名無し1年以上前普通は自己満足とか自己満とか言うとあまりいい意味には 取られませんね。 なんだか世間一般では無価値なものを自分だけ 無理やりに価値があるものと言い張っているような感じで。 最近の世間一般が普通にイメージする自己満足を至上とする生き方をする人となると、炎上系Youtuberとかでしょうか? けれどこれらって、自己満足を得るためにやっているとしても、 結局は、世間にアピールしたい、世間に認めさせたいという 対外的な欲求が素になっていますよね。 それと金銭的なメリットが目的だったり。 玉井先生のおっしゃる「じこまん」は 自転車による自分だけの価値観の追及でした。 世間に認められたいとかとは真逆。 自分の価値は自分で決めて自分が評価すること。 この漫画「じこまん」で作者の玉井先生のおっしゃる 「じこまん論」の色々には、納得してしまうものが多かったです。 身もも蓋もない言い方をしてしまえばこの漫画は 中年男の自転車ライフを中心としたエッセイ漫画。 それだけといえばそれだけ。 ですが炎上系Youtuberとかと違って、だれにも迷惑はかけない。 それでいてあまり世間に共感されない趣味の世界での話を、 ここまで面白く「じこまん漫画」としてエンタメ化しているのが凄いです。 それはやはり、玉井先生本人が真面目に 「じこまん」しているからでしょうね。 けして漫画を面白くするために自己満をきどっているのではなく、 本気で自己満しているからなのでしょう。 たとえ暗い道で自動車にビビリながら走ろうとも、 仲間が側溝に突っ込んでも(基本は事故らないのが前提で) それさえも「じこまん」に繋がる。 第三巻の最初であらためて「じこまん」について 「自分で自分を評価できる大人にしか得られない快感」 とか定義されていましたが、 なるほどなあ、と納得してしまいました。じこまん~自己漫~大人の価値観5わかる
かしこ1年以上前「天使」と呼ばれる得体の知れない何かに襲われるパニックホラーもの。天使は増殖して人間の身体と精神を侵食していきます。天使に侵されたOLがオフィスでカッターナイフを振り回すシーンがめっちゃ怖かった…。でもストーリーうんぬんよりも画面構成とか見せ方がカッコいいのでそっちメインでオススメしたい。臥夢螺館作画がすごい3わかる
名無し1年以上前作品の舞台は沖縄で、南国の雰囲気になんだかリフレッシュできました。主人公の実家のホテルにミステリアスな青年が泊まりに来て以降、身の回りにちょっと不思議でかわいいできごとが起き始めます。ちょっと怖いところもあったり、それでいて終始ほわっとした空気感で癒やされつつ…まさにこれからのシーズンにピッタリの1冊でした。でーじミーツガール夏に読むといいかもしれない #推しを3行で推す #1巻応援4わかる
名無し1年以上前『ミヨリの森』小田ひで次の入魂感じる名作です https://manba.co.jp/boards/31433 東部克彦にはある『病』があります その鍵ーそれこそがまさにこの『拡散』 この名作の感想を投稿するにあたり 『拡散』という言葉をもう一度調べてみました =================== かくさん 【拡散】 《名・ス自》 1. 広がり散ること。 「核―」 2. 一つの液体に他の液体を、あるいは一つの気体に他の気体を入れた時、 二つの物体がだんだんと混ざり、全体が等質となる現象。 =================== まさに、です。 (それってどういうこと!?と何処を切り取ってもネタバレになってしまうのですが) 圧倒される画面と 線の一本一本、画面の一つ一つに 拡散された主人公の息吹まで感じるようです ストーリーの方 最初に読んだ時”甘酸っぱい展開かな?男女の恋かな?”と思ってしまった私が甘かったです ええ…どうして…なんで… と頭を何度も捻っては読み返してしまうようなストーリーとラストです 何度も読み耽ってしまいますが 読み込むうちに『彼の目線で世界を見る』とどんな風に映るんだろうと 最近思います (お話が難しいところが多いので 逆に"彼目線"になってみたら譜に落ちることがあるのではと 思ったのですが) やはり、生きていると感じる 自分と他者の違和感…そんな部分に共通点を感じました どうしてみんなは拡散しないんだろう 何故自分は”普通"でいられないんだろう そんな私の感想もタイトル通り拡散し始めてふわふわと答えが無くなってきました… 読んでいただきこの拡散感を誰かと共有したい気持… レビュー書き終え…ま… あっ…私も拡散しそう……拡散『ミヨリの森』小田ひで次の入魂感じる名作6わかる
