ヒロインの名前は玉藻ということで察しのとおりその正体は化け狐。作中で玉藻と直澄出会いの描写や、なぜ庇護しようと思ったのか描かれてるわけではないのですが、守る守る言ってただベタ惚れしてるだけやないかーい!というのにニヤニヤしてしまいました。 絵が本当に綺麗で素敵ですし、(少女マンガは現代語やタメ口使いがちですが)昔の言葉遣いも結構しっかりしてて好み。過去作も読んでみたくなりました。
定期的に読み返したくなる大切な作品。ずっと孤独だった少年が、妖怪や周囲の人々と関わりを持ち心を通わせていくことで、少しずつ成長していく物語。心が疲れてきたな…と感じた時にぜひ服用してみて下さい(…って処方箋かい!笑)
友人が面白いと言っていたので読んでみたらとても良かった漫画です。 最近の少女漫画はなかなかハマれるものが少ないので遠ざかっていたのですがこれは2巻以降も引き続き読みたいです。 設定や内容の面白さというより、ふたりの距離感が素晴らしいと思いました。一方は財政が逼迫している家の娘。一方はすべてがパーフェクトだけど親子関係が悪く用意された婚約者から逃げ独立しようとしている王子。お互いの目的のために政略結婚(まだ婚約中)するため、周囲にそれがばれないようにラブラブなふりをするんですけど、無理矢理感がないというか、ちゃんと自分たちのために頭を使って行動しているところが良いんです。 今はまだふたりのあいだに愛はないけれど嫌いあってもいないので、ギスギスしたり無駄にすれ違ったりも少ない。でも距離感が絶妙だからちゃんとドキドキもする。たぶんゆくゆくは本物の夫婦になっていくんでしょうけどその過程もしっかりじっくり描いてくれそうです。早く続きが読みたい…!
コメディとホラーとラブのバランスがしっかり良くて、この短い読み切りの中でも愛着の持てるキャラクター。 バーシルの不死の呪いだけじゃなくてバーシルとローサお互いが心に鎖を持っていてそれが緩んでいく様子がとても良いです! 可哀想なバーシル、でも冷たくて感情が読めなくてふとしたところでそれが出る。ヒロイン、ローサはコメディ(ツッコミ)担当なので明るい感じだけど彼女もふとしたところで影が見える。バーシルの影をローサがローサの影をバーシルが照らしている。いつか2人の影がきれいに晴れるところを連載で見届けたいのです!! 最後のローサを守るバーシルが最高にかっっっこいいのですよ!!そのあとも!!!キャーッてなる!! いでさやか先生の作品他も全部面白いです!
※ネタバレを含むクチコミです。
この作品は『図書館戦争』『阪急電車』『フリーター、家を買う。』などで知られる有川ひろさんのデビュー作である小説『塩の街』のコミカライズ作品です。 舞台は突如発生した「塩害」により関東の人口が3分の1にまでなってしまった日本。 一般的には塩害とは塩分の影響により農作物などに被害が生じることを言いますが、この作品における「塩害」はそれとは全く異なります。 それは、作中で描かれている街中にまるで雪のように塩が積もっていることからも分かると思います。 そんな「塩」に囲まれた東京で生きる女子高生の小笠原真奈と、彼女と共に暮らす秋庭高範の2人を描いていくのがこの作品です。 『自衛隊三部作』と呼ばれるシリーズの1作目に数えられるこの作品は、ミリタリー要素や「塩害」の正体にまつわるSF的な要素も織り交ぜつつ、真奈と秋庭の2人に訪れる数々の出会いと別れを通して変化する2人の関係性を描いていく、崩壊寸前の世界で育まれる純粋な愛の物語です。 原作を読んだことのない人はもちろんですが、"塩"の描写がビジュアライズされるだけで世界観の理解度がグッと高まるため、原作既読の人にもおススメしたい作品です! ※ ちなみにこの作品のWikipediaには「塩害」や物語全体のネタバレが書かれているので、作品を楽しみたい方はWikipediaを見る前に作品を読むようにしてください(笑) 1巻まで読了
5年前、国の守り神である"水龍"の暴走で故郷の里が水の底に沈んでしまい、だた1人の生き残りとなってしまった少女・琥珀 彼女は5年前の水龍の暴走が、水龍を操る能力を持つ唯一の存在である次期皇帝・水晶(みあき)によるものと考え、復讐をするために女官として彼に近づきます しかし、水晶に接近した際に琥珀が問い詰めると、彼もその事件の真実を知りたいと思っていたと言い、共に真相を追うために琥珀に「妃にならないか」と提案します。 こうして"偽りの夫婦"になった2人が5年前の真実を追いながら心の距離を近づけていく様子が描かれていく、ミステリーとラブロマンスの両方が楽しめる中華ファンタジーです。 1巻まで読了
両親をなくした兄弟が、学園を運営する人のもとで育てられながら代わりに学校内のベビーシッター部でお兄さんが働くーーという話なのですが物語が進むにつれてどんどんいい人が増えて初期のつらい設定は薄れていきます。それよりも出てくる子供と高校生がかわいい。絵柄のキュートさも相まってどのエピソードも心がほわほわします。難しいことは考えたくない。とにかく疲れて、頭と目にかわいいものを補給したいときに読みましょう。
TVアニメを見て漫画も読み始めました。 妖がみえる夏目と、用心棒のニャンコ先生が、祖母の友人帳の名前を返すというストーリー。「俺には宝物がいっぱいで、それは最近、俺を弱くしてしまうほど。」というセリフが印象に残ります。
面白かったしすごい完成度だった!けど肝心のヴィオラがニコを惚れさせたところあんまり良くわかんなかったかな・・・。けどなんかそれがどうでもいいと思えるほど「面白い漫画オーラ(※よくわかんないけどこの漫画面白そうと思わせるオーラ)」があるので麦畑茶々子先生の次回作に期待してます。
ヒロインの名前は玉藻ということで察しのとおりその正体は化け狐。作中で玉藻と直澄出会いの描写や、なぜ庇護しようと思ったのか描かれてるわけではないのですが、守る守る言ってただベタ惚れしてるだけやないかーい!というのにニヤニヤしてしまいました。 絵が本当に綺麗で素敵ですし、(少女マンガは現代語やタメ口使いがちですが)昔の言葉遣いも結構しっかりしてて好み。過去作も読んでみたくなりました。