ほのぼのサイコ道場破り幼女ギャグ漫画。めちゃくちゃ且つ勢いがあってとてもいいギャグ。これは連載化してほしい!
自分にとっての小畑健先生はこれなんですよね。 初めて読んだ時、ギャグの勢い(今読むと古き良き昭和のかほりがしますが・・・)絵柄の綺麗さもあってすごい好きでした。 その後『人形草紙あやつり左近』『ヒカルの碁』そして『DEATH NOTE』と、原作つきではじめてから、本作のようなギャグが薄くシリアス寄りで、ちょっと違和感を感じてました。 最初にみたものを親と思う、刷り込みのようなものです。(全然違う) 絵は相変わらずキレイなんですけどね。 ただ、今思うと、この美しい絵柄は濃厚なストーリー漫画のほうがマッチしますね。ギャグ漫画だともったいない感じがします。 何がもったいないかは、ちょっと筆舌に尽くしがたいのですが。 さて、その内容なんですが・・・これもタイトル通りです。 農家やっているおじいちゃんがサイボーグになって、家族を巻き込んでわちゃわちゃする話です。 サイボーグなんで、ミサイルだしたり、高速で動いたり、もうなんでもあり。 内容も、孫の授業参観いったり、銭湯いったりの日常っぽいものとか、同じく発明家のライバル社礼頭(しゃれこうべ)と対決したりとか基本1話完結形式。 子供ながらに、この勢いだけのギャグ展開好きでした。 今になって再度読み返すと、そこも、もちろんいいのですが、目につくのは若い女性キャラの妖艶さ。 小畑健先生の女性って妙に色っぽいですよね。 本作も、ふんだんに登場します。 1話だけ登場する女性キャラだけでなく、学校の先生とか、特に、ばぁちゃんの若い頃。(2巻表紙になってます) すごく良くて、これだけでも読む価値のある眼福だったりします。 89年連載なのに、絵柄に全く古臭さを感じない、才能をビシビシ感じさせてくれる初期作だと思います。 余談ですが、ヤングばーちゃんは、るろうに剣心の高荷恵のデザイン上のモチーフだそうです。(るろうに剣心4巻制作秘話より) ちょっと似ているかもしれない。。。
当時学校で桂正和を読んでいるとエロいみたいな風潮があって、小学生でウブだった私は、ジャンプを買ってもこれだけは読まないように頑張っていました。 ページをめくってて本作がでてくると慌てて数ページ飛ばして違う作品に移動する。 テレビのエロシーンがでるとチャンネルを変えるようなものをイメージしてもらえれば、大体あってます。 ・・・今思うと意味不明な努力なのですが、最終的には、魅力に抗えずなんだか悪いことしているような背徳感を感じながら、影でこそこそ読んでいた思い出深い作品です。 「少年」ジャンプなのに結構際どい描写をしており、 さすが俺たちの桂正和!と神格化し、同時に、そこにしびれて憧れておりました。 さて本作の内容なのですが、タイムトラベル×SF×バトル×ラブコメといった属性で、自分としては初めてタイムトラベルものの味わい深さを実感した作品。 エロばかり強調してましたが、内容もしっかり面白いんです。 未来は、人口増加が問題で2人以上の子供をつくったら死刑になるほど深刻な状況。 そんな中、何人もの女性を虜にして1人で100人以上も子孫を残したプレイボーイのDNAをもった男がいたことが判明。 ただ、判明したときには彼はすでに死亡していた。 問題は100人以上いるという彼の子孫。 同じようにプレイボーイ気質であることは予想できたため、大元である男のもとにDNA操作をしに未来からやってきたという流れ。 その男が子供をつくるまえにDNAをいじって、プレイボーイじゃなくさせてしまおうって魂胆である。 そのプレイボーイのDNAをもった大元の男が主人公の桃生純太で、DNA操作をしに未来からやってきたのが、ヒロインの葵かりんである。 ちょっと運命入ったボーイミーツガールである。 ところが、現代の純太はプレイボーイどころか、もてない・さえない男で、かりんも不思議に思うが個人情報が対象と一致したことからDNA操作を実行する。 が、その際に使用した弾丸が実は誤ったもので、これが原因で逆に彼のプレイボーイのDNAを目覚めさせてしまったという展開。 つまり、プレイボーイをなおすために未来からやってきてDNA操作をしたから、プレイボーイができてしまったというタイムパラドックスが起きる。 基本路線はこんな感じで、プレイボーイの能力を使って女の子を虜にしたり、それが他の男の嫉妬を買ってすったもんだあったり、なぜかパワーアップ(超サイヤ人みたいになる)して、サイキック能力なんかも出てバトル展開がはじまったりと色々飽きさせない展開が続きます。 とまぁ、ここまでだったら普通の漫画なのですが、やはり桂正和は一味違います。 特に最終巻の怒涛の展開は、個人的に我が漫画史上で忘れられないほどの名シーンの連続です。 黒幕、つまりDNA操作で間違って撃ったと思ったのが、実はとある陰謀で罠にはめられただけという真実。 その陰謀とDNA操作の狙い、かりんと純太の本当の関係、そして最後、タイムトラベルにつきものの別れ・・・すべてがつながった時、えもいわれぬ感動が押し寄せます。 ネタバレになるので詳細は割愛しますが、全5巻と1日で読めると思いますので、ぜひ読んでいただきたい。 5巻だと打ち切りだったのかもしれませんが、自分はそんな風には感じず、むしろキレイに終わった作品だと思います。 逆に、人気がなかったのだとしたら隠れた名作だと言える作品です。
※ネタバレを含むクチコミです。
ハンター。貴重で入手困難なアイテムを追いかけることに生涯をかけている人たちの総称。 ゴンはハンターである父親ジンに会うために、ハンターになるための試験へ挑戦していく。 ざっくりこんな内容。 結構前にGI編まで読んだんですが、ほとんど内容を忘れてました。 めっちゃ面白かった記憶はあります。 世代問わず楽しめる作品だと思います。
母と慕う彼女は親ではない。 共に暮らす彼らは兄弟ではない。 ここはグレイス=フィールドハウス孤児院。 エマはそこに暮らす孤児だった。 同い年のノーマンとレイ、年下の兄弟たち、そしてママと幸せに暮らしていた、はずだった。 施設には、みんな12歳までには里親が決まり施設を出ていくという慣例があった。 コニーという幼い少女も、今日が施設で過ごす最後の日だった。 彼女をみんなで見送ったが、施設にコニーの大事にしているぬいぐるみが忘れ去られていた。 エマとノーマンはそれを届けに、「外」へ通じる門へと向かう。 しかしそこで見たコニーの姿は、あまりにも変わり果てたものだった。 施設とは?兄弟は?ママは?鬼とは? 少年少女たちの決死の脱出劇。 なんだこれ!?ってくらい面白い。 とにかく完成度が高い漫画だと思います。 原作者さんはかなり頭がいいし、作画担当さんはえげつない画力を持っています。 一種の芸術作品。 こんなに読んでて止まらなくなった作品は、久しぶりです。
いくらなんでも妖怪6匹棲みついてる学校ってなんだよとかおもったけどら鵺が長身ナイスバディ美女でどうでもよくなった。配信で稼いでるの今どきでいいね。 愚弟呼ばわりしてくる姉欲しすぎる…
ほのぼのサイコ道場破り幼女ギャグ漫画。めちゃくちゃ且つ勢いがあってとてもいいギャグ。これは連載化してほしい!