猫あるく1年以上前あったかいし、泣かせるし、巧いし、引き出し多すぎですよ! 表題作の「スピカ」いいわ〜♪ 3月のライオンは読むのにグッと力を入れてから読むんだけど、この短編集はスッと気楽に読めるのでめちゃくちゃオススメです♪ 羽海野先生の良さ全開の宝石箱みたいな短編集です。 スピカ ~羽海野チカ初期短編集~羽海野ファンでもファンでなくても絶読した方がいい!!3わかる
hysysk1年以上前シリアスな大人の恋愛でもなく、ちょっとエロいラブコメでもなく、ファンタジックでロマンチックな恋愛。人間が有史以来営んできて、これからも続いていくような…。いい歳こいたおっさんが声を大にしてこれを好きだというのは気恥ずかしさがあるが、表題作の『ロマンス』がとても良くて、心が洗われる。描き下ろしの『ラブ・エレベーター』もめっちゃわかるな〜という感じで、失恋したり歳を重ねたりすることも悪くないと思える小品が詰まっている。 タムくんの作品解説も面白くて、タイのバスのルール(座る人が立ってる人の荷物を持ってあげる)は素敵だなと思った。ロマンス タムくんのラブストーリーこういう話を読みたい時がある1わかる
名無し1年以上前EDENS ZEROが2話掲載だったから今週真島ヒロの漫画が計3話分載ってたんですけどマガジンではよくあることなんですか???Mashima HERO’S真島ヒロオールスター漫画がマガジンでスタート!1わかる
吉川きっちょむ(芸人)1年以上前個人的に、もっと続きを読んでいたかったマンガの代表作。 まず、名作であることは間違いない。 『キングダム』とか戦記物好きな人や、『ゴールデンカムイ』好きな人にはオススメしたい。 明治時代の日本っぽい架空の国「皇国」の北領を侵略しにきた帝国軍に敗北し撤退するといった話なんだけど、主人公である中尉が凄まじい。 絶望的な状況を、知恵を振り絞って活路を見出す姿に惚れる! 『封神演義』の太公望とか好きな人には読んでほしいよね。 軍の中にサーベルタイガーがいるのも絵的に面白い。 なんとなく戦争ものを読むのを避けてきた人生だったけどこの漫画を読んで面白さに気づいたとこもある。 原作はさらに続きがあるらしいけど、この絵で読みたいんだよこの絵で! そして、すでに絶版なんてもったいなすぎる・・。皇国の守護者絶望的な状況で活路を見出すの最高!6わかる
六文銭1年以上前家事上手なまじめ秘書(男)とズボラな天才博士(女)のご飯漫画。 博士のVR研究の補佐するために、秘書がランチ係として食事を提供するという流れが基本。 巧みな画力で、出てくる食事が全部美味しそうなのもさることながら、この作品は「食事すること」に重点おいているのがポイント。 誰と、何を、どこで食べるか?に重点おいてて、食事の魅力を全面的に押し出してくれます。 とにかく食べている時の楽しそうな雰囲気がすんごくいいんです。 読むと不思議と元気になります。 「食は元気の源」といいますが、栄養素だけでは測れない、心の栄養も満たしてくれる1冊です。水曜日のトリップランチ素敵な食事と素敵な時間8わかる
なかやま1年以上前同人誌を軸に4人の女性のそれぞれの接し方をオムニバス形式の作品で描いた全一巻の作品 自分は男性で且つ同人誌を作る側の人間では無いのですが フィクションではあるにしても、同人誌一冊一冊にストーリーがあるのだなと改めて思わせてくれる作品でした。 作風に関しても、絵に癖がない作家さんなので話の内容が直接伝わって来る感じで好きです。 他の作品も読んでみたいと思います ※オススメがあれば教えてください 自分は作品をアウトプットすることはできないですが、ちょこちょこ口コミで応援できればと結んで放して同人誌の世界6わかる
Pom 1年以上前たまちゃん、回を重ねるごとに仕事、恋愛を通して可愛くなってくし、成長していく。 取り巻く人達の魅力もきちんと描かれていたと思う。最後、たまちゃんが仕事をやめるのだけど、ここで一旦一区切り!で、またここからはじまる感を彷彿させていて個人的にはすごく良い終わり方だった。午前3時の危険地帯皆んなが主人公。2わかる
先月の新刊を語る会in東京1年以上前 こちらは、先月の #新刊を語る会 で話題に出た漫画や参加できなかった人のオススメ漫画を語る場にしたいと思い作成しました。 #新刊を語る会とは? 毎月1回、先月発売した漫画の新刊についてオフ状の場で語る会です。 内容は、参加者が先月発売した漫画の新刊を持ち寄り、漫画を囲みながら、各自好きに漫画を読んだり、語ったりします。 先月は9月14日(土)、今月は10月14日(月)に開催しました。 ツイッターで告知をしていますので、ご興味がありましたら宜しくお願い致します。 ツイッター → https://twitter.com/shinkankai 今回は、2019年10月の新刊を語る場です。 お気軽に自分の推しの漫画について、自由に!あげっていって下さい!!自由広場先月の新刊を語る会【2019年10月発売新刊漫画】1わかる
