが多すぎて頭に入って来ない。全編通して優しいお話ではある。しかし火事獅子歌詞可視化問松居間3わかる
寸々2024/12/21ネタバレ平成ギャングエイジ悪友3人組が結んだ約束を大人になって果たしに行く話…かと思いきや、まさかのタイムスリップ展開で面白くなってきた。 コロコロ読者だったかつての少年たち(俺だ)に対する小ネタもあって嬉しい。平成ギャングエイジせがわひろわき2わかる
寸々2024/12/21スターウォークゆるふわハードSF。ふわふわなぬいがポストアポカリプス世界を旅したら面白いよね…という話?なのか??分かんない。キュートアグレッション的な方向に行くのかもしれない。スターウォーク浅白優作
寸々2024/12/20Roamingマリコ タマキ・ジリアン タマキのタッグが描く新作。前作「THIS ONE SUMMER」ではティーンが主人公だったが、こちらは成人に上がる年代の女子大学生3人のお話。 やはり、決定的な関係性の変化が起こる…かもしれない!というハラハラの描き方が上手い。 と同時に、舞台となるニューヨークの街並みと、都市の中に放り出された3人のキャラの描き分けが秀逸。赤・青・白の線で描かれる誌面は3人のそれぞれを表しているよう。Roamingマリコ・タマキ3わかる
寸々2024/12/15そのうるわしきひとは、表題作は3話で完結。「慕っていた先輩が消えた」ミステリーを後輩が解き明かしていく流れだが、謎の解明=「先輩→自分の矢印への気付き」と「自分→先輩の矢印の自覚」を同時にやっていて、王道で綺麗にまとまっている。美先輩の「琴さん」呼びが萌。 原案が花ゆめ編集部なのはどういうこと?そのうるわしきひとは、花とゆめ編集部 まめ魚2わかる
寸々2024/05/14秘密法人デスメイカー作者の発言を見るとあまり不本意ではない内容みたいだけど面白かった。思いついたネタを繋ぎ合わせた感があるっちゃあるが、このしょうもなさが好き。秘密法人デスメイカー(読切)鰻田まあち3わかる
寸々2024/03/18青 オールー漫画家と編集者が沖縄を舞台にヤクザと殺しを繰り広げる話…なのだが、途中でこれ漫画家と編集者の設定いる?と感じ始めた頃にどんどん「フィクションである漫画とノンフィクションである人生」や「物語の幕引き」みたいな話になっていき、漫画家が自分の人生にオチを付けに行くメタ的な話になっていくのが凄まじい。 全編通してドライブ感があって先が読めない展開が続くが、線子とかいう最強ババア殺し屋の存在が強烈。殺し屋史に残る殺し屋なのでは。青 オールー羽生生純7わかる
寸々2024/03/1867歳の新人 ハン角斉短編集67歳の初期衝動。整骨院の仕事を終えてから夜遅くにぼやける目をこすりながら執筆を続けているとのことだが描き込みの量もすごい。 モテない中年・老齢男性が出てくる話が多く、みじめさと不条理さを描いている中でオカルトやエロティックな展開が光る。 「親父のブルース」のラストが好きすぎる。67歳の新人 ハン角斉短編集ハン角斉12わかる