水滸伝外伝 浪子燕青
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哲宗皇帝の死去により新たなる皇帝となった徽宗は、芸術・色事にしか興味のない暗君であった。政(まつりごと)の一切は官士や宦官に任せ、賄賂が横行し、不穏な世情のため皇帝は常に暗殺の危機に晒されていた。その徽宗皇帝の後宮にいる燕青。その美麗な容姿を皇帝に気に入られ、父の武勇も継ぎ、皇帝の寵愛を一身に受ける。そこに武術師範として玉麒麟の異名を持つ盧俊義が現れる。三者三様の思惑、愛憎が錯綜し、大国宋は大きく揺れてゆく…。気鋭、七重正基による「水滸伝」外伝。水滸伝の美星、燕青の新演義!