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わかる

マンバで見つけた瞬間、懐かしすぎて叫びました。この表紙、今見ても悶絶するほど可愛いんだが…?本編の絵柄とちょっと変えてくるという遊び心よ…
昔持ってた単行本はどこへやったかわからなくなってるので、秒で電子をポチって秒で読みました。

いやあ素晴らしい。いま読んでも全部面白すぎて泣ける。こんなにもエロとギャグとラブのバランスを上手く描ける作家は他に知りません。わたしの中ではこれぞティーンの頃に夢中になった「栗原まもる栗原まもる」だ!!という感じです。この頃は「デザートデザートはちょっとエロい雑誌」だと思っていましたが、今は全くそんなことないですね。

そしてこの年齢になって読み返すと気づくことがあって、ちょいエロコメな3編のあと、最後に掲載している全くエロコメではない「高尾山」という短編。これを最後に持ってくるということに昔はなんとも思わなかったというか、むしろエロくないじゃんと思ってそんなに心に残らなかったんだけど、今ならこの凄みというか実力というか、この1冊の完成度を最後にこれを持ってくることでガッと締めてる感がありますね。きっとある。何も伝わってない気がするが、それでも別に良いです。

この勢いで栗原まもる先生の電子書籍ぜんぶポチって一気読みしそうだわ…

小学生の時から藤馬かおり藤馬かおり先生のファンです。中でも好きなのがこの「悪魔が私にささやいた悪魔が私にささやいた」。
二十数年前に描かれたものですが、個人的には今読んでもあまり時代を感じないというか、廃れないセンスのある唯一無二の絵柄だと思ってます。

長期連載がほとんどなくいつの間にかリボンから去っていた作家さんだったので、あの時期にりぼんを読んでなかったら出会ってなかったんじゃないでしょうか。しかしほとんどの作品が電子化してるということは、やっぱり私のような(元)少女たちがたくさんいるから需要があるということですかね。

「なァんかさ思い出すンだよナ
 クラス離れてから遊ばなくなった奴とか
 転校してったやつとかを
 でも それでも仲良かった奴って覚えてるだろ?」
「――…ウン
 普段思い出すことはないけど
 忘れることもないよ
 ずっと覚えてる」

ページを開くと在りし日の想いを、鮮烈に蘇らせてくれる……
今回紹介する『いないボクは蛍町にいるいないボクは蛍町にいる』はそんな作品です。

小学生の頃、一番仲が良かった友人のことを覚えているでしょうか。
私は今も彼との想い出を昨日のことのように思い出せます。

40日以上の長い夏休み。
好きなだけ寝坊できて、でも夏休み特別アニメの時間アニメの時間には起きて。
普段は観られない昼ドラまで観て。
毎日のように遊んで。
プールプールやイベントや海や山に行って。
そして、最後の数日は溜めに溜めた宿題に追われて……。
その時、夏休みの日記に何度も書いた名前。

中学で離れ離れになった後もたまにやり取りすることはありましたが、今何をしているのかはもう判りません。ただ、元気に生きていてくれれば良いなと思います。

『いないボクは蛍町にいる』には、小学生の時分ならではの喜怒哀楽が鮮やかに描かれていて、当時の自らの記憶や感情が強く呼び起こされました。

他人から友達へと変わる最初の些細な切っ掛け。
重いランドセルを背負った登下校中の、他愛もない会話や奇行。
わずかな休み時間を目一杯校庭を駆け回って遊んだ時間の楽しさ。
些細なことで守れなかった、友達との約束。
もっと優しく接することができたはずなのに、幼さ故にそうできなかったこと。
それらに対する後悔や気不味さの苦味。

読み手によって、様々なシーンで様々な想いが引き出されることでしょう。子供という存在のリアリティを感じ取れる数々の表現からは、筆者の誠実で真摯な眼差しが感じられます。

この物語の主人公・健(たける)は、大切な友人・卓哉(たくや)を交通事故で喪くしてしまいます。
小学6年生というのは、一般的に考えられているよりもずっと大人で分別もつく歳だと個人的には思いますが、それでも大人でも辛い友人の死を受け止めるには幼すぎるのも確かでしょう。
しかし、健は卓哉が言っていた「不思議な光る物体」に導かれた先で、卓哉が生存しているもう一つの世界線のような町に行き着きます。自分の住んでいる町とほぼ同じながら、少しずつ違う所もある町。この不思議な世界を行き来しながら、切なく優しいドラマが紡がれて行きます。

本作で特に印象的だったのは、ある人物が健にこんなセリフを述べる一連のシーン。

「…ボクもねぇ
不幸を嘆いたことがある
何度も 何度もね
…だけどねそんな中でも
なにかに感謝する気持ちを持てたとき
それは立派な幸福の気づきだと思うんだ
…この歳になってようやく
そう思えた」

この言葉は、友達を喪って自暴自棄になっていた健の心にどんな響きをもたらしたでしょうか。
そして、健を通して読者の心にも慈愛をもって響いてくるセリフです。
誰かに何かを感謝することができるなら、それは幸せなこと。そんな幸せを、人は生きているだけで日々沢山もらっているはずですが、不幸に囚われるとそのことを簡単に忘れてしまう。だからこそ、辛い時ほど感謝する気持ちを大事にして生きていくべきだ、と。

最後のページの健の表情を見た時、澄み渡るような気持ちになると共に、この作品に出逢えて本当に良かったと思いました。

ひと夏のひと夏の哀しい喪失と優しい奇跡を経て、少年が成長する物語。

現実と地続きの少し不思議な世界を一度は体験してみたい、と思ったことのあるあなたに強くお薦めしたい一冊です。

WJ2019年33号に掲載された森林守護者モリキング森林守護者モリキングが、森林王者モリキング森林王者モリキングとして戻ってきた…!

正直モリキング連載化は完全に予想外で、全く期待せず連載版の第1話を読んだんだけどメチャクチャ面白かったww

女子高生としての自覚がありすぎるお姉ちゃんもすごく良いんだけど、なにより翔太可愛すぎねぇか…!?ショタみがありすぎる…!!

もう1話からお姉ちゃんとモリキングの間にフラグが立ってて、果たしてお姉ちゃんはカブトムシと付き合うことになるのか…めちゃくちゃ楽しみ。

WJ2019年...