名無し1年以上前お参りした人間とその村人がまるごと消えたという伝説がある神社に、取材の為訪れた漫画家・藤堂とアシスタントの日向。その後、日向は自分自身、藤堂は触れたものすべて(自分以外)を消す=透明にする能力が生まれていることに気づきます。藤堂は運悪く、最悪な担当編集に能力がばれ、金稼ぎに使おうと持ちかけられるが日頃の恨みもあり、刺殺してしまう。 一方透明人間になる能力を喜ぶ日向。そんな二人の運命やいかに…?ギュゲスのふたり -透明な能力者たちの破滅譚-「透明」能力を手に入れた漫画家とアシスタント5わかる
野愛1年以上前こんなのさあ…かわいいしか言うことないじゃん!って理不尽に文句言いたくなるほどかわいい。 もふもふでむちむちのねこが全身マッサージしてくれるなんてかわいい以外に言うことない。 疲れた社畜たちの足や背中をふみふみしたり、お腹に乗っかってあたためたり、シャツの胸ポケットに入ったりしてくれるねこたち。かわいいかわいい。 ストーリーがキャラクターがどうのこうのではなく、ただねこがかわいい。かわいすぎて気づいたら頬がゆるんでしまう。ニヤニヤしちゃう。 ねこはかわいいですし、かわいいです。それ以外言うことないんです!ねこのマッサージ屋さんねこかわいい1わかる
名無し1年以上前世界観的には、人間と獣人が共存しており、基本的に獣人は人間に雇われて仕事をしながら生きているという感じ。主人公のエレナは就職先の屋敷で、言葉も発しない、自発的に動けない女性・ヘンリッカの世話を担当します。エレナはとてもよく働きましたが、一度内緒でヘンリッカを屋敷の外へ連れ出します。その際、一瞬ヘンリッカが感情を取り戻したもののその日の夜暴れて拘束されてしまいます。それをきっかけに、エレナはこの屋敷が「戦争により心や身体が不自由になり社会に復帰できない人」たちの世話をする施設であると知ります。 エレナは彼らを通じて「生きる意味とは何なのか」を考えます。 猫耳メイドちゃんがお仕事に奮闘するほんわか系化と思いきや、1話でガツンと来ました。名作の予感がする。エレナの炬火獣人メイドエレナが、人が生きる意味を考える物語4わかる
六文銭1年以上前なんでって、全部面白い。 「鋼の錬金術師」「銀の匙」「アルスラーン」そして「百姓貴族」 ファンタジーも学園ドラマも、エッセイもなんでもいける。 シリーズ続編とかではない純粋な多作で全て面白いってのは、女性作家だったら、確実に高橋留美子と荒川弘の名前上がってくると思う。 まだ物語が始まったばかりの序章みたいなものだが、なぜか読んでいてワクワクするし、面白い!って純粋に思えるのがスゴイ。 というのも、最近のワタクシは、伏線とか設定とか複雑にからみあうと脳死するんです。特に1話目で全部出してくる系の話はキツイっす。 この作品も結構複雑な人間関係や設定がでてくるのだけどスルスル入る。 シリアス、ギャグ、バトルの足し引きといった構成や展開がうまいのか(はたまた、デラさんの説明がうまいのか)ファンタジーにつきものの世界観を理解するハードルが低くて読んでて助かります。 「アサ」と「ユル」兄妹関係、異能の力、ツガイといわる守護神、・・・まだまだ1巻目なので、物語のプロローグといった感じですが、 化けるポテンシャルは十分あると思います。黄泉のツガイ荒川弘ってすごすぎる#1巻応援2わかる
名無し1年以上前新人らしさというか、拙さみたいなものがこの作品からは一切感じられなかったです。誠にかってながら今回の受賞作6作にランクを付けるとすれば、本作が個人的1位です。もともとこういうノリの漫画が好きというのもありますが、画力の高さもさることながら、笑いと感動のバランスが良くどちらも高レベル。 とにかく早く新作が読みたいので、待ってます!桑田とトンカツ第61回JUMP新世界漫画賞受賞作!9わかる