にこ
にこ
2022/06/04
随分昔の少年漫画の読切り。時代劇、借金苦の妹を助けていた兄は実は庭に咲いていた桜の木の精だった。
▼いつごろ読みましたか 2000年頃正確ではなく、幅広いです。 ▼なにで読みましたか 少年誌、スピリッツかジャンプ系かなと。読み切りです。 単行本になったかどうかも、作者も不明。 ▼作品の長さは 40ページ前後の読み切りでした。 ▼絵柄を他のマンガ(著者)で例えると 「こうの 史代」っぽいかも。 ▼著者の名前の印象 男か女かわかりません。 ▼作品について覚えていること【必須】 明治〜大正頃の時代設定。両親を亡くした少女が住む古い屋敷に借金取りが来るが、いつも用心棒のように助けてくれるお兄様がいた。屋敷の庭には一年狂い咲きする桜の木。ある日等々、屋敷を追われ、少女はお兄様と人力車で旅に出る。新しい地主が、庭の狂い咲きする桜が縁起が悪いと言って、切り倒す。少女はお兄様としたっていた男の正体に疑問を持ちつつ、恋心を抱き、車の上で口づけをする瞬間、桜のきが切り落とされ、桜吹雪とともにお兄さまは消える。彼は、幼い頃から少女が遊んでいた庭の桜の木の化身であった。切なくも美しいファンタジックラブストーリー。 ラストの桜吹雪の中で消えるお兄様の描写が美しくて印象に残り続けている。
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