新刊を語る会 で話題に出た漫画です。

【先月3月発売漫画】
**1巻**
髪を切りに来ました。髪を切りに来ました。 1 高橋しん高橋しん
ひとりでしにたいひとりでしにたい 1 カレー沢薫カレー沢薫
HGに恋するふたりHGに恋するふたり 1 工藤マコト工藤マコト
この愛を終わらせてくれないかこの愛を終わらせてくれないか筒井いつき筒井いつき
人の息子人の息子 1 あのあやのあのあやの
にこめっこにこめっこ 1 赤堀君赤堀君
カノジョは今日もかたづかないカノジョは今日もかたづかない 1 加納梨衣加納梨衣
星降る王国のニナ星降る王国のニナ 1 リカチリカチ
ケムリが目にしみるケムリが目にしみる 1 飯田ヨネ飯田ヨネ
イケメン女と箱入り娘イケメン女と箱入り娘 1 もちオーレもちオーレ / majoccoidmajoccoid
讃岐っ子はっちゃん讃岐っ子はっちゃん 1 金谷裕金谷裕
狼の子ソラは戦場にいる狼の子ソラは戦場にいる1 酉村
ほうき世界のアレアとイアラほうき世界のアレアとイアラ 1 赤瀬よぐ赤瀬よぐ
次回作は異世界漫画家次回作は異世界漫画家 1 忍
コーポ・ア・コーポコーポ・ア・コーポ 1 岩浪れんじ岩浪れんじ
出没!ビール女子出没!ビール女子 1 猫原ねんず猫原ねんず
昔勇者で今は骨昔勇者で今は骨 1 内々けやき内々けやき
雑貨店とある雑貨店とある 1 上村五十鈴上村五十鈴
環の影環の影 1 中川海二中川海二
紛争でしたら八田まで紛争でしたら八田まで 1 田素弘田素弘
清少納言と申します清少納言と申します 1  PEACH-PITPEACH-PIT
妻と僕の小規模な育児妻と僕の小規模な育児 1 福満しげゆき福満しげゆき
不良がネコに助けられてく話 1 常喜寝太郎常喜寝太郎
MORTAL LIST モータルリストMORTAL LIST モータルリスト 1 小見川なまり小見川なまり
ふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~ふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~ 1 KAKERUKAKERU
東大を出たけれどovertime東大を出たけれどovertime 1 須田良規須田良規/井田ヒロト井田ヒロト
寿エンパイア寿エンパイア 1 せきやてつじせきやてつじ
夜ヲ東ニ夜ヲ東ニ 1 アンギャマンアンギャマン
注文の多い喫茶店注文の多い喫茶店 1 グリコ
リアデイルの大地にてリアデイルの大地にて 1 月見だしお月見だしお
風太郎不戦日記風太郎不戦日記  1 山田風太郎山田風太郎 / 勝田文勝田文
終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.>終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.> 1 四方山貴史四方山貴史
ヒロインは絶望しました。ヒロインは絶望しました。1 千田大輔千田大輔
娑婆王娑婆王 1 暦
Bowing! ボウイング 1 きゅっきゅぽんきゅっきゅぽん
先生で○○しちゃいけません!先生で○○しちゃいけません! 1 武者サブ武者サブ
切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける 1 コーヘーコーヘー
水溜まりに浮かぶ島水溜まりに浮かぶ島 1 三部けい三部けい
怖面先生のおしながき怖面先生のおしながき 1 アキサワリョウタアキサワリョウタ
洗脳執事洗脳執事 1 浅山わかび浅山わかび
無号のシュネルギア無号のシュネルギア 1 高田裕三高田裕三
ヒトゴトですから!ヒトゴトですから! 1 ユニ
讃岐っ子はっちゃん 1、2 金谷裕
**ナンバリング無**
不死身の命日 虫歯
おむすびの転がる町おむすびの転がる町 panpanyapanpanya
丸先生の○○がかわいい。丸先生の○○がかわいい。 ノッツノッツ
ココログインココログイン こがわみさきこがわみさき
夜間中学へようこそ夜間中学へようこそ 沢音千尋沢音千尋
コンプレックスコンプレックスプリズム 最果タヒ
そういう年頃になっちゃった年の差姉妹そういう年頃になっちゃった年の差姉妹 はちこはちこ
東京黄昏買い食い部東京黄昏買い食い部 鈴木小波鈴木小波
愛に愛らし愛しいあなた愛に愛らし愛しいあなた 鈴木有布子鈴木有布子
だから私はメイクするだから私はメイクする シバタヒカリシバタヒカリ / 劇団雌猫劇団雌猫
幼なじみの魔女について幼なじみの魔女について 縞あさと縞あさと
What's Home かねもとかねもと
この物語でネコに危害はいっさい加えておりません。この物語でネコに危害はいっさい加えておりません。 羽生生純羽生生純
光と窓光と窓 カシワイカシワイ
Qualia -Envy-Qualia -Envy- *百合アンソロジー
Qualia -Jealousy-Qualia -Jealousy- *百合アンソロジー
**完結巻**
僕と君の大切な話僕と君の大切な話 7 ろびころびこ
ルート3 5 みなぎ得一みなぎ得一
夜明けの旅団夜明けの旅団  4 片山ユキヲ片山ユキヲ
シアロアシアロア3 田口囁一田口囁一
齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 ~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 ~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~ 5 榎本快晴榎本快晴
お前ら全員めんどくさい!お前ら全員めんどくさい! 10 TOBITOBI