karin1年以上前軽い気持ちで読み始めたら、ハマってしまった。 はぐちさんが可愛すぎるし、予想外に深くて考えさせられる発言をたまにする。 人間を人間以外から見るとこんな感じなのかなぁ。はぐちさんなんだこの生きものは3わかる
影絵が趣味1年以上前山田芳裕の作家性ついては、幻にして伝説の未完作品『度胸星』のたったひとつだけで信用に足る漫画家だということが分かります。およそ漫画にかかわらず、ありとあらゆる作品と呼ばれうるもので、いくつもの世代を超えて読まれ続けているものには不思議と未完作品が多い。なぜ未完なのか、ということについては、作者の死と、それ以外の理由とにわけることができると思いますが、どちらにしても、あまりにも無謀で途方もない挑戦をしたがために完成が無限に遠ざかっていったということが言えると思います。その意味で『度胸星』は、ほんの一瞬でもその途方のない遥か遠方を垣間見させてくれたというだけで素晴らしい作品であることはまちがいない。しかも、山田芳裕はその果敢な挑戦を気合ひとつでやってのけたのです。 そう、山田芳裕のマンガはとにかく気合の入り方がちがう。問題の有無や大小にかかわらず、とにかく気合が入っている。なんだ気合か、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが実はなかなか容易ではない。どうしても、ひとというのは、何らかの効果を狙った手段を投じることで、問題を問題解決に導こうとする習性があるように思われます。つまり、どうしても語りが二義的で説明的になってしまう。それにつき山田芳裕のマンガにはまず気合の入った顔面がある。「目は口ほどにものを言う」という言葉がありますが、何よりもあの顔面がすべてを物語ってしまっているんですね。何かの効果のある手段といった副次的な語りを追い越して何よりもまず、あの顔面が最前線ですべてを物語っている。 『へうげもの』に話をうつせば、私たちは安土桃山時代の数寄者ではないのですから茶のことはよくわからない。それでもとにかく古田織部の毎度のこと驚愕する顔面をみれば、何かヤバイことが起きているとすぐに察知することができるのです。そして何より、稀代の怪人、千利休を顔面として描き切ったことの素晴らしさよ。けっきょくのところ、何を考え、何を為したひとなのかがよくわからない千利休、何なら楳図かずおの『イアラ』のように何千年も生き続けていると言われたほうがしっくりくるあの千利休をありのままの顔面として描き切ったことは『度胸星』の挑戦にも並ぶチャレンジだったのではないでしょうか。へうげもの TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE. Hyouge Mono顔面の圧で押し切る!5わかる
兎来栄寿1年以上前アイヌというと皆さんはどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。近年ではゴールデンカムイやうたわれるもの、咲-Saki-といった作品で興味を持つ方も増えていると思います。 そうして少しでもアイヌに興味がある方にぜひ読んで欲しいのがこの一冊。筆者は30年以上前からアイヌの漫画を描きたいという想いを持っており、それが遂に結実したのが本書です。 1話10ページ前後の短編で、様々なアイヌの風習や文化、日々の営みが紹介されていきます。アイヌ式の求婚や犯してはならないタブーなど、今まで知ることのなかったアイヌにまつわる知識が得られます。特に丁寧に数多くルビが振られたアイヌ語は沢山学ぶことができます。 アイヌの歴史は悲劇の歴史でもあり、アイヌへの差別などについても意志を持って触れられています。元々、アイヌではなく知識も全然無かったという筆者が、それを自覚して真摯にアイヌについて長年調べて学び、蓄積していった膨大な知識が漫画という形に昇華されています。 私はかつて阿寒湖に行った時にアイヌコタンに入りカルチャーショックを受けましたが、この本を読んだ後に行くとまた違った視点から見ることができそうです。 これだけ高純度でかつ読み易いアイヌの本もなかなかないのではないでしょう。読んでおいて損はない一冊です。アコロコタン30年以上の積み重ねが生んだ精緻なアイヌ漫画にイヤイライケレ4わかる