“逃げた”にじゃない“選択”したんだって名言!!さよならブラック企業 働く人の最後の砦「退職代行」 外本健生starstarstarstarstar干し芋『退職代行サービス』という職業があることを初めて知りました。 多くの人にもっと認知されるといいですね。 自分の精神を崩してまで、“働く”ということに拘る必要はありません。 でも、甘えてしまうこともよくありません。 自分の体調や精神状態は、自分にしか分かりません。 まずは、病院に行って診断をしてもらって、会社に談判して、それでも、どうにもならない時に利用できたらいいですね。 弁護士料ってどれくらいなのでしょう? 色々な退職希望者がいますので、実際に自分に当てはまるものがありそうです。 主人公の水城リコは、ブラック企業を辞めて、やりがいのある職につけて人生が変わりました。 悩んでいる方は、参考に読んでみたください。 新しい何かが始まるかも?!心が揺すられる!ドナー法―ある臓器移植コーディネーターの記録― いなずまたかしstarstarstarstarstar干し芋近未来の日本。 15年前に新・臓器移植法(ドナー法)が成立した。 新しい法律は、全国民に死亡時に臓器提供を義務付けるというもの。 その法律に伴い臓器移植コーディネーターの立浪の関わった患者のお話。 立浪は、「臓器は、鮮度が命」と、悲しむ遺族にも容赦がない。 脳死状態なら7つの臓器が移植可能、命に関わるものは、6つ。 それによって救われる命があるためだ。 法律とはいえ、人の命と引き換えの臓器移植。 これからの日本にも近々こんな時代が来るだろうと思う。 立浪は、とてもプロフェショナル。シビアだが、奥底には愛が見える。 それぞれの、患者にそれぞれの人生が見える秀作。 立浪の雙眼の理由も後々触れられるだろう。突飛な設定が違和感なく染み込みます。カラオケ行こ! 和山やまstarstarstarstarstar干し芋和山やま先生の作品はやっぱり好き♬ 突飛な設定で独特の世界観が展開されるけど、置いて行かれることなく何となく自然に染み込んでくる。 絶対音感を持っている組長とのカラオケ大会で一番歌の下手な人が、組長の趣味であるが下手っぴな手彫りの刺青を入れられるって・・・。 ヤクザが、中学生の合唱コンクールに出向いて歌のコーチを探しに行くって・・・。 そして、ふたりの友情が芽生え始めるって・・・。 見どころ満載で面白いです。すごい作品と出会ってしまった。フールズ 皿池篤志starstarstarstarstar干し芋何だか分からないが、凄い作品だということは分かる!! 人間の世界に“バカ”を発症する人間がいて、その“バカ”には、ひとりひとり特徴があって、見つかったら警察に殺されていまうという独自の世界観。 不思議な世界だけど、何だか違和感なく作品に入り込める、というかズルズル引き込まれる感じ。 是非、騙されたと思って読んでいただきたい。 きっと、新しい扉が開かれるはず。二人の初々しさにドキドキ!!おとなりに銀河 雨隠ギドstarstarstarstarstar干し芋苦労人の久我くんが、新しいアシスタントの五色さんのおしりから出ている棘に刺されたことにより、婚姻関係になってしまった二人。 二人の距離が離れすぎると、発熱したり、強引な接触をすると鼻血が出たり久我くんの体に異変が起きる。 どの程度のことを行ったら体に反応が出るのか実験し合う二人。 この時の二人、なんて初々しくて可愛らしいのでしょう。 読んでいる方も何だか気恥ずかしくなってしまいます。 そして、五色さんのストレートすぎる告白! こんなに真っ直ぐに言われたら気持ちいいですね。 これから、幼い妹弟も含め、家族になっていく様が楽しみです♬どんなに強くても、誰しも心が折れるはず。ある奴隷少女に起こった出来事 あらい・まりこ ハリエット・A・ジェイコブズstarstarstarstarstar干し芋大変読みやすく、分かりやすく『人種差別』について書かれています。 フィクションであって欲しい真実がここにあります。 黒人を物のように扱い、言葉の暴力、肉体への暴力、性的暴力、・・・。 こんな暴力を受けてまで仕えなければならない奴隷制度って。 自由になる事を探し続けても、万に一つもない、悲しい現実。 生まれたときから奴隷は奴隷。 この真実をどのように理解したらいいのか。 