林檎と薔薇と吸血鬼(仮)林檎と薔薇と吸血鬼(仮) 2 新谷シンヤ新谷シンヤ
スピーシーズドメインスピーシーズドメイン 12 野呂俊介野呂俊介
彼女と彼氏の明るい未来彼女と彼氏の明るい未来 2 谷口菜津子谷口菜津子
珊瑚と人魚珊瑚と人魚 4  ninikumininikumi
天を射る天を射る 6 飛松良輔飛松良輔/西荻弓絵西荻弓絵
はっぴーえんどはっぴーえんど 9 魚戸おさむ魚戸おさむ
**続刊**
かげきしょうじょ!!かげきしょうじょ!!  9 斉木久美子斉木久美子
ブルーピリオドブルーピリオド 7 山口 つばさ
乙女怪獣キャラメリゼ乙女怪獣キャラメリゼ 4 蒼木スピカ蒼木スピカ
ゴールデンカムイゴールデンカムイ21 野田サトル野田サトル
エルフさんは痩せられない。エルフさんは痩せられない 6 シネクドキシネクドキ
令和はなまる学園令和はなまる学園 2 ことぶきことぶき
コロッケ!コロッケ!LBver. 樫本学ヴ樫本学ヴ
チェンソーマンチェンソーマン 6 藤本タツキ藤本タツキ
カラーレスカラーレス 2 KENT
ミタマセキュ霊ティミタマセキュ霊ティ 2 鳩胸つるん鳩胸つるん
上野さんは不器用上野さんは不器用 7 tugenekotugeneko
はしっこアンサンブルはしっこアンサンブル 4 木尾士目木尾士目
お迎えに上がりました。 2 ~国土交通省国土政策局 幽冥推進課~ 桜井みわ桜井みわ
転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~ 7 彭傑
ダブルダブル 2 野田彩子野田彩子
阿・吽阿・吽 11 おかざき真里おかざき真里
ダンス・ダンス・ダンスールダンス・ダンス・ダンスール 16 ジョージ朝倉ジョージ朝倉
チェンジザワールド―今日から殺人鬼―チェンジザワールド―今日から殺人鬼― 4 神崎裕也神崎裕也
百合と声と風纏い 2 蓮冥
呪術廻戦呪術廻戦 10 芥見下々芥見下々
プレイボール2プレイボール2 8 コージィ城倉コージィ城倉
ハイキュー!!ハイキュー!! 42 古舘春一古舘春一
DAYSDAYS 37 安田剛士安田剛士
魔女と野獣魔女と野獣 6 佐竹幸典佐竹幸典
ユグドラシルバーユグドラシルバー 2 からあげたろうからあげたろう
君のお母さんを僕に下さい!君のお母さんを僕に下さい!2 田澤裕田澤裕
ノー・ガンズ・ライフノー・ガンズ・ライフ 10 カラスマタスクタスク
ドラフトキングドラフトキング 4 クロマツテツロウクロマツテツロウ
保安官エヴァンスの嘘保安官エヴァンスの嘘 11 栗山ミヅキ栗山ミヅキ
カフェでカフィをカフェでカフィを 3 ヨコイエミヨコイエミ
金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 8 船津紳平船津紳平
金田一37歳の事件簿金田一37歳の事件簿 6 天樹征丸天樹征丸 /さとうふみやさとうふみや
東京城址女子高生東京城址女子高生 3 山田果苗山田果苗
放課後ていぼう日誌放課後ていぼう日誌 6 小坂泰之小坂泰之
はるかなレシーブはるかなレシーブ 9 如意自在如意自在
フラジャイル 17 恵三朗恵三朗/草水敏草水敏
ぽんこつポン子ぽんこつポン子 4 矢寺圭太矢寺圭太
舞妓さんちのまかないさん舞妓さんちのまかないさん 13 小山愛子小山愛子
昭和オトメ御伽噺 4 桐丘さな桐丘さな
ドラフトキング 4 クロマツ テツロウ
秘密のレプタイルズ秘密のレプタイルズ  9 鯨川リョウ鯨川リョウ
血と灰の女王血と灰の女王 10 バコハジメバコハジメ
写楽心中 少女の春画は江戸に咲く写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 2 会田薫会田薫
キン肉マンキン肉マン 70 ゆでたまごゆでたまご
見える子ちゃん見える子ちゃん 3 泉朝樹泉朝樹
アルマアルマ 2 三都慎司三都慎司
BADONBADON 2 オノ・ナツメオノ・ナツメ
伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常 3 えすとえむえすとえむ
すべての人類を破壊する。それらは再生できない。すべての人類を破壊する。それらは再生できない。4 横田卓馬横田卓馬 /伊瀬 勝良
じしょへんじしょへん 3 久木 ゆづる
おとなになってもおとなになっても 2 志村貴子志村貴子
蜘蛛ですが、なにか?蜘蛛ですが、なにか? 8 かかし朝浩かかし朝浩
月とすっぴん月とすっぴん 2 アケガタユウアケガタユウ
可愛いだけじゃない式守さん可愛いだけじゃない式守さん 4 真木蛍五真木蛍五
SHAMAN KING レッドクリムゾンSHAMAN KING レッドクリムゾン 4 武井宏之武井宏之/ジェット草村ジェット草村
通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー 3 おつじおつじ
メタモルフォーゼの縁側メタモルフォーゼの縁側 4 鶴谷香央理鶴谷香央理
君は春に目を醒ます君は春に目を醒ます 5 縞あさと
約束のネバーランド約束のネバーランド 18 出水ぽすか出水ぽすか/白井カイウ白井カイウ
ヒマチの嬢王ヒマチの嬢王 5 茅原クレセ茅原クレセ
ブルーロックブルーロック 8 金城宗幸金城宗幸 / ノ村優介ノ村優介
群青にサイレン群青にサイレン 11 桃栗みかん桃栗みかん
ランウェイで笑ってランウェイで笑って 15 猪ノ谷言葉猪ノ谷言葉
鬼灯の冷徹鬼灯の冷徹 30 江口夏実江口夏実
鬼灯の冷徹、落書き帳 江口夏実
パレス・メイヂ番外編~陛下のプロトコール~ 久世番子久世番子
**海外マンガ**
AEON-アエオン- アンジェラ・ヴィアネッロアンジェラ・ヴィアネッロ(イタリア)

