ゲスの極み漫画ヤラセテおじさん 赤塚不二夫あほえもん赤塚作品の中では、最もゲスい部類の漫画じゃないだろうか。 その名も「ヤラセテおじさん」。 ハーメルンの笛吹きのように、尺八を吹くと人を意のままに操ることができるエロアイテムを使い、飲み屋などで下世話なエロ話をしては、最後は女性に対して「ヤラセテ!!」と無邪気にお願いして持ち帰るまでが一連の話のパターンとなっている。 ときには若者を諭すようなチョット良い話もあるのだが、大抵はゲスの極みとしか言いようがないネタばかりである。 絵面がゲスいわけではなく、とにかく発想がヤバいのである。 一体どういう考え方をしたら、こんな酷いネタを思いつくのか…。(褒めてる) まさかこれが少年誌に?と心配になり、掲載誌を調べてみたところ、1987年の「週刊大衆」であった。 なるほど。変な漫画ほど記憶に残る阿部のいる町 宮島雅憲 井上菜摘あほえもんとにかく阿部が異常にモテる!という設定の一点突破だったギャグ漫画で、常軌を逸したモテモテぶりが面白かった。連載1話目では、これはラブコメでもなく、ハーレムモノでもなく、ギャグ漫画と気付くまでに少し時間がかかった覚えがある。天然な阿部と、おとなしいツッコミ小林、阿部ファンたちの異常さに「そんなアホな」と笑えてしまう。なんとも変な漫画だったが記憶に残る作品。阿部をどこまでもカッコよく描き、おびただしい数の追っかけファンを描いた作画の力も大きかったと思う。赤塚流ロミジュリ?ロメオとジュリー 赤塚不二夫あほえもん題名は「ロミオとジュリエット」を意識したものだけど内容は「醜いアヒルの子」に近い気がした。 自分をブスだと思っている女の子のところへ、醜いモノが美しく見えてしまうハンサムな青年が現れ、お付き合いをするという設定で、世間とは反対の価値観を、巧妙に笑いに変えてくる手法は流石である。 主役のジュリーがパワフルに動き回り、ロメオはお下品ネタで責め、親父はキ○ガイ発言ばかりブッ込んでくる。 そして、飼い牛のポン助が後半になるにつれ存在感を増し、主役より目立つマスコットに変化する様は、ニャロメやウナギイヌを彷彿とさせるものだった。これ本当にジャンプで…太臓もて王サーガ 大亜門あほえもんこれ本当にジャンプで連載してたの?と思うほどギリギリを攻めていた、ヤバめなパロディギャグ漫画。ジョジョラーが大喜びするようなJOJOネタのオンパレードなので時代を経ても笑いが色あせない。作者がジョジョ好きすぎて、ついには作中に麻仁温子という徐倫そっくりの超JOJOマニア女子キャラまで登場させる始末。コイツの放つネタはとにかくマニアックだった。 下品なギャグも多かったが、なんと言ってもパロディのセンスは一級品だったと思う。逆に、元ネタが分からないと面白さは伝わらないかもしれない…。独特のハイテンションとこの絵に耐えられる者のみ手を出すが良い。 https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/400/1dcd755a9bda63847d6813c936d52156_400.jpgあほえもん1年以上前ジェントルメン中村作品。どれも面白いですが特に「セレベスト織田信長」はお腹痛くなるくらい笑いました。自由広場とにかく笑える漫画が読みたい!1わかるあほえもん1年以上前『カレーとネコ』をフォローをしましたあほえもん1年以上前『中村たつおき』をフォローをしましたあほえもん1年以上前ワイが推してるのは中村たつおきさん。 チャンピオンでギャグ読切を何本か描いてて、いつも常人では思いつかない角度から攻めてくる。まだ連載とかないけど末長くギャグ漫画を描き続けてほしい!自由広場知る人ぞ知る才能を教えてほしい2わかるあほえもん1年以上前『平沢バレンティーノ』をフォローをしましたあほえもん1年以上前『山浦章』をフォローをしましたあほえもん1年以上前『川島よしお』をフォローをしましたこんなウーパールーパーはイヤだ(笑)よしふみとからあげ 関口かんこあほえもん妻に逃げられ単身社畜生活の「よしふみ」と、自宅で飼っているウーパールーパー「からあげ」(メス)のコンビが織り成すコメディ漫画。 飼っているウーパールーパーが、ある日なぜか日本語をペラペラと喋るようになり、主人公はひたすらコイツに振り回されることに。 からあげが、よしふみを小バカにしては毒舌を吐きながらも、怒らせすぎて自分が捨てられないように、ギリギリのところを攻めるのが面白い。 なんだかんだ仲がよくて、ずーっと不毛な会話の掛け合いを見てられるコンビだ。 自虐的で疲れ切った中年サラリーマンにおすすめ。 « First ‹ Prev 1 2 3 4 5 6 7 8 9 … Next › Last » もっとみる