1巻最後に一筋の光が見えたように思いますが、まだまだ一筋縄ではいかない、乗り越えなければならない事が山積みで、リンダの幸せを祈らずにはいられません。そこに生きていた人にしかわからない戦時中、戦後の日常生活。風太郎不戦日記 山田風太郎 勝田文starstarstarstarstar干し芋戦時中にまさにそこで、生活していた人々の生きている様が、日記とともに記されている。 空襲警報にも慣れて、それが、日常化する日々。 唯一の楽しみの銭湯でさえ、湯船はドロドロで不潔極まりなく、着ていたもの、履いていたものが、盗まれる日々。 戦渦での学生達の勉強どころではない環境下でも試験があったり、空襲があれば、試験はなしで全員合格という大学の判断も面白い。 空襲後、友人が学校に登校してこなければ、大丈夫かと焼け跡を訪ねていったり、自分自身の生活もままならない状態にも関わらず人との絆はを大切にする。 大学の疎開、生徒たちが顕微鏡大切にを持って疎開先に運ぶ。そして、そこに新たに設けられた付属の食堂にはなんと紅茶ゼリーがあったそうな。 そこに、生きていなければこういった日常は、伝えられない。 戦争を体験した人々が少なくなる中で、当時の人々の日常生活が描かれている貴重な作品だと思う。二人で一人って・・・。ダブル 野田彩子starstarstarstarstar干し芋役者が、役者の友人のために全てを投げうってプライベートまでも支えて、自分より友人のことを中心に考えて生活していられるって、どうなんだろう? 自分の才能に限界を感じているので、少しでも、役に立つならと心から思えるのだろうか? 二人でひとりって、いつまで続けられる? 多家良が自立していくことで、友仁にどんな変化が起こってくるのか? 本当の自分の気持ちに気づいていくのか? 色んな疑問を今後の展開で楽しみたい。干し芋1年以上前この短編集を読んで、中村朝は、人との距離感を感じながら、最終的には、人間らしさの繋がり、絆を大切に考えている著者なんだろうなぁと感じた。 この短編に収められている作品全てに“愛”を感じる。 『流行り神プロトコル』が好き。新装版 天帝少年 中村朝短編集愛に触れた人生を考える。桜は君に3度舞う 炊田鳩子starstarstarstarstar干し芋子供なのに大人でなきゃならない、そして、大人の世界は、複雑で子供のままでは理解できないことが多すぎて、心が無茶苦茶になりそう。 そんな中でも純粋に生きられる加藤は、良い家族に恵まれ、唯一心を許すことのできる折原に再会できて病気でがあるものの恵まれた環境で生活できていることは何より。 しかし、きっとこれから色んな試練が襲ってくるであろう。 そして、人生の折返し時点と言われどう生きていくのか? 自分の人生を若い心のまま考え、老いていく体でどう受け止めるのか? 普通であることの幸せを考えさせられる。成長する芥を見守ろう!そのへんのアクタ 稲井カオルstarstarstarstarstar干し芋所々に出てくるギャク(?)がジワジワきます。 芥くんの酔っ払った時のお礼上戸がツボです。 “週末の英雄”→“その辺のアガタ”に少しづつ変化していく様子をあたたかく、ゆるく見守っていきたい。 鳥取の人たち本当に優しいなぁ。余裕があるのか、大きな愛に溢れてる。 心が緩んでいく感じがいい。 古賀さんの雰囲気好き!!すごい才能!麦酒姫 朝陽昇starstarstarstarstar干し芋ひとつひとつの作品は、まるで別人が描いたように感じる。 でも、共通するものは、心の奥底をしっかり掴まれる感じ。 短編ですが、しっかり重厚感があり、奥行きも感じる。 私は、『みよちゃん、どこに行く?』が、好き。 くまん太が、みよちゃんが泣いているのを知って、助けに行くお話。 泣けます。 « First ‹ Prev … 26 27 28 29 30 31 32 33 34 Next › Last » もっとみる