euromanga(ユーロマンガ)はユーロ漫画 “バンド・デシネ(bande dessinée)”を紹介する日本初の専門出版社です。

【今月4月発売漫画】
忍者と極道忍者と極道 1 近藤信輔近藤信輔
パリピ孔明パリピ孔明 1 四葉夕卜四葉夕卜/小川亮小川亮
月と金のシャングリラ月と金のシャングリラ 1 蔵西
クワトロバッテリークワトロバッテリー 1 高嶋栄充高嶋栄充
まくむすびまくむすび 4 保谷伸保谷伸

【その他話題に出た漫画】
おとなりに銀河おとなりに銀河 雨隠ギド雨隠ギド
風光る風光る 渡辺多恵子渡辺多恵子
マザーマザー 江戸川治江戸川治
Two sides of the same coinTwo sides of the same coin 上下 西本 ろう
拡散的エモーション拡散的エモーション ぱげらったぱげらった
ネバーグッドイナフ 1 CTK
ミスターズ~私の町のおじさんたち~ミスターズ~私の町のおじさんたち~ 1 飛田 漱
あした死ぬには、あした死ぬには、 雁 須磨子
ボールルームへようこそ 竹内 友
物質たちの夢物質たちの夢 八木ナガハル八木ナガハル
花びらパズル花びらパズル 真夏日ずる真夏日ずる
異世界ちゃんこ 横綱目前に召喚されたんだが異世界ちゃんこ 横綱目前に召喚されたんだが 4林ふみの林ふみの
僕はまだ野球を知らない僕はまだ野球を知らない 5 西餅
リボーンの棋士リボーンの棋士 5 鍋倉夫鍋倉夫
マチネとソワレマチネとソワレ 7 大須賀めぐみ大須賀めぐみ
Shrink~精神科医ヨワイ~Shrink~精神科医ヨワイ~ 2 七海仁七海仁/月子
木根さんの1人でキネマ木根さんの1人でキネマ 7 アサイアサイ
ぼっち・ざ・ろっく!ぼっち・ざ・ろっく! 2 はまじあきはまじあき
三原順三原順 ALL Color Works  三原順

私の保健室へおいで…私の保健室へおいで…』は2002年にハヤカワ文庫JAレーベルにて発行された作品集だ。収録作品は81年〜90年作までと年代で見れば幅広いが、版元の紹介文に「スタイリッシュなラヴロマン」と謳われている通り、全作に恋愛要素を含んだ統一感のあるラインナップである。
こう書くと、恋愛最中の高揚感であるとかシャープな駆け引きみたいなのを想像されるかもしれないが、清原先生の作品ではもっと引いた視点から恋愛が描かれる。それが清原なつの清原なつのシグネイチャーとしか言いようのない個性をマンガに宿している。

清原先生は、思い込みや呪縛などによって凝り固まってしまった心がフッと解きほぐされる瞬間を描く。
そういった人が持つしなやかな強さに触れた時、自分の心も軽やかになった気分になる。
この特色は、恋愛要素を主軸とした本書において特に傾向が強い。清原作品における恋愛は誰かと誰かの交流であり、他者により自己が変化することがあるためだ。それが本書を魅力的なものにしている。「新説 赤い糸の伝説赤い糸の伝説」とか本当に最高……

本書から清原先生に入門した場合、次に読むのは何がよいだろうか。
発表当時のコミックスは絶版であるが、近年に月刊フラワーフラワーズでポツポツと発表されている作品を除けば、ほぼ全作品が文庫などで網羅されている。(電子書籍化も文庫については殆ど為されている状況)
そのゆえ間口がとても広いので、コレという名前を挙げるのは難しい。各々の関心領域と描かれている題材がマッチしている作品が適していると考える。
本書から遠くないニュアンスのものを読みたいのなら『春の微熱春の微熱』、もしSFが好きであるなら『アレックス・タイムトラベルアレックス・タイムトラベル』、歴史物であれば『飛鳥昔語り飛鳥昔語り』、性に纏わる領域に関心があるなら『花図鑑花図鑑』あたりだろうか。これらをまとめた清原先生の総体と向き合うのなら自選傑作集『桜の森の満開の下』。清原先生が生み出した発明的キャラクター・花岡ちゃんが活躍する『花岡ちゃんの夏休み花岡ちゃんの夏休み』もいい。

ちなみに、マイベスト清原なつの作品は『春の微熱』収録「群青の日々」です。

天才の創造物は、問答無用です。余計な思考を介在させる余地がなく、対峙した瞬間に心を、意識を、魂を持って行かれます。そこから解き放たれ、現実に帰って来るのに暫しの時を要することもままあります。

小池桂一小池桂一という才能は、極一握りの疑いようのない天才です。天才としか表現しようのない作品と経歴とエピソードの持ち主です。その代表作『ウルトラヘヴンウルトラヘヴン』は、紛れも無くそんな天才によって生み出された異端で超越性を持った怪作です。

弱冠16歳での手塚賞入選。これは今なお最年少記録です。入選作品なしの年も多く、第一回からして入選はおろか準入選すら出なかった手塚賞。そんな中で、手塚治虫手塚治虫自身が「やられた!」と天を仰ぎ、筒井康隆筒井康隆梶原一騎梶原一騎ちばてつやちばてつや本宮ひろ志本宮ひろ志といった厳しい目を持った審査員たちが満場一致で認めざるを得なかった才能。それが小池桂一です。

しかし、そのまま素直に日本で漫画家であり続けることはせず、ヒッピーになりパチンコ屋でバイトをしてお金を貯め、アメリカへ。そしてディズニーの下請での映像制作などに携わり、マーベル社からも作品を発表。バンドデシネを代表する作家であるメビウスメビウスに影響を受けつつ、手塚賞受賞から八年後に帰国。そして、数年に一度というペースで作品を発表し続けて現在に至ります。

単行本が十年以上出なかった期間もある中、一体どうやって収入を得て暮らしているのか? 漫画以外、日本以外でも絵の仕事を行っているようではありますが、お子さんがいるという話もあり、謎に包まれています。

伝え聞くエピソードで秀逸だと思ったのは、ヒッピー時代に書いた八十枚程のマンガのお話。それは普通の漫画の概念では有り得ない、三ページ見開きという形態もある異形の作品。お経か巻物のような形でしか製版もできないその漫画は、全てを繋げると一枚の巨大な絵となり、最初の頁と最後の頁を繋げるとストーリーが無限に循環する構造になっていたといいます。
オールカラーで全ページが一ページ一コマという体裁の『スピノザ』など、その奇抜な発想とマンガ表現の可能性を追究した作品は、正に天才の所業であると言わざるを得ません。

そして、そんな小池桂一の最新作でもある『ウルトラヘヴン』。上記の作品群に比べれば、まだ一般的なマンガとしての形式を保った作品ではあります。ただ、今作もマンガ表現の一つの極致であることは、一目瞭然です。そう、数ページ見れば言葉を尽くすより雄弁にその圧倒的な世界を物語ってくれます。エンジン音だけ聞いてブルドーザーだと解るくらい直感的に理解できます。

『ウルトラヘヴン』が描くのは、薬事法が改正された近未来。ある程度の薬物の所持・使用が合法化された日本では、「今日帰り一杯やってく?」のノリでサラリーマンたちは仕事帰りにバーに寄り、その日の気分に合わせた薬を調剤してもらい楽しみます。そんな中、人生に対して自暴自棄になっており違法ドラッグにも手を染める主人公カブが、恐ろしく効き目の強い新型ドラッグの噂を耳にして――