ゲスの極み漫画ヤラセテおじさん 赤塚不二夫あほえもん赤塚作品の中では、最もゲスい部類の漫画じゃないだろうか。 その名も「ヤラセテおじさん」。 ハーメルンの笛吹きのように、尺八を吹くと人を意のままに操ることができるエロアイテムを使い、飲み屋などで下世話なエロ話をしては、最後は女性に対して「ヤラセテ!!」と無邪気にお願いして持ち帰るまでが一連の話のパターンとなっている。 ときには若者を諭すようなチョット良い話もあるのだが、大抵はゲスの極みとしか言いようがないネタばかりである。 絵面がゲスいわけではなく、とにかく発想がヤバいのである。 一体どういう考え方をしたら、こんな酷いネタを思いつくのか…。(褒めてる) まさかこれが少年誌に?と心配になり、掲載誌を調べてみたところ、1987年の「週刊大衆」であった。 なるほど。変な漫画ほど記憶に残る阿部のいる町 宮島雅憲 井上菜摘あほえもんとにかく阿部が異常にモテる!という設定の一点突破だったギャグ漫画で、常軌を逸したモテモテぶりが面白かった。連載1話目では、これはラブコメでもなく、ハーレムモノでもなく、ギャグ漫画と気付くまでに少し時間がかかった覚えがある。天然な阿部と、おとなしいツッコミ小林、阿部ファンたちの異常さに「そんなアホな」と笑えてしまう。なんとも変な漫画だったが記憶に残る作品。阿部をどこまでもカッコよく描き、おびただしい数の追っかけファンを描いた作画の力も大きかったと思う。赤塚流ロミジュリ?ロメオとジュリー 赤塚不二夫あほえもん題名は「ロミオとジュリエット」を意識したものだけど内容は「醜いアヒルの子」に近い気がした。 自分をブスだと思っている女の子のところへ、醜いモノが美しく見えてしまうハンサムな青年が現れ、お付き合いをするという設定で、世間とは反対の価値観を、巧妙に笑いに変えてくる手法は流石である。 主役のジュリーがパワフルに動き回り、ロメオはお下品ネタで責め、親父はキ○ガイ発言ばかりブッ込んでくる。 そして、飼い牛のポン助が後半になるにつれ存在感を増し、主役より目立つマスコットに変化する様は、ニャロメやウナギイヌを彷彿とさせるものだった。これ本当にジャンプで…太臓もて王サーガ 大亜門あほえもんこれ本当にジャンプで連載してたの?と思うほどギリギリを攻めていた、ヤバめなパロディギャグ漫画。ジョジョラーが大喜びするようなJOJOネタのオンパレードなので時代を経ても笑いが色あせない。作者がジョジョ好きすぎて、ついには作中に麻仁温子という徐倫そっくりの超JOJOマニア女子キャラまで登場させる始末。コイツの放つネタはとにかくマニアックだった。 下品なギャグも多かったが、なんと言ってもパロディのセンスは一級品だったと思う。逆に、元ネタが分からないと面白さは伝わらないかもしれない…。独特のハイテンションとこの絵に耐えられる者のみ手を出すが良い。 https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/400/1dcd755a9bda63847d6813c936d52156_400.jpgあほえもん1年以上前ジェントルメン中村作品。どれも面白いですが特に「セレベスト織田信長」はお腹痛くなるくらい笑いました。自由広場とにかく笑える漫画が読みたい!1わかるあほえもん1年以上前『カレーとネコ』をフォローをしましたあほえもん1年以上前『中村たつおき』をフォローをしましたあほえもん1年以上前ワイが推してるのは中村たつおきさん。 チャンピオンでギャグ読切を何本か描いてて、いつも常人では思いつかない角度から攻めてくる。まだ連載とかないけど末長くギャグ漫画を描き続けてほしい!自由広場知る人ぞ知る才能を教えてほしい2わかるあほえもん1年以上前『平沢バレンティーノ』をフォローをしましたあほえもん1年以上前『山浦章』をフォローをしましたあほえもん1年以上前『川島よしお』をフォローをしましたこんなウーパールーパーはイヤだ(笑)よしふみとからあげ 関口かんこあほえもん妻に逃げられ単身社畜生活の「よしふみ」と、自宅で飼っているウーパールーパー「からあげ」(メス)のコンビが織り成すコメディ漫画。 飼っているウーパールーパーが、ある日なぜか日本語をペラペラと喋るようになり、主人公はひたすらコイツに振り回されることに。 からあげが、よしふみを小バカにしては毒舌を吐きながらも、怒らせすぎて自分が捨てられないように、ギリギリのところを攻めるのが面白い。 なんだかんだ仲がよくて、ずーっと不毛な会話の掛け合いを見てられるコンビだ。 自虐的で疲れ切った中年サラリーマンにおすすめ。
あほえもん1年以上前ワイが推してるのは中村たつおきさん。 チャンピオンでギャグ読切を何本か描いてて、いつも常人では思いつかない角度から攻めてくる。まだ連載とかないけど末長くギャグ漫画を描き続けてほしい!自由広場知る人ぞ知る才能を教えてほしい2わかる
赤塚作品の中では、最もゲスい部類の漫画じゃないだろうか。 その名も「ヤラセテおじさん」。 ハーメルンの笛吹きのように、尺八を吹くと人を意のままに操ることができるエロアイテムを使い、飲み屋などで下世話なエロ話をしては、最後は女性に対して「ヤラセテ!!」と無邪気にお願いして持ち帰るまでが一連の話のパターンとなっている。 ときには若者を諭すようなチョット良い話もあるのだが、大抵はゲスの極みとしか言いようがないネタばかりである。 絵面がゲスいわけではなく、とにかく発想がヤバいのである。 一体どういう考え方をしたら、こんな酷いネタを思いつくのか…。(褒めてる) まさかこれが少年誌に?と心配になり、掲載誌を調べてみたところ、1987年の「週刊大衆」であった。 なるほど。