libro1年以上前アイヌの物語、と言われていますが江戸から明治の話なので一部幕末に関わる人も。その一人が土方歳三です。実は函館で死んでおらず生き延びたという設定です。 その土方さんが物語上、主人公らと組んで函館で戦う展開はファンなら見逃せません。ゴールデンカムイ土方歳三の活躍を見たい人のための名作3わかる
ユーカリ1年以上前けっこうグロい描写も多いので、苦手な人は注意。 あと変態がいっぱい出てくるのでそこも注意。 一般人が想像する変態の1億倍変態。 宇佐美がキモ過ぎた。笑 笑えるところ、面白いところ、泣けるところ、刺さるところ、記憶に残るところ、感動するところ…面白さのベクトルが色々な方向を向いていて、しかもそのどれもがとても大きくて、最終的に「めちゃくちゃ面白いマンガ」と総括するのが全巻を通読した後の感想としては一番しっくりくる。ゴールデンカムイ杉本は脳内で長瀬くんに変換して読んでた9わかる
六文銭1年以上前いわゆる裏社会漫画。 50社以上うけてどこにも内定がもらえず、半グレ集団が経営する会社に就職してしまった主人公の話。 半グレ集団だけに社長も気合が入っており、会社の金を横領して秒で失踪。 半グレ集団のボスに、なぜか才能を見いだされた主人公は、代わりに社長にならないかと打診され・・・という展開。 こうやって一般人が、裏の世界にズブズブとハマっていく感じが、 同じく一般人である読者の自分は、ハラハラしますね。 特に、主人公は女手一つで育ててくれたという貧しい家庭環境も相まって、選択肢が狭まっていることも共感できます。 悪いとわかっていても、これしかできないのです。 半グレ集団というと、イカツイ人をイメージしてしまいますが、 半グレ集団のボス乙矢(おとや)は、シュッとしたイケメンで、インテリっぽさがが底知れない雰囲気を醸して良いです。 主人公とどういう関係になっていくのか。 また、この社会に後から入ってきた主人公がどう立ち居振る舞っていくのか。 今後が楽しみです。半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―一般人が反社に就職 #1巻応援1わかる
吉川きっちょむ(芸人)1年以上前溺愛する娘の彼氏(半グレ)を殺してしまい、それを目撃した妻と家族を守るためにミステリ趣味で培った知識を総動員して隠蔽工作するが、勘がいい半グレの一人に執拗に証拠を探されて、また夫婦もスレスレで魔の手をかわしてカウンターを仕掛けるホームサスペンス。 第一話の時点から面白すぎるので、まだ読んでいない方はまずは試し読みでもいいから読んでほしい。 http://yanmaga.jp/contents/myhomehero 面白いのは、人殺しにも関わらず主人公である父にも正義があり読者は思わず応援してしまうという点だ。 もちろんごく普通のしがないサラリーマンであった彼はとんでもない罪悪感に苛まれはするが、娘の幸せのため、家族の未来のために修羅となる。 そしてそこからが鮮やかだった。 信じられない方法かつ納得のいく具体的なやり方で死体を処理し、万が一のことを考え防衛策を何重にも張り、その万が一が起きてからもひたすらに奔走し一つ一つ解決していく姿はまさにヒーローに違いない。 しかし、それは一般的ヒーロー像そのものでは決してなく、家族を守るその家族限定のヒーローでしかない。 なぜなら殺した相手にも家族はあり、自分の家族を救うために、関わった者を不幸にすることは一切厭わないからだ。 そして敵を知れば知るほど相手にも正義があることが分かってくる。 最終的にはエゴのぶつけ合いでしかないが、そこには家族愛がしっかり描かれている。 人殺しという犯罪者である父を思わず応援してしまうのはその家族を愛する姿に心打たれるからだ。 こんなに常人で情けなくてかっこいいお父さんは見たことがない。 そこに痺れる憧れる。 いいマンガの条件の一つとして敵役も魅力的に描かれる点が挙げられるが、登場する敵にも家族があり愛があり事情があり彼らなりの正義があり一家のヒーローである。 敵なのに、悪役なのに、感情移入できてしまう。 だから面白い。 間違いなく傑作の「マイホームヒーロー」。 展開的にはずっとクライマックスでずっとヒリついている。 6,7巻くらいでコンパクトに収まるのかな? 毎週読んでいると気持ちが持たないので単行本派の僕は今日発売の4巻を読んだ。 早く、早く5巻を読みたい…。マイホームヒーロー必読のサスペンス漫画9わかる