物語は度々訪れるカブのトリップ状態と共に進行していきますが、その描写が圧巻です。

途轍もない画力と、ダイナミックなコマ割り、構図が生み出す唯一無二のペーパードラッグとしての魅力。自分の感覚が増大し、世界と自分が変質し、(私自身は薬物を使ったことはないのですが)まるで実際にトリップしてしまったかのような錯覚を覚えさせてくれます。

現実と夢と幻想の区別が付かない状態に陥るカブの姿を見ている内に、読んでいるこちらも地に足がつかない酩酊感を覚えます。どこまでが夢でどこまでが実際に体験していることなのか。「我思う故に我あり」で考察されたように、この今いる世界が夢であったとしても私たちがそれに気付くことは不可能です。入れ子構造のような物語の中で、自らの存在の不安に晒されるカブの気持ち悪さを、尋常でなくハイクオリティな絵によって体感させられます。

又、薬物によるトリップだけでなく、変性意識全般がこの作品のテーマの一つになっています。アンプという装置を用いた瞑想によって、意識レベルを増幅させるという行為も作中で描かれますが、その描写もまた凄まじいです。

多幸感を超えた、全能感、宇宙との一体感。哲学的、宗教的な命題であり、量子論も絡めて論じられる、人間の脳がもたらす可能性の世界。人が人の身でありながら、人の領分を超えて神の領域、まさしく「ヘヴン」に至る道。ある意味で、三次元に於いて四次元の存在が認識できないものの、その影によってその存在を感じられるように、この作品は通常人間には知覚できない事象が、知覚できるように落とし込まれ表現された特異な書物と言えるかもしれません。

A5判で数年に一度しか刊行されない漫画なので、残念ながら普通のお店にはまず置いていないでしょう。私自身もヴィレッジヴァンガード以外の店頭では見掛けたことがありません。ネット上以外で見付けるのには苦労するかもしれません。が、体験しておく価値のある本です。そう、今作は普通の読書という範疇を超えた、一つの超越的体験です。

アンヴィエントサイケな曲でもヘッドホンで聴きながら読むことで、一層その効果は高まるでしょう。このペーパードラッグは安価ですが極めて上質で副作用もありませんので、安心して服用して下さい。

画像『ウルトラヘヴン』1巻より

天才の創造物は...

私は"LGBT"という呼称が好きではない。L/G/B/T(もしくは"Q"に分類される定義も含め)それぞれが全く違う性質を有しているのに、"LGBT"という名前を獲得した結果、あたかも同一の性質をもった1つの集団のように見える感覚、それがどうも受け入れがたいのである。

この作品の主人公・神鳥谷等(ひととのや ひとし)も、子供の頃から自分で自分を"普通"ではないと認識しながら、どうにも名前をつけること、定義づけをすることができないある"性質"を持っていた。
神鳥谷のその"性質"はジェンダーなのか、好みの問題なのか、それとも何かの病気なのか。そして果たして自分は何者なのか。これはそんな悩みを持つ神鳥谷と、彼とは逆に自分自身に対して不満も疑問も全く持たない大学の同級生同級生・佐原真人、そしてその周囲の人々との物語。

神鳥谷の疑問に対して作品の中から無理やり答えを捻り出すとするなら、「自分は自分でしかない」という陳腐な言葉になるかもしれない。しかし、それを神鳥谷と佐原の、そして周囲の人々との交流を通して作品全体で表現している。物語としても、雑誌連載の作品を単行本化する際に話と話のつなぎ目をなくして1本の大長編のような構成にすることで、神鳥谷と佐原がともに歩んだ人生をまるごと描いたような、そんな壮大な雰囲気の作品になっている。
読む人によって、誰の視点を強く意識するか、そしてこの作品がどういう物語なのかという定義が変わってきそうな、いろんな表情がある作品。タイトルだけを見るとジェンダーがテーマのようにも見えるけど、実際はもっと受け入れる裾野の広い、"何者にもなれない"全ての人を肯定してくれる物語。

上下巻読了

1987年当時のアニメ事情や社会情勢を背景に、高校生だったアニメ好きの山口と絵が上手い宇部の2人がクラスで出会い、長編アニメーション映画初監督・作画監督まで?を描く。

第1話で、2017年現在の変わったようで変わらない2人の関係を見せ、2話目以降から87年当時の高校生として出会いから描いていく。
仲間内でアニメ好きを隠すっていうのは、趣味の多様性が認められつつある現代とは違って、「オタク」が認知され始めて肩身が狭い時代だからか、いや結局いまもそうなのかな。
そんな時代に彼らが出会い、互いに触発され歩みを進め始める。
一人はアニメーターとして、もう一人は演出・プロデューサーとして。

宇部が、見たものを目に焼き付けて動画や静止画として描けたり、パッと見たアニメキャラの絵柄で見えない部分は他から補完して描いたり、飛びぬけた観察力と天才的な部分を見せていくシーンがワクワクする。
そして対比として描かれる山口の凡庸さだ。
嫉妬・羨望などあるが、素直なやつなので卑屈にならずにすぐに認めて前を向く爽やかさがあって良い。

マンガとしてもアニメーションを意識しているのか、動きが連続して描かれる箇所がたびたび出てきて面白い。
池袋駅の雑踏の効果音を「ザハザハ」としているのが、ん?となるが、確かに「ザハザハ」で想像してみると、そう聞こえる気がする。
もしかして、「ザハザハ」と書いて「ザワザワ」と読むのかな?どっちだろう。

派手な面白さがあるタイプの作品ではないが、ゆっくり彼が行く先、その動向を見守っていきたくなる漫画。

唐突ですが、他人のする夢のはなしほど面白みに欠けるものはない、と思ったことはないでしょうか。

夢、それ自体は魅惑的なものにちがいありません。何なら、夢のたったひとつで人生だって狂いかねない。私には経験がありますが、当時の恋人に「夢のなかでひどいことをされた!」と泣きながら怒られたことがあります。その当時は、なんて理不尽な! 寝言は寝てから言うものだ! と思って、まったく取り合わなかったのですが、いまでこそ気持ちが少しわからないでもない。