“逃げた”にじゃない“選択”したんだって名言!!さよならブラック企業 働く人の最後の砦「退職代行」 外本健生starstarstarstarstar干し芋『退職代行サービス』という職業があることを初めて知りました。 多くの人にもっと認知されるといいですね。 自分の精神を崩してまで、“働く”ということに拘る必要はありません。 でも、甘えてしまうこともよくありません。 自分の体調や精神状態は、自分にしか分かりません。 まずは、病院に行って診断をしてもらって、会社に談判して、それでも、どうにもならない時に利用できたらいいですね。 弁護士料ってどれくらいなのでしょう? 色々な退職希望者がいますので、実際に自分に当てはまるものがありそうです。 主人公の水城リコは、ブラック企業を辞めて、やりがいのある職につけて人生が変わりました。 悩んでいる方は、参考に読んでみたください。 新しい何かが始まるかも?!心が揺すられる!ドナー法―ある臓器移植コーディネーターの記録― いなずまたかしstarstarstarstarstar干し芋近未来の日本。 15年前に新・臓器移植法(ドナー法)が成立した。 新しい法律は、全国民に死亡時に臓器提供を義務付けるというもの。 その法律に伴い臓器移植コーディネーターの立浪の関わった患者のお話。 立浪は、「臓器は、鮮度が命」と、悲しむ遺族にも容赦がない。 脳死状態なら7つの臓器が移植可能、命に関わるものは、6つ。 それによって救われる命があるためだ。 法律とはいえ、人の命と引き換えの臓器移植。 これからの日本にも近々こんな時代が来るだろうと思う。 立浪は、とてもプロフェショナル。シビアだが、奥底には愛が見える。 それぞれの、患者にそれぞれの人生が見える秀作。 立浪の雙眼の理由も後々触れられるだろう。突飛な設定が違和感なく染み込みます。カラオケ行こ! 和山やまstarstarstarstarstar干し芋和山やま先生の作品はやっぱり好き♬ 突飛な設定で独特の世界観が展開されるけど、置いて行かれることなく何となく自然に染み込んでくる。 絶対音感を持っている組長とのカラオケ大会で一番歌の下手な人が、組長の趣味であるが下手っぴな手彫りの刺青を入れられるって・・・。 ヤクザが、中学生の合唱コンクールに出向いて歌のコーチを探しに行くって・・・。 そして、ふたりの友情が芽生え始めるって・・・。 見どころ満載で面白いです。すごい作品と出会ってしまった。フールズ 皿池篤志starstarstarstarstar干し芋何だか分からないが、凄い作品だということは分かる!! 人間の世界に“バカ”を発症する人間がいて、その“バカ”には、ひとりひとり特徴があって、見つかったら警察に殺されていまうという独自の世界観。 不思議な世界だけど、何だか違和感なく作品に入り込める、というかズルズル引き込まれる感じ。 是非、騙されたと思って読んでいただきたい。 きっと、新しい扉が開かれるはず。二人の初々しさにドキドキ!!おとなりに銀河 雨隠ギドstarstarstarstarstar干し芋苦労人の久我くんが、新しいアシスタントの五色さんのおしりから出ている棘に刺されたことにより、婚姻関係になってしまった二人。 二人の距離が離れすぎると、発熱したり、強引な接触をすると鼻血が出たり久我くんの体に異変が起きる。 どの程度のことを行ったら体に反応が出るのか実験し合う二人。 この時の二人、なんて初々しくて可愛らしいのでしょう。 読んでいる方も何だか気恥ずかしくなってしまいます。 そして、五色さんのストレートすぎる告白! こんなに真っ直ぐに言われたら気持ちいいですね。 これから、幼い妹弟も含め、家族になっていく様が楽しみです♬どんなに強くても、誰しも心が折れるはず。ある奴隷少女に起こった出来事 あらい・まりこ ハリエット・A・ジェイコブズstarstarstarstarstar干し芋大変読みやすく、分かりやすく『人種差別』について書かれています。 フィクションであって欲しい真実がここにあります。 黒人を物のように扱い、言葉の暴力、肉体への暴力、性的暴力、・・・。 こんな暴力を受けてまで仕えなければならない奴隷制度って。 自由になる事を探し続けても、万に一つもない、悲しい現実。 生まれたときから奴隷は奴隷。 この真実をどのように理解したらいいのか。 1巻最後に一筋の光が見えたように思いますが、まだまだ一筋縄ではいかない、乗り越えなければならない事が山積みで、リンダの幸せを祈らずにはいられません。そこに生きていた人にしかわからない戦時中、戦後の日常生活。風太郎不戦日記 山田風太郎 勝田文starstarstarstarstar干し芋戦時中にまさにそこで、生活していた人々の生きている様が、日記とともに記されている。 空襲警報にも慣れて、それが、日常化する日々。 