涙100万粒のリアル いじめがはじまるとき
SNS、階級、支配、孤独――。わたしたちの教室は、涙100万粒からできている!ネットいじめを描く、安藤なつみ「ツ・ナ・ガ・ル」。教師からのいじめを切り取った、日向きょう「31人の王国」。空気をよめない少女を描いた、三月トモコ「未完成なわたしたち」。教室内の階級差をうつしだした、吉田はるゆき「守りたいもの」。小中学生からの、あまりの大反響に編集部が驚いた「わたしたちのリアルシリーズ」!
大奥のサクラ 現代大奥女学院
血塗れの中、再会した恋人たち――。初恋の少女・サクラと『大奥』で再会した豊臣秀影は、サクラが所属する家臣団『銀狼長屋』の出資者となり、サクラをサポート。次のサクラの戦いの相手は、『大奥』序列十位の『女王蜂』。格上相手に苦戦を強いられるサクラだが――。〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラストを「電子版オマケ」として特別収録!!〉※作品の表現や演出を考慮して、電子版は一部のページを改変しております。※
関西生まれ ムチャぶり育ち
「”関西人”とは、どうやってできあがっていくのか」をテーマに、小学校3年生のカルコちゃんを通して描いていきます。両親、姉妹、近所のおじさん、学校の友達との何気ない日常生活の中に溢れる「関西イズム」。お母さんからのムチャぶり、笑いに貪欲なお姉ちゃんのしごき、ツッコみ待ちの近所の人々……暑苦しいほどのおせっかい。カルコちゃんが小学生だろうがみんな容赦しません。「こういう環境で育ったらそりゃ皆あんなふうになるよなあ」とうなづいてしまうこと間違いなし。関西人なら思わず「あるある」とうなる爆笑小ネタも満載。そのいっぽうで関西人の人情深さに目頭があつくなります。関西人が読んでも、それ以外の人が読んでも、関西に魅了される1冊。
おもいで橋 我楽多本舗
ひとりぼっちだった少女・七穂。「我楽多本舗」の主人・琥太郎とともに暮らすうちに、人々の優しさに触れ、笑顔を取り戻してきた。ところが、穏やかな日々に突然…。物の声が聞こえる少女を描くヒーリングストーリー、感動の完結編!!