他人のする夢のはなしほど面白みに欠けるものはなけれど、夜にみる夢ほど魅惑的なものもまたとないのです。

まだ経験があります。ある夜、知人が夢にでてきたのです。そして翌朝、目が覚めると、私はそのひとのこひとのことを現実に好きになっていました。たかが夢にみたことで、そのひとと現実になにかあったわけではないのにもかかわらず……。夢で体験されたことというのは誰とも共有できない代わりに、少なくとも本人にとってみれば、まがうことなき事実なのです。

夢の夢夢の夢たる最たる由縁はきわめて体験的なところにあると思います。夢はほかでもない当の本人に体験されてはじめて夢となる。夢でひどいことをされて激怒する、というだけにとどまらず、夢に知人が出てきて、それがきっかけでそのひとを好きになってしまうことがあるのも、それが当人にしてみれば、きわめて体験的な事実だからだと思われます。夢をはじめから嘘と決めつけていればそんなことは起こるはずもありません。それどころか、夢には現実を変容させる力さえあります。

他人のする夢のはなしが往々にして面白くないのは、体験という夢の本分を欠いて、それを言葉にのせて話しているからなのでしょう。しかも、その言葉が夢にみた事実に近づけば近づくほど、かえって面白さからは遠く離れてゆく。というのは、やはり、夢は体験された本人"だけ"のものだからです。

夢のはなしを面白く聴かせるのには、ある種のテクニックが必要となってきます。すなわち、夢をわたし"だけ"のものにしないということです。つまり、嘘という手法をつかって、夢の枠をあなたにも伝わるようにひろげてあげるんです。そうすることで、夢の核たる部分は失われてしまいますけれど、少なくともあなたには伝わるようになる、共有に耐えうるものになるんです。

それは、なんだか不誠実だと感じられますか。そんなひとのために、もうひとつだけ方法があります。つまり、嘘をつかって夢の枠をひろげるのと真逆のことをするのです。ひろげるのではなく、夢を閉ざしてゆく、針先の鋭い一点のように凝縮するまで閉ざしてゆく。そうすれば、もし運がよければ、生きているあいだに、もうひとつの針先とぶつかることができるでしょう。確率はとても低いと思われますが。しかも、それまであなたは誰とも夢を共有することができず、とても孤独な思いをすることになるでしょう。

もし、それでも誠実を貫こうという方がいらっしゃるならば、萩尾望都萩尾望都の『バルバラ異界バルバラ異界』を読むことをオススメします。あなたはここで夢を体験することができる、ひとに聴かされる夢のはなしではなしにです。この『バルバラ異界』というマンガを読んでいる時間だけは、あなたは孤独を忘れることができる。なぜなら、バルバラ異界はほかでもないあなたに体験される夢なのですから。

全2巻を30分ほどで読み終えたのですが、まだ夢見心地です。あまりにも2人の関係性が、ファッションが、世界観が良すぎて、物語について分析的なことや自分の感想を進んで書く気になれないですね…どう頑張っても野暮なことしか書けない気がします。

なので「この本の構成」について書こうと思います。

警察官の“彼”は、勤務中に街で“彼女”に偶然出会った。 ふたりの間の微妙な距離感を、 大胆かつ繊細な筆致と小粋なセリフまわしで スタイリッシュに描くオールカラーコミック。


この本の発売を楽しみに待っている間、「まるで美しいシネマシネマのようなコミック&イラスト集」という謳い文句で宣伝されているのを聞き、「結局漫画なのか、画集なのかどっちなんだ?」と謎だったのですが、読んで納得しました。

漫画のように「物語がコマごとに割った絵で語られるだけ」ではない。画集のように「文脈のない絵がズラズラ並んでいるだけ」でもない。

まさに「コミック&イラスト集」と表現するのが相応しい構成になっているんです。しかも全編フルカラー…!


まず驚くのが、表紙をめくるとすぐに目に入ってくる「見返し」や「扉」といった、一般的な漫画ではただ実用的でそっけない部分まで美しく、物語に入り込むための素晴らしい導入になっているところ。
そして各話の「幕間」に当たる扉ページもまた、読者の集中力を途切れさせないよう、世界観に沿って美しくデザインされています。

さらにすごいのが、ストーリーの幕間にイラストと文章を挿入し、複数の表現方法を組み合わせて総合的に「彼と彼女」のことを描いているところ。

あらすじでは本書のことを「まるで美しいシネマのような」と表現していますが、映像・ストーリー・音楽の総合である映画を引き合いに出していて非常に的確だなと思います。


そして読み終わってみて感じたのはVeilVeilのことを世に出回っている多くの漫画と同じものとして分類できないな」ということです。

・今作を出すまで長期に渡り制作されている(2017年〜2019年に発表された作品が収録されている)こと
・アシを雇わず1人で作り上げていること(おそらく)
・フルカラーで高価格であること
・幕間(物語外の物理的な部分)まで世界観の一部となるようにデザインされているところ

こうした特徴を抜き出すと、日本のMANGAというより「日本のBD(バンド・デシネ)」と呼ぶほうが相応しい気がします。

(加えて言えば、日本の漫画の9割(※個人の勝手な体感です)は、商業的な成功に結びつきやつきやすいエンタメ性の高い作品に占められています。そのため、ただただ美しさを追究した芸術性・文学性に富んだ漫画というだけで主流から外れてしまい、やはり日本のMANGAっぽくない。

長々書いてしまいましたが言いたいことをまとめると、自分にとって「Veil」は、作品としてあまりに美しすぎるために漫画と呼ぶことに少し抵抗がある総合芸術です。

百聞は一見に如かずなので、今すぐ手にとって読んでください…!
(紙質と装丁がいいので紙がおすすめです…!)