唯一の楽しみの銭湯でさえ、湯船はドロドロで不潔極まりなく、着ていたもの、履いていたものが、盗まれる日々。 戦渦での学生達の勉強どころではない環境下でも試験があったり、空襲があれば、試験はなしで全員合格という大学の判断も面白い。 空襲後、友人が学校に登校してこなければ、大丈夫かと焼け跡を訪ねていったり、自分自身の生活もままならない状態にも関わらず人との絆はを大切にする。 大学の疎開、生徒たちが顕微鏡大切にを持って疎開先に運ぶ。そして、そこに新たに設けられた付属の食堂にはなんと紅茶ゼリーがあったそうな。 そこに、生きていなければこういった日常は、伝えられない。 戦争を体験した人々が少なくなる中で、当時の人々の日常生活が描かれている貴重な作品だと思う。二人で一人って・・・。ダブル 野田彩子starstarstarstarstar干し芋役者が、役者の友人のために全てを投げうってプライベートまでも支えて、自分より友人のことを中心に考えて生活していられるって、どうなんだろう? 自分の才能に限界を感じているので、少しでも、役に立つならと心から思えるのだろうか? 二人でひとりって、いつまで続けられる? 多家良が自立していくことで、友仁にどんな変化が起こってくるのか? 本当の自分の気持ちに気づいていくのか? 色んな疑問を今後の展開で楽しみたい。干し芋1年以上前この短編集を読んで、中村朝は、人との距離感を感じながら、最終的には、人間らしさの繋がり、絆を大切に考えている著者なんだろうなぁと感じた。 この短編に収められている作品全てに“愛”を感じる。 『流行り神プロトコル』が好き。新装版 天帝少年 中村朝短編集愛に触れた人生を考える。桜は君に3度舞う 炊田鳩子starstarstarstarstar干し芋子供なのに大人でなきゃならない、そして、大人の世界は、複雑で子供のままでは理解できないことが多すぎて、心が無茶苦茶になりそう。 そんな中でも純粋に生きられる加藤は、良い家族に恵まれ、唯一心を許すことのできる折原に再会できて病気でがあるものの恵まれた環境で生活できていることは何より。 しかし、きっとこれから色んな試練が襲ってくるであろう。 そして、人生の折返し時点と言われどう生きていくのか? 自分の人生を若い心のまま考え、老いていく体でどう受け止めるのか? 普通であることの幸せを考えさせられる。成長する芥を見守ろう!そのへんのアクタ 稲井カオルstarstarstarstarstar干し芋所々に出てくるギャク(?)がジワジワきます。 芥くんの酔っ払った時のお礼上戸がツボです。 “週末の英雄”→“その辺のアガタ”に少しづつ変化していく様子をあたたかく、ゆるく見守っていきたい。 鳥取の人たち本当に優しいなぁ。余裕があるのか、大きな愛に溢れてる。 心が緩んでいく感じがいい。 古賀さんの雰囲気好き!!すごい才能!麦酒姫 朝陽昇starstarstarstarstar干し芋ひとつひとつの作品は、まるで別人が描いたように感じる。 でも、共通するものは、心の奥底をしっかり掴まれる感じ。 短編ですが、しっかり重厚感があり、奥行きも感じる。 私は、『みよちゃん、どこに行く?』が、好き。 くまん太が、みよちゃんが泣いているのを知って、助けに行くお話。 泣けます。
干し芋1年以上前この短編集を読んで、中村朝は、人との距離感を感じながら、最終的には、人間らしさの繋がり、絆を大切に考えている著者なんだろうなぁと感じた。 この短編に収められている作品全てに“愛”を感じる。 『流行り神プロトコル』が好き。新装版 天帝少年 中村朝短編集愛に触れた
『退職代行サービス』という職業があることを初めて知りました。 多くの人にもっと認知されるといいですね。 自分の精神を崩してまで、“働く”ということに拘る必要はありません。 でも、甘えてしまうこともよくありません。 自分の体調や精神状態は、自分にしか分かりません。 まずは、病院に行って診断をしてもらって、会社に談判して、それでも、どうにもならない時に利用できたらいいですね。 弁護士料ってどれくらいなのでしょう? 色々な退職希望者がいますので、実際に自分に当てはまるものがありそうです。 主人公の水城リコは、ブラック企業を辞めて、やりがいのある職につけて人生が変わりました。 悩んでいる方は、参考に読んでみたください。 新しい何かが始まるかも?!