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「芥川賞を私に下さい」と選考委員の佐藤春夫に手紙を出した太宰治。中原中也と小林秀雄のある女性をめぐる三角関係。谷崎潤一郎の「細君譲渡事件」……教科書に載るような文豪たちも、実生活ではワイドショー顔負けの様々な事件を起こしていた。それらを文藝春秋創業者・菊池寛がこっそり教える漫画版文壇事件簿。漫画に描くのは、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページぐらいのマンガで読む。』シリーズで知られるドリヤス工場さん。同シリーズは、又吉直樹氏が日本テレビ系「世界一受けたい授業」で二度にわたって取り上げ、累計40万部以上になっている。今回の本には、又吉直樹氏が以下のような推薦コメントを寄せている。「面白かった!常識を超えた変態性を知ると、その作家の作品に触れたくなるのが不思議。楽しみながら、読書欲を掻き立ててくれる漫画です」(登場する文豪たち)太宰治 中原中也 川端康成 檀一雄 坂口安吾 谷崎潤一郎 宇野千代 国木田独歩 永井荷風 岡本かの子 夏目漱石 直木三十五 石川啄木 山本周五郎 志賀直哉 向田邦子 若山牧水 須賀敦子 樋口一葉 久米正雄 泉鏡花 江戸川乱歩 第島崎藤村 林芙美子 中島敦 与謝野晶子 澁澤龍彦 吉屋信子 菊池寛 芥川龍之介
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ある日、人の頭上に数字が見えるようになりました――。カメラマンの見習いアシスタントとして働く百環は33歳。趣味は写真、仕事も写真で、彼氏無し暦=年齢。同窓会でも「そんなに仕事ばっかりしてて人生楽しいの?」と言われる始末。好きなことを仕事にできて幸せだ、と割り切っていたつもりだったけど… その帰り道、交通事故に巻き込まれ意識を失う瞬間に思ったのは、恋愛と仕事への後悔で――。奇跡的に無事、意識を取り戻した百環だったが、それから人の頭上に数字のようなものが見えるようになってしまい…!? 数字が示すのはそれぞれの運命…? どんなに大人になったって迷いながら生きている。数字があなたの『トリセツ』教えます。