(2人を並べてあげたい)

『花と頬』は、主人公・鳥井頬子の父が組んでいるバンドがリリースした楽曲名です。 本を読むことが好きな高校生の頬子は、最近転校してきた八尋豊から、"お父さんって「花と頬」の人って本当?"と聞かれます。 しかし、頬子の父親は、頬子が幼い時に妻と別居を始めており、世間に「妻子持ち」と公表していません。 そのため、八尋がなぜ"どうして私のことわかったの"か、気になり始めますが、父の作品をきっかけに頬子と八尋の交流が始まります。 そのうち、頬子は八尋に興味を持ち始めるようになります。 が、八尋が自分と仲良くしてくれているのは、"パパの娘"だからと考えたり、でも「"パパの娘"な自分」を利用して八尋の興味を引こうとしてしまう自分に嫌気がさしてしまいます。 幼い時の父と母の別居のことが心に残っており、"愛してるってなに?"と強く疑問を抱いている頬子。恋愛に対してかなり不器用なんです。 かく言う八尋も、医者の親を持つ家庭環境や過去の恋愛の経験から、どこか人に一歩踏み出せない様子です。 "愛"が欲しい故に"愛"に対して臆病になる頬子を救ったのは、頬子にとってたった1人の家族である父・哲でした。 実は、父・哲の妻との別居の背景には、偉大な愛が隠れていて、そんな哲の大きな優しさがこの作品全体を包んでいるようにも思えます。 爽やかな絵柄や淡々と進むストーリーだからこそ、人を愛することに対して臆病になる10代の頬子の焦りや切なさが、まるで声を絞って出てきた言葉のように痛いほど伝わってきます。 そんな頬子が見つけた、"愛してるってなに?"の答え、是非一読して見出してみてください。

『花と頬』は、主人公・鳥井頬子の父が組んでいるバンドがリリースした楽曲名です。 本を読むことが好きな高校生の頬子は、最近転校してきた八尋豊から、"お父さんって「花と頬」の人って本当?"と聞かれます。 しかし、頬子の父親は、頬子が幼い時に妻と別居を始めており、世間に「妻子持ち」と公表していません。 そのため、八尋がなぜ"どうして私のことわかったの"か、気になり始めますが、父の作品をきっかけに頬子と八尋の交流が始まります。 そのうち、頬子は八尋に興味を持ち始めるようになります。 が、八尋が自分と仲良くしてくれているのは、"パパの娘"だからと考えたり、でも「"パパの娘"な自分」を利用して八尋の興味を引こうとしてしまう自分に嫌気がさしてしまいます。 幼い時の父と母の別居のことが心に残っており、"愛してるってなに?"と強く疑問を抱いている頬子。恋愛に対してかなり不器用なんです。 かく言う八尋も、医者の親を持つ家庭環境や過去の恋愛の経験から、どこか人に一歩踏み出せない様子です。 "愛"が欲しい故に"愛"に対して臆病になる頬子を救ったのは、頬子にとってたった1人の家族である父・哲でした。 実は、父・哲の妻との別居の背景には、偉大な愛が隠れていて、そんな哲の大きな優しさがこの作品全体を包んでいるようにも思えます。 爽やかな絵柄や淡々と進むストーリーだからこそ、人を愛することに対して臆病になる10代の頬子の焦りや切なさが、まるで声を絞って出てきた言葉のように痛いほど伝わってきます。 そんな頬子が見つけた、"愛してるってなに?"の答え、是非一読して見出してみてください。

@せのおです( ˘ω˘ )

こちらのクチコミで花と頬花と頬を知り試し読みをしてみたのですが、落ち着いた色使いの表紙(めっちゃ素敵です)をめくって現れた鮮やかな扉絵で一気に引き込まれました…!

頬子ちゃんがパパや八尋くんとの会話の空気が絶妙にリアルリアルですね。特にパパが、口ではそっけない発言をしつつも高校生になる娘の頭を撫でるところがいいなと思いました。

映画のような落ち着いた雰囲気がすごく気に入ったのでさっそく購入して読みたいと思います…!

どちらかと言えば大人しい性格の二人を軸に静かに描かれる、夏の終わりにあるような物言えぬ寂寥感漂うガールミーツボーイ。

帯で柴田ヨクサル柴田ヨクサルさんが述べている通り、純文学的な作品です(なぜ柴田ヨクサルさんが帯文を寄稿したかは本文を読むと解り、ファンはニヤリとできます)。音も無く動き出す電気自動車のように物語は始まり、丁寧に丁寧に心情の揺れ動く様が描かれていきます。

心地良い時間、新しい扉を開いていく様、生じる葛藤、苦い後悔……。決して派手さはありませんが、しっとりと沁みる物語です。好きなものを媒介に繋がりを深めていくのですが、お互いに同じ物を最初に好きだった訳ではなく相手の好きなものに触れて理解しようとする、その素朴な普遍性に共感と愛着を覚えました。

しかし、あとがきによると複数の出版社の編集者から「商品として成り立っていない」と言われてしまったそうです。キャッチーさが無ければ売れ難い。事実として理解できることではありますが、それによってこういった作品が消えていき世界の物語から豊かさが喪失していくことを考えると寂しさが募りました。楽園の懐の深さに感謝です。

この漫画、友達も面白いって言っていたので気になってました!
ボーイ・ミーツ・ボーイ漫画だったとは知らなかったです(てっきり表紙の子は女の子かと)…読んでみます!

君はエウレカセブンのプレイリストを作っただろうか? スーパーカー、ジョイディビジョン、ニューオーダー、oasis、ビョーク、ハービーハンコック、Beastie Boys、コーネリアス、坂本龍一…などなど、 この名々を見るだけで人生がいかに豊かになったか分かるだろう、 君はエウレカセブンを観て何を始めたか?何に憧れたか? 思いっきりボードを蹴ってみたい、メットなしでスクーター走らせて「この最悪な街」から逃げ出してみたい、音楽に体をあずけて思いっきり踊ってみたい、みんなでサッカーをしてみたい、 一つずつ叶えた日々は、今でもかけがえのない日々である 君はエウレカセブンを観て誰に出会ったか? 吉田健一というアニメーターを初めて強く意識した。彼の描く人物の表情に涙した。彼の関わった作品を夢中で観た。それだけで多くの出会いになった。 君はエウレカセブンを観て何を学んだか? 「ねだるな、勝ちとれ、さすれば与えられん」! そして「ア〜イキャ〜ンフラ〜〜イ!」と叫べば好きな子の元までひとっ飛びで行けちゃうかも?! エウレカセブンを学べばサブカルチャーを一周できちゃうくらいには、様々な要素が散りばめられています。これほど青くさい10代の為になるアニメ・漫画はないでしょう… そんなエウレカセブンにトリコジカケニナったわたしの人生は、まだまだ「つづく」!!

君はエウレカセブンのプレイリストを作っただろうか? スーパーカー、ジョイディビジョン、ニューオーダー、oasis、ビョーク、ハービーハンコック、Beastie Boys、コーネリアス、坂本龍一…などなど、 この名々を見るだけで人生がいかに豊かになったか分かるだろう、 君はエウレカセブンを観て何を始めたか?何に憧れたか? 思いっきりボードを蹴ってみたい、メットなしでスクーター走らせて「この最悪な街」から逃げ出してみたい、音楽に体をあずけて思いっきり踊ってみたい、みんなでサッカーをしてみたい、 一つずつ叶えた日々は、今でもかけがえのない日々である 君はエウレカセブンを観て誰に出会ったか? 吉田健一というアニメーターを初めて強く意識した。彼の描く人物の表情に涙した。彼の関わった作品を夢中で観た。それだけで多くの出会いになった。 君はエウレカセブンを観て何を学んだか? 「ねだるな、勝ちとれ、さすれば与えられん」! そして「ア〜イキャ〜ンフラ〜〜イ!」と叫べば好きな子の元までひとっ飛びで行けちゃうかも?! エウレカセブンを学べばサブカルチャーを一周できちゃうくらいには、様々な要素が散りばめられています。これほど青くさい10代の為になるアニメ・漫画はないでしょう… そんなエウレカセブンにトリコジカケニナったわたしの人生は、まだまだ「つづく」!!

@せのおです( ˘ω˘ )

うおおーー!!すごい…!!言いたいことが全部詰まっててメチャクチャ腑に落ちました。

特にこの部分

エウレカセブンを学べばサブカルチャーを一周できちゃうくらいには、様々な要素が散りばめられています。これほど青くさい10代の為になるアニメ・漫画はないでしょう…

いや本当にそうなんですよね…!
主人公・レントンと姉・ダイアンは映画「トレインレインスポッティング」から名付けられていたり、あのアネモネの名シーンがある回のサブタイトルが坂本龍一の「バレエ・メカニック」からとられていたり…。

思春期にこれさえ読んでおけば人生が豊かになる、間違いない1冊だと思います。

そして勿論、ただオマージュが多いから素晴らしいわけではなく、作品自体がSFでセカイ系でボーイミーツガールでジュブナイルで巨大ロボットモノで、全体的にスタイリッシュで格好よく読んでいてワクワクしっぱなし。

そういえば、1人ぐらしするときも実家から持っていった作品です…思わず久々に読み返したくなりました。

もしかして、私のクチコミをきっかけで読んでくださったのでしょうか…? いずれにせよ、『いろはにこんぺいと』読んでいただいてくらもち先生ファンとして嬉しいです、ありがとうございます! もしかしたら既知・既読かもしれませんが、『こんぺいと・は・あまい』が続編になっていますので、よろしければそちらもぜひご一読してみてください♪♪

もしかして、私のクチコミをきっかけで読んでくださったのでしょうか…? いずれにせよ、『いろはにこんぺいと』読んでいただいてくらもち先生ファンとして嬉しいです、ありがとうございます! もしかしたら既知・既読かもしれませんが、『こんぺいと・は・あまい』が続編になっていますので、よろしければそちらもぜひご一読してみてください♪♪

@せのおです( ˘ω˘ )

そうです!
著者の名前は知っていたし、他作品タイトルも見たことはあったのですがなかなか読む機会なく…。
少女漫画好きなので新地開拓です!
続編もあるんですね、天然コケッコー天然コケッコーも気になるので読んでみます〜

クチコミとか何かしらのきっかけがないと昔の少女漫画読まないんですが、これ読んでみたら面白かったです。
そして確かに真の主人公はくんちゃんだった…!
単純に二人のラブストーリーラブストーリーでなく、くんちゃん、くんちゃんのお父さん、恋敵も巻き込んだヒューマンストーリーですね!
パーマ失敗したのをみて笑った後に可愛いよって言ってくれるイケメン、泥棒を追いかけて女が塀なんて登るなよって言うイケメンなメンズ今の時代も生き残っててくれ…

戦争は女の顔をしていない戦争は女の顔をしていない

「あまりに恐ろしい戦争だ」「悲惨すぎる」「一言で言えば、ここに書かれているのはあの戦争ではない」……500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ。


ノーベル賞作家によるノンフィクションを小梅けいと小梅けいとさん、速水螺旋人速水螺旋人さんが描く作品。凄いコラボですがクオリティが高く今後も楽しみです。

◇◇◇2019年4月29日の特集◇◇◇

GWも特に予定はないスタッフでっす!
平成最後の特集は『GWに読みたい名作少女マンガ2019』!

このテーマにした理由は、2018年のGWの特集が『ゴールデンウィークに読みたいゴールデン特集!』だったので、「よっしゃ、5月の読書会のテーマ『懐かしい少女マンガ・女性マンガ』だし、このへんで少女マンガ推しとこ」という単純なもの。

マンバ読書会の詳細
http://ptix.at/ZpJzyR

本当は田村由美田村由美先生のBASARAを入れようと思ったのですが、こんなにも名作なのになんとクチコミがなく、残念ながらお蔵入りに…。

GW中は『クチコミランキング』なるイベントをやってますので、マンガを読んだら、マンバに書いてシェアしてくださいねさいね!!

『GWクチコミランキング』


 
◆◆◆特集作品◆◆◆
彼氏彼女の事情彼氏彼女の事情
動物のお医者さん動物のお医者さん
闇のパープル・アイ闇のパープル・アイ
日出処の天子日出処の天子
 
◇◇◇過去の『特集』◇◇◇
https://manba.co.jp/features

◇◇◇2019年4月22日の特集◇◇◇

先週金曜日にキングダムキングダムの映画が公開になりました:tada:
映画好きのマンバスタッフ(※キングダム未読)は公開初日に観に行き、「原作が読みたくなりました」とのこと。

マンバにはキングダム未履修のスタッフがいる一方、なんと今回の特集に選ばれたキングダムの時代を描いた『史記マンガ』4作品全て読破している史記大好きスタッフもおります。

※なおマンバのインスタアカウントでは、キングダムのプロトタイプとなった読切を収録している総集編を紹介しています!チェックしてみてね!!
https://www.instagram.com/p/Be7oKGLngpy/

というわけで!「いまメッチャ話題のキングダムファンのみなさまと秦の話題で盛り上がりてェ〜!!」ということで、今週は『史記』特集でっす。

◆◆◆特集作品◆◆◆

『キングダム』原泰久原泰久

『史記』横山光輝横山光輝

東周英雄伝東周英雄伝』鄭問/徳田隆徳田隆

『史記』久保田千太郎久保田千太郎久松文雄久松文雄

◇◇◇過去の『特集』◇◇◇
https://manba.co